フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月16日(火) 晴れ

2017-05-17 12:39:57 | Weblog

8時半、起床。

トースト(+ジャム)、サラダ(炒り卵)、紅茶の朝食。

朝食を食べながら、今日の『ひよっこ』を録画で観る。テーマソングが流れる部分も早送りせずに、食卓の準備をしながら聴いている。サザンオールスターズの歌う「若い広場」。一日の始まりに聴くにはいい歌だ。

昼から大学へ。

3限は院生の研究指導。今日はドクターで助手のOさんの発表を聞く。

昼食はコンビニおにぎり3個。鮭、昆布、梅。やっぱりこの基本形がいい。

4限にKYさんのゼミ論の個別指導。

差し入れにワッフルをいただいたいので、お茶を淹れる。

KYさんが取り組もうとしているテーマは、これまでのゼミ論にもあるので、参照するべく過去のゼミ論集をテーブルに置く。

「わっ、ゼミ論集って毎年違う色なんですね!」とKYさんがびっくりしたように言ったので、こっちがびっくりする。知らなかったのか。

「虹をイメージされているんですね。私たち(8期生)は紫になりますね!」

「いや、とくに虹をイメージしているわけではないけどね。君たちで8冊目になるけど、その後もまだ出るし・・・」(定年までフルにゼミを担当すれば15冊まで行く計算である)。」

 「そしたらまた赤に戻ればいいんじゃないですか」

「う~ん、同じ色は使いたくないからなあ」

「私たちのはかわいい色にしてください」

「かわいい色って?」

「やさしいレモン色とか」

「やさしいレモン色ね・・・。参考意見として聞いておきます。それよりもまずは中身です。しっかりしたゼミ論を書いて下さいね」

5限は演習「現代人と社交」。

演習では一冊のテキスト(いま使っているのは山崎正和『社交する人間』)を毎週1章ずつ取り上げてディスカッション(教室全体でのディスカッションのと小グループに分かれてのディスカッションの二本立て)をしている。こういうやり方の場合、演習のレベルは受講生一人一人がどれだけちゃんとテキストを読み込んで教室にやってくるかにかかっている。しかし、人数が多くなると、テキストを読んでいかなくても、あるいさらりと読んだだけで、なんとかなると勘違いする学生が出てくる。受講生40人の演習というものが(一定の水準を維持して)成立するためには、しっかりテストを読み込んで授業に出てくる学生が半数を下回らないことが条件である。具体的には4人の小グループに分かれてディスカッションをした場合、しっかりテキストを読み込んできた学生が2人いれば、その2人の間でディスカッションが成立するから。

しっかりテキストを読み込んでくるというのは具体的にどうすることか。この演習は火曜日であるが、水曜日から金曜日くらいに来週の演習で取り上げる章に「一度」目を通す。細かい部分は気にせず、とにかく全体に目を通す。「だいたいこんなことが書いてある」という理解でいい。そして週末に「もう一度」目を通す。今度はじっくり読む。考えながら読む。ときどき立ち止まりながら読む。立ち止まって考えたことを、本の欄外やノートにメモしながら読む。この「読む」→「考える」→「書く」→「読む」・・・・という循環のシステム(習慣)を自分の中に作り上げること。これが「(学術的な)本を読む」という行為である。そして、メモをもとにして、授業の前日の夜までに、BBSに予習的な書き込み(テキストを読んで考えたこと)をする。このとき、読んでわかったと思っても、いざ、書いてみると、十分にわかっていなことに気づくだろう。読んで考えたことは書くことによって可視化され、より明晰なものになるはずである。

演習という授業は演習に出てくるための準備の段階がとても大切だということである。手ぶらで(ちゃんと準備をしないで)教室にやってきても、得るものは少ない。

7時半過ぎに帰宅。

夕食は麻婆茄子。

豆腐と納豆、松前漬け、サラダ、ワカメスープ、ご飯。

デザートはメロン。

私がブログを書いている間も、野良猫のナツは私の足元で(ときに膝の上で)寝ている。

 

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