goo

九条のうた。その4。

 
 私は憲法九条の戦争放棄の精神が、日本を救うことになる可能性はあると思います。それは過去老子先生がおっしゃったように、陰と陽のバランスから、軍隊を持つこと自体が、その国の存続をあやうくすることがあるからです。
 力で他を制すという因子は、同時に力で自分自身を滅ぼすという因子を同時に生成するからです。
 ただ抑止力としての武器は軍事連合は当然必要です。それすら不要という人はチベットの話を知ってから、それでも抑止力は不要といえるかお聞きしたいです。


 そして憲法九条が日本を救うためには、大きな大きな大前提がありまして、それは日本人の多くが「お花畑」という脳から脱皮すること。ということであります。
 現在「お花畑脳」は日本を滅亡させる大きな因子になっているように思います。世の中にある汚いもの、裏切るもの、奪うもの、傷つけるものという人間の魔性に対して「見たくない」と目に蓋をすることで、逆に私達自信が、その「汚いもの、裏切るもの、奪うもの、傷つけるもの」という魔性に滅ぼされる因子が日本を覆い始めているように思います。


 このブログを読まれている方の多くは、第二次大戦後チベットが中国共産党にどういう侵略を受けたかをご存知であろうと思います。やはりそれはとても残酷な話です。日本人は特にこういう残酷な話を人前で話すことは憚られます。


 しかしその遠慮こそが、日本中にお花畑を蔓延させた一番の理由でした。
 そう。いつもヨメは言います。自分たちの子供を戦場に送りたくない。と。これは多くの日本人(特に女性)が思うことです。そしてそれは母親として当然でありましょう。
 子供のころから繰り返して教えられた太平洋戦争の悲劇を、もう繰り返さないということの教訓としては正しいでしょう。
 しかし逆に、侵略される民族のことは全く知りません。ついこの間、お隣の大陸で、日本人とそっくりで、日本人と同じように平和を愛する民族が、とてもとても残酷な方法で、民族自体が抹殺されようとしています。
 マスコミは中共の圧力がありますから、当然このことはタブーです。
 そして我々国民も、あまりにも残酷な話であるので、人にこの話を言うことはとても憚られます。


 このようにして、日本中にお花畑の人たちが増殖し、日本自体が存続が危ない状況になり始めているように思います。





 私はヨメにチベットの話をしました。ヨメは涙ぐんで目が真っ赤でした。彼女は小さいころから朝日新聞に囲まれて育ち、平和に関する本もたくさん読んだ勉強家さんであったことだと思いますが、チベットが受けた侵略のことは「全く」「全~く」本当に「全然」知らなかったのでした。


「知らなかったわ。全然」

ヨメはそう言いました。

「どうすれば、チベットは侵略を受けなくて済んだのだろう」

「わからないわ。」

「もしチベットが解放軍に拮抗する軍事力を持っていたら、侵略されていた可能性は低いだろうね。解放軍が800万人に対してチベット軍は8000人。解放軍はソ連から譲り受けた日本軍の武器を山ほど持っていたのに対し、チベット軍は火縄銃程度の武装レベルだった。実はチベットは中国からの侵攻をそれ以前から何回も受けていて、軍備を増強すべきという話はあったんだよ。しかし、結局それは行われなかった。財政が苦しいという理由もあったけど、やはり武装することに、チベットの人たちはあまり好意的ではなかったんだろうね。あなたも日本が抑止力のために武装を強化するのは反対だろ。」

「そうね。軍備を増やすのは絶対反対よ。だってそれは人を殺すためのものでしょ。」

「当時のチベットの人たちもそう考えていたのかもしれない。とにかく結局火縄銃で100分の一の兵力で解放軍と戦わなければならなかった」

「どうして話し合いで解決できなかったの?」

「チベット政府は当然考えて、北京に二人の使者を送った。しかしその二人がチベットの外交権と防衛権を放棄した文書に署名した。とされた。実際その文書も署名も偽物とされているけど、中共はそれを公開しなかったけどね。これを名目に中共は更にチベットに侵攻することとなった」

「国連とかは何にもしなかったの?」

「中共のチベット侵略について国連で取り上げる動きも当然あった。しかし1950年、国連総会で「チベットに対する侵略を非難し、国連総会がとるべき措置を研究する委員会を設置する」が決議される直前に、それまでチベットの数少ない理解者であったイギリスとインドが手のひらを返してしまい、結局この決議はお蔵入りになってしまった。
世界中はこうしてチベット人が残酷に殺されて、民族の尊い文化が蹂躙されるのを、見てみぬふりをすることになった。」

「ひどい。国連なのに。」

「国連とは常任理事国というヤクザの親分どうしの分け前会議のことだよ。常任理事国の中共が反対するような決議は決して採択されることはない。」

「・・・(おどろき)」

「チベットはイギリスなど一部の国以外は事実上鎖国していた。どの国とも同盟を結ぶことはなく、どの強国の派閥にも入らなかった。だってチベットは山奥だし聖地以外なにも産業もない小さな国だから。そう。チベットは第二次大戦の時もどちらの国にもつかない中立を保ったんだよ。だけどスイスと違うのは、スイスは武装中立。チベットは非武装中立。」

「武装しないで国を守ることはできないのかしら。きちんと話せばわかるんじゃないの。」

「私達日本人は戦後、汚いもの、裏切るもの、傷つけるもの、奪うもの、壊すもの、そいういう人間の中にある魔物の性質に目に蓋をしていた。あなたの言うように話せばわかる人もたくさんいるだろう。しかし人間の中には魔物も住んでいることを忘れちゃいけない。
私達日本人は、あまりにも無菌で温室の中で育ち平和に暮したために、今は肥え太ったその魔物のご馳走になっているように思えるよ。特にあなたたち日本の女性と、日本の子供たち。」

「・・・(無言)」

「チベットは国を守るために、自衛の武装をもっときちんとするべきだったし、あるいは強国と軍事同盟を結ぶべきだった。そうだろ?」

「・・・そうね。仕方ないわね。」

「だけど、日本は抑止力の軍備も、抑止力の同盟もダメなんだろ?」

「そうよ。だめよ。日本が軍備を持つことは。」

「だけど、チベットは仕方ないんだよね。」

「仕方ないわ。」

「でも、日本はダメなんだよね。」

「ダメよ。」

「チベットの子供も日本の子供も、守らなきゃいけないのは同じだよね。」

「同じよ。」

「じゃあ、どうして日本が中共への抑止力を持つことはダメなの?」

「あら、本当。どうしてダメなのかしら。でもダメよ。」



 私は今までタブー視されていた、人間の魔性についても、はっきり日本の国民が知るべき時期だると思います。無菌培養の温室装置を停止させる時期であると思います。



==========
以下に『中国はいかにチベットを侵略したか』から引用しよう。
「妻、娘、尼僧たちは繰り返し強姦されまくった。特に尊敬されている僧たちは狙いうちにされ、尼僧と性交を強いられたりもした。ある僧院は馬小屋にされ、僧たちはそこに連行されてきた売春婦との性交を強いられた。拒否した僧のあるものは腕を叩き切られ、「仏陀に腕を返してもらえ」と嘲笑された。大勢のチベット人は、手足を切断され、首を切り落とされ、焼かれ、熱湯を浴びせられ、馬や車で引きずり殺されていった。アムドでは高僧たちが散々殴打されて穴に放り込まれ、村人はそのうえに小便をかけるように命じられた。さらに高僧たちは「霊力で穴から飛び上がって見せろ」と中共兵に嘲られ、挙句に全員射殺された。おびえる子供たちの目の前で両親は頭をぶち抜かれ、大勢の少年少女が家から追われて中共の学校や孤児院に強制収容されていった。
 貴重な仏像は冒涜され、その場で叩き壊されたり、中国本土へ持ち去られていったりした。経典類はトイレットペーパーにされた。僧院は馬や豚小屋にされるか、リタン僧院のように跡形もなく破壊されてしまった。リタン省長は村人の見守る中で拷問され、射殺された。何千人もの村民は強制労働に駆り出されそのまま行方不明になっていった。僧院長たちは自分の糞便をむりやり食わされ、「仏陀はどうしたんだ?」と中共兵に嘲られた」

(略)
以下はダライラマ法王が難民からの報告をもとにまとめたものである。
「彼らは銃殺されたばかりでなく、死ぬまで鞭打たれたり、はりつけにされたり、生きながら焼かれた。溺死させられたり、生きたまま解剖されたり、餓死されたものもあった。絞め殺されたり、首をつって殺されたり、熱湯によるやけどで殺された。また、あるものは生き埋めにされたり、はらわたを取り除かれたり、首をきられたりして殺された。こうした殺人行為はいずれも公衆の面前でなされた。村人たちはそれを見物するように強制された。自分の家族のものが強制されて見ているその目の前で、ゆっくりと殺されていったのである。さらに小さな子供たちは、その両親を射殺するように強制された」

http://dadao.kt.fc2.com/fanzui03.htm
==========


 私は日本のお母さんたちはみな上記のことを知って欲しいです。残虐な事実を目をそむけて自分自身を無菌培養とし、子供たちを無菌培養している、日本のお母さんたちに知って欲しいです。
 これを知った上で、安保法制を戦争法案と正反対のレッテルをはって反対するならそれでいいです。どうすることが自分たちの娘や子供たちに平和の状態を引き継げるかを、目が覚めた状態で自分の心で考えて欲しいです。子供たちを守ろうと叫びながら、子供たちを一番の危機にさらそうとしている愚かさはもう停止して欲しいです。





























つづく



おひさま、ありがとうございます。


本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。
下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 24 ) | Trackback ( 0 )

九条のうた。その3。


 私達日本人の九条に対する考えはとても複雑です。
それは
「日本人が元々持っている平和という素養」
「太平洋戦争で国が消滅する寸前までいったというトラウマ」
「戦後GHQが行った日本人を骨抜きにする政策」
が複雑に入り乱れているからです。


 本来日本があるべき姿は単純であります。それは老子先生がおっしゃったことであります。

==========
雖有甲兵、無所陳之。

(第80章より抜粋)
==========

 軍備を所有していたも、使うことがない。
 つまり抑止力として自衛の武器は国内に装備しておく必要はある。常に最悪を想定して備えることは国を任されたものの義務でありますから。しかしその武器は抑止力としての効果以上は使わないでいることが理想である。
ということです。


 私達の心には、「善き心」と「悪しき心」が常にせめぎ合っています。これと同じように人間の社会も「善き人」と「悪しき人」が常にせめぎ合っています。もちろん今悪人であっても、将来挫折という環境から立ち直る過程で改心し善人と代わることはありますし、逆に善人であっても、人生の魅力的な誘惑に堕ちて悪人に代わることもいつでも起こりうることでありましょう。


 国際政治においても、やはり自国を侵略する国(=悪しき国)があらわれることは、いつの時代でもどの国においても起こりうることです。このため国を守るために抑止力としての軍備は、やはり必要なのです。
 この抑止力については私達はチベットから多くを学ぶことができます。




 しかし同時に老子先生は軍隊もまた、国を滅ぼすリスクを持つと仰っております。
==========
大軍之後、必有凶年

(第30章より抜粋)
==========

 日清・日露・満州事変と負け知らずであった日本の軍隊は止まることができませんでした。そしてその結果日本が滅亡一歩手前まで行ってしまいました。
 日本人が大陸へ大陸へと侵略を進めていった時に、昭和天皇はそれぞれどのようにしてそれを食い止めようとされていたかを知ることが、反日売国ではない、本当の「九条の精神」を発見できると思います。



つづく



おひさま、ありがとうございます。


本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。
下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

九条のうた。その2。


 昭和天皇は「日本は戦争を放棄すべきである」と仰られましたが、日本は無防備のままが良い。とお考えになっていたわけではありません。


==========
「日本の安全保障を図る為には、アングロサクソンの代表者である米国が其のイニシアチブを執ることを要するのでありまして、此の為元帥の御支援を期待して居ります」
(豊下『昭和天皇・マッカーサー会見』)

http://dot.asahi.com/wa/2013052700002.html
==========


 アングロサクソンとは英米のことであります。日本は英米と安全保障同盟を結ぶことが、実は日本にとって重要なことでると昭和天皇がお考えになっていたことがわかります。
 しかし、これは日本がアメリカとの戦争に敗けたから、アメリカの言うことを聞きますから、その代わり守ってください。という意味ではないのです。



 もともと明治天皇以降のご皇室は英米との繋がりを深くもっって助けられておりました。
 たとえば日露戦争の時です。これも本当は大義のない戦争であったと私は考えております。日露戦争開戦の勅の直後に明治天皇が詠まれた
「よもの海みなはらからと思う世に など波風のたちさわぐらむ」
とは、日本が外国の地に兵を送らざるを得ないことへの、無念のお気持ちを表していおります。
 そして「国際紛争の解決手段として軍事力を行使しない」という九条の憲法は、明治天皇からの代々の天皇の「よもの海みなはらからと思う世に」というお気持ちそのものであると思います。


 九条については多くの国民が誤解しているように思います。
 まず左翼の一部の方が唱えている九条とは、日本が侵略者に対して無防備であるべきだと誘導しているように見えます。これは歴代の天皇のお気持ちとは全く異なるものでありましょう。
 しかし右翼の一部の方が唱えている九条を改憲して国際紛争解決として軍事力を行使できるようにすべし、という議論もまた歴代の天皇のお気持ちとはかけ離れているように思います。
 現在の私達の課題とは、日本人は右と左の論争の中で、右でもない左でもない真ん中の道に近づくための、険しい道程ではないかと思います。


 さて日露戦争の頃に戻ります。明治天皇にとっては不本意な戦争でありましたが、これに負けると日本が滅びることになる可能性が高いです。相手は世界の大国ロシアでありましたから。
 ここで日本を助けたのが英米でした。正確には英国王室と英米のユダヤ国際資本であると私は考えます。


 英国は日英同盟を締結し、軍事的に日本をバックアップしました。
 また英米ユダヤ国際資本は貧乏国であった日本に巨額の戦争資金を準備してくれました。
 そして最後にアメリカのルーズベルト大統領が、日本とロシアの間にたって講和の中をとりもってくれました。


 本来なら敗けて当然のロシアとの戦争ですが、英米王室と彼らを支える英米ユダヤ国際資本により、日本はロシアに勝利することができたと言えます。英国王室とそのバックの国際金融資本が明治天皇を助けたというように私には思えます。


 国際ユダヤときくと、彼らは自分たちの金儲けのために日本を利用した。という人がおります。もちろん「お金」とは彼らにとって一番重要なことであるのは間違いありませんが、しかし英国王室が明治天皇と結びつきを深められていたのは、単純にそれだけとは思えないのです。


英国にはガーター勲章というイングランド最高勲章があります。
==========
ガーター勲章の外国人への叙勲は、原則としてキリスト教徒であるヨーロッパの君主制国家の君主に限られており、ヨーロッパ以外の国の君主や非キリスト教徒の君主に対しては、その国がイギリスと特別な関係にあり、政策上特別な事情がある場合に限り例外的に贈られている。また、共和制国家の元首に対して贈られた例はない。
(Wikipedia「ガーター勲章」より)
==========

 この英国の栄誉ある勲章は、明治天皇から今上天皇にいたる歴代の日本の天皇に与えられております。特に昭和天皇にいたっては、第二次大戦により一度勲章は剥奪されましたが、戦後再び復活されております。

==========
一度剥奪されて名誉回復を果たした外国君主は騎士団600年の歴史の中でも昭和天皇のみである。
(Wikipedia「ガーター勲章」より)
==========


 日本のご皇室と英国王室の繋がりの深さについては、ともに両家が世界最古の王室の一つであるということだけではないように思います。私の好きなトンデモ妄想の一つでもある、「大和朝廷は古代イスラエル王朝の末裔失われた支族である」に関係あるように思うのです。エリザベス女王が1975年に来日された時に、わざわざ伊勢神宮に御参りされたこととも関係があるような、ないような、と妄想が膨らみます。なんちゃって~。


 さて閑話休題。
 時は昭和天皇の御世となり、日本中が何か狂気に取り憑かれたように「バスに乗り遅れるな」というスローガンのもと、ドイツとの結びつきを強めるなか、昭和天皇だけは常に「英国と米国とに距離を開けてはならない」「ドイツと近づくことで英米を敵にするようなことはあってはならない」という意志を発し続けられますが、日本の国民とマスコミと軍部は、ドイツに肩入れし、アメリカを仮想敵国として敵視していくようになります。


つづく



おひさま、ありがとうございます。


本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。
下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

九条のうた。その1。

 
 第二次大戦が終わりました。日本の敗戦=ポツダム宣言受諾を受け入れるという玉音が国中に流されました。


 アメリカを中心とする連合国に占領されていた日本でありますが、再び独立した国となるにあたり、新しい憲法が必要となります。時の首相であった幣原喜重郎は、日本の新しい憲法には「軍事力と戦争を放棄する」とうたうべきと考えます。

==========
昭和三十九年二月
幣原先生から聴取した戦争放棄条項等の生まれた事情について(平野三郎氏記)

私が幣原先生から憲法についてのお話を伺ったのは、昭和二十六年二月下旬のことである。
(略)
問   そうしますと憲法は先生の独自の御判断で出来たものですか。一般に信じられているところは、マッカーサー元帥の命令の結果ということになっています。

答   そのことは此処だけの話にしておいて貰わねばならないが、(略)僕には天皇制を維持するという重大な使命があった。(略)幸いマッカーサーは天皇制を維持する気持ちをもっていた。本国からもその線の命令があり、アメリカの肚は決まっていた。所がアメリカにとって厄介な問題があった。それは豪州やニュージーランドなどが、天皇の問題に関してはソ連に同調する気配を示したことである。これらの国々は日本を極度に恐れていた。日本が再軍備したら大変である。戦争中の日本軍の行動はあまりにも彼らの心胆を寒からしめたから無理もないことであった。日本人は天皇のためなら平気で死んでいく。殊に彼らに与えていた印象は、天皇と戦争の不可分とも言うべき関係であった。これらの国々はソ連への同調によって、対日理事会の評決ではアメリカは孤立する恐れがあった。この情勢の中で、天皇の人間化と戦争放棄を同時に提案することを僕は考えた訳である。豪州その他の国々は日本の再軍備化を恐れるのであって、天皇制そのものを問題にしている訳ではない。故に戦争が放棄された上で、単に名目的に天皇が存続するだけなら、戦争の権化としての天皇は消滅するから、彼らの対象とする天皇制は廃止されたと同然である。もともとアメリカ側である豪州その他の諸国は、この案ならばアメリカと歩調を揃え、逆にソ連を孤立させることができる。
この構想は天皇制を存続すると共に第九条を実現する言わば一石二鳥の名案である。もっとも天皇制存即と言ってもシムボルということになった訳だが、僕はもともと天皇はそうあるべきものと思っていた。元来天皇は権力の座になかったのであり、またなかったからこそ続いていたのだ。もし天皇が権力をもったら、何かの失政があった場合、当然責任問題が起って倒れる。世襲制度である以上、常に偉人ばかりとは限らない。日の丸は日本の象徴であるが、天皇は日の丸の旗を維持する神主のようなものであって、むしろそれが天皇本来の昔に戻ったものであり、その方が天皇のためにも日本のためにも良いと僕は思う。 
(略)
そこで僕はマッカーサーに進言し、命令として出してもらうように決心したのだが、これは実に重大なことであって、一歩誤れば首相自らが国体と祖国の命運を売り渡す国賊行為
の汚名を覚悟しなければならぬ。
(略)
それは昭和二一年の一月二四日である。その日僕は元帥と二人きりで長い時間話し込んだ。すべてはそこで決まった訳だ。
(略)
僕としても軍人である彼が直ぐには賛成しまいと思ったので、その意味のことを初めに言ったが、賢明な元帥は最後には非常に理解して感激した面持ちで僕に握手した程であった。

http://kenpou2010.web.fc2.com/15-1.hiranobunnsyo.html

==========


 幣原首相はとにかく日本の国体の基盤である皇室制度は死守しなければならないと考えていました。もし日本からの憲法草案が中途半端なものであれば、連合国側の極東委員会は昭和天皇を戦争裁判にかけられることは充分予想できました。
もし昭和天皇が極東委員会の裁判にかけられましたら、最悪の場合、処刑されるかもしれませんし、そのうえ日本の国体の基盤が破壊される可能性もありました。(日本の共和国化)


 ここで幣原首相はウルトラCとして日本が軍備を放棄することによってご皇室をお守りしようとしたわけです。
マッカーサ元帥も、何とかして昭和天皇をお守りしたいと考えておりましたから、この幣原案は両者の間で成立いたしました。

 私達は九条は「戦勝国アメリカから押し付けられた憲法」と認識しておりますが、実は昭和天皇と皇室をお守りしたいという人たちの知恵によって生まれたものでした。


 さてこの九条は、昭和天皇とご皇室をお守りするために生まれたわけですが、それはその後、鏡のように反射して国民そのものを守ることになりました。
 この九条があるおかげで、終戦直後に始まった朝鮮戦争にも、そのあとの泥沼のベトナム戦争にも、日本人は兵隊して戦地に赴くことはありませんでした。


 もし現代においても日本人の6割がお花畑の眠った脳から目が覚めることができれば、この九条が再び日本を守る可能性はとても高いと思います。
 今のままでは眠った洗脳状態ですから、日本を破壊したいという人たちの笛に「キュージョー、キュージョー」と、踊らされているだけでありますが。



==========
官報 昭和21年3月6日発行(号外)

昨五日内閣総理大臣ヲ宮中に召サレ
勅語ヲ下賜セラレタリ

日本国民ガ正義ノ自覚ニ依リテ
進ンデ戦争ヲ抛棄シテ

国民ノ總意ヲ基調トシ
憲法ニ根本的ノ改正ヲ加ヘ
政府当局其レ克ク
朕ノ 意ヲ體シ必ズ此ノ目的ヲ
達成セムコトヲ期セヨ
==========


 実は明治天皇以降、おそらく大正天皇も、そして昭和天皇ご自身は、一貫して大日本帝国軍が「国益を守るため」という口実名目で大陸や東南アジアに侵出することを反対されておりました。


 したがってこの「日本国民ガ正義ノ自覚ニ依リテ進ンデ戦争ヲ抛棄シテ」という御言葉こそ、歴代の天皇のお気持ちであったと言えるのではないでしょうか。


 全ては陰と陽の両面を持ちます。この憲法九条もまた、陰と陽の両面を持つように思えます。



つづく



おひさま、ありがとうございます。


本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。
下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )

民間防衛。その5。

さあ、いよいよこの本も最後にさしかかったよ。あとがきを読むね。大切なことが書いてあるよ。


「これまで読者の前に、起こり得る戦争の姿、考えられる戦いの幾つかの様相を、次々と展開して、警告を発してきたのは、われわれが場合によっては耐え忍ばなければならなくなる現実に、われわれ一人一人が慣れておくためである。前もって充分に警告されていれば、われわれに襲いかかる可能性のある厳しい試練の重みに、われわれが押しつぶされてしまう危険は、それだけ少なくなるだろう」


つまりどんな危険であっても最悪を想定することが大切だということが書かれてあるね。


「われわれは、また、平和時に先見の明を欠くことの危険についても考えてみた。平和だからといって充分な用意を怠っていたならば、不意に動乱に巻き込まれたとき、われわれは、楽観主義に対して警戒的にならざるを得ない。


私達のまわり大人たちの中には日本は絶対に侵略を受けないと、信じこんでいる人がいるかもしれないね。自分たちが侵略さえしなければ、侵略されることは絶対にないと、楽観的に信じ込んでいる人がいれば、あぶないよ。根拠のない楽観主義は危険だとこのスイスの「民間防衛」は伝えているね。


「楽観主義を信じすぎると、結果的には、何らの防衛手段も持たないまま、侵略者の手にゆだねられてしまうことになりかねないからである。」


私達の国は誰が守るか、みんな一度は考えたことはあるよね。考えたことある人「は~い」。そうだね。じゃあ聞くよ。
日本は日本の国だけで守るべきだと思う人「は~い」。そうだね。その人たちは、この「民間防衛」のスイスと同じ考え方だね。どの国の戦争にも巻き込まれない代わりに、侵略が起きても自分たちで防衛するって決めた国だね。
スイスの人たちに見習わなければならないのは、国の平和というのは、とても高い代償を払って国民一人一人が努力しなければならない。ということだと思うよ。スイスは徴兵制といって、誰でも一度は兵隊になって訓練を受けるんだよ。そしてどの家にも小銃があるんだって。誰にも助けてもらわないで、自分たちで侵略を防ぐというのはそういうことだね。


じゃあ次に、日本はアメリカに守ってもらった方がいいと思う人。「は~い」。そうだね。じゃあ、その人たちに聞くけど、アメリカが日本を守ってくれている最中のときに、日本はそのアメリカを守った方がいいかな。
アメリカが日本を身を呈して守ってくれるなら、当然その時は日本もそのアメリカを守った方がいいと思う人「は~い」。そうだね。それは私達の普通の社会として置き換えれば当たり前のことだね。

ではアメリカが日本を命がけで守っていても、日本は見て見ぬふりして助けない方がいいと思う人「は~い」。おや誰もいないね。そうだね。自分は汗をかきたくないけど、あんたが私を守ってよ。なんてことはどの世界でも通らないよね。
もしアメリカのために命をかけるのが嫌だっていうなら、それならスイスと同じ、誰も助けない、誰からも助けられなくていい。という永世中立国になるしかないよね。

じゃあ最後の選択肢だよ。日本は誰も守らなくていいと思う人「は~い」。あれ?誰もいないね。良かった。そうだね。
みんな家を留守にするときは鍵をかけるもんね。無防備だから誰も侵略して来ないということは、この世界には残念ながら存在しないからね。お花の世界は夢の世界であるけれど、現実の厳しさの中に私達は生きているからね。

もし日本は無防備のままでいい、という人がいたならば、その人は日本の象徴である国旗を大切にしている人かどうか調べてみるとおもしろいかもしれないね。ひょっとしたら日本の国旗ではなくて、全体主義の赤い旗を振っている人たちかもしれないよ。


「健全な現実主義によって、われわれは、戦争の見通しについては、最悪の事態を予想しておいたほうがいいことを知っている。そこでわれわれは、みずからの身を守るために必要な、欠くべからざる処置をとるのである。それはまた、われわれの後に続く子孫のためでるのだ。」


毎年8月になると私達は過去の戦争のことを思います。もう二度とこの国の人たちが戦争で亡くなることがあってはいけないと思います。
そのためには、このスイスの「民間防衛」にあるように、日本が戦争に巻き込まれる最悪の想定をしておかなければならないですね。


以上です。おしまい。



おひさま、ありがとうございます。


本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。
下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 15 ) | Trackback ( 0 )

民間防衛。その4。

スイス政府がそれぞれのおうちに配ったこの「民間防衛」という本では、侵略者というのは、インテリ層から美辞麗句で、人々が自分たちの国を守らないように、無防備にするように、気付かれないようにこっそりと少しずつ浸透していくって書いてあったね。こわいね。


その相手の国についての本性は「全体主義」だと書かれてあるよ。「全体主義」とは「民主主義」の正反対の政府のことだよ。一党独裁ともいわれるね。実際スイスが侵略と戦ったのは「ナチスドイツ」とか「ソ連共産党」であったといわれているのだけど、どちらも一党独裁政治だね。

この本には、もしスイスが内部分裂をしていたら、スイスが「全体主義国家」に侵略されてしまう様子が細かくかかれているよ。もし私達の日本も、「リベラル風売国主義」と「実直な愛国主義」に分裂することになれば、「全体主義国家」に簡単に侵略されるかもしれないね。こわいね。
もし日本の近くに、一党独裁の「全体主義国家」があらわれたら気をつけた方がいいね。政府に異論を唱える人が大量に逮捕されて拷問されるような国があらわれたら気をつけないと行けないね。人権弁護士が大量に逮捕されるような国家がいまでもあるのかどうか、お母さんや園長先生に聞いてみるといいかもしれないね。
さあ、つづきを読むよお。


「裏切り者にまかせられた宣伝省は、あらゆる手段を用いて、われわれに対し、われわれが間違っていたことを呑み込ませようと試みる。」

まず侵略者は国民が反撃しないように洗脳を行うと書いてあるね。どういうことかというと、宣伝省はマスコミを通じて「国を愛する」とか「国を守る」とか「国のシンボルである国旗」を否定するんだよ。


「歴史の教科書の改作の作業も勧められる。(略)多くの国家機関は、あらゆる方法で青少年が新体制に参加するようにそそのかすことに努める。
彼らを、家庭や教会や、民族的伝統からできるだけ早く引き離す必要があるのだ。(略)学校では、あらゆる宗教教育が禁止され、精神的な価値を示唆することは一切ご法度になる。」

全体主義とは人々がロボットにするという主義なんだよ。だから人々が精神的価値を自分自身で持っていることが一番困るんだ。
私達はね、困っている人を見たら助けてあげたい。という気持ちを誰でも持っているよね。これは良心と呼ばれるよ。でもね、全体主義はこれを壊して人々をロボットように、政府に従順な人民を作り出す制度なんだよ。個人の良心よりも、全体主義国家の命令が最優先されるように、人民を作り変えなければならないんだよ。こわいね。

そのためには人々の精神の拠り所を破壊しなければならないんだ。宗教もそうだし民族的な伝統もそうだよ。
日本だったら何かな?日本的なもので、日本人の拠り所になっているものだね。日本は世界で唯一つ二千年以上一つの国家が続いている国だけど、全体主義者からすると、そういうものを真っ先に破壊することが、日本人をロボットにするために一番必要なことだと言えるね。

みんなの周りの大人たちはどうかな?日本人の心の拠り所を大切にしているかな? あるいは否定したり壊そうとしている人はいないかな? 日本の太陽の国旗もまた大切な心の拠り所だよね。まさかこの日本人そのもののシンボルを否定する大人なんていないと思うけど、もしいたらその人達はインテリ売国主義に感染しちゃった人かもしれないね。全体主義の赤い旗に感染しちゃっている人かもしれないね。こわね。


「占領軍の法定で、劇的な説明が行われている。二人の青年作家と一人の新聞記者たちが、国家の安全と利益に対し害を与えた疑いで起訴された。(略)
これらのインテリは、占領前においては最も進歩的なグループに属し、「新体制」への統合をもっぱら主張していたのである。(略)日ならずして彼らは、自分たち残されている自由なるものは、目を閉じて全体主義イデオロギーに奉仕することだけである、ということを知った。」


リベラルというのは本来は自由という意味だよ。体制に縛られないで自由に発言したり行動できるということだよ。でもそれは、全体主義者からすると、相手の国を破壊するのに利用しやすかっただけなんだね。だから自分たちが侵略を完成してしまうと、リベラル主義者をどんどん捕まえて牢屋に入れてしまうか死刑にしてしまうんだって書いてあるね。
全体主義国家の中ではリベラル主義者が与えられた自由は、自分がロボットになる自由しかないということだね。こわいね。


==========
内モンゴルが中国の手に落ちた時、最初に粛清されたのは親中派の人達だったという話が印象的だった。

中山なりあき 2013年3月30日 22:05 twitterより
==========



つづく



おひさま、ありがとうございます。


本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。
下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )

民間防衛。その3。

「新秩序の敗北主義」(おじさんの意訳だと「リベラルを装った売国主義」となるんだけど)は、ジャーナリストや作家や教授などのインテリの人たちを取り込んでいって、静かに国への侵略が進んでいくって、この「民間防衛」には書いてあるね。

そしてこの本には彼ら売国主義運動のスローガンの例が書いてあるよ。


核武装反対
 それはスイスにふさわしくない。」

農民たち!
 装甲車を諸君の土地に入れさせるな」

「軍事削減のためのイニシアティブを
 これらに要する巨額の金を、すべてわれわれは、大衆のための家を建てるために、
 各人に休暇を与えるために、
 未亡人、孤児および不具者の年金を上げるために、
 労働時間を減らすために、
 税金を安くするために、
 使わなければならない。
 よりよき未来に賛成!」

「(平和用語のためのグループ結成の会)
 平和、平和を!

「平和のためのキリスト教者たちの大会
 汝 殺すなかれ
 婦人たちは、とりわけ、戦争に反対する運動を行わなければならない。」


どうだろう。スイスは自分たちの国を自分たちで守るために、こういうスローガンを唱える団体は、美辞麗句の売国主義者ないかと疑えって「民間防衛」は言っているよ。
みんなのも周りにこういうスローガンってあるかな。難しいかな。お母さんや園長先生に聞いてみると教えてくれるかな。


でもこのスローガンは本当に売国主義なのだろうか。本当に国を思って国を愛している人もいるんじゃないかな。そう思う人達もたくさんいると思う。
それを見分ける方法はあるんだよ。もちろんこの方法は「絶対」ではない。だけどかなりの確率で「愛国者」なのか「売国者」なのか見分ける方法があるとおじさんは思っている。その見分け方知りたい人。「は~い」。そうだね、みんなも自分の国を売国主義から守りたいもんね。

それはね。国旗だよ。国を良くしたいという人たちの運動にはみんなその国の国旗を掲げるんだよ。でも売国主義はその国の国旗を否定するんだよ。



これはギリシャという国のついこの間のデモだよ。EUから脱退するべきだという人たちと







EUに残るべきだという人たちのデモ、はどちらもみんなギリシャの国旗を持っているね。それぞれ意見は異なるけど、







「子供たちを戦場に送るな」って聞いたことあるかい?おじさんもそう思うよ。日本はどの国にも侵略しちゃいけないし、どの国からも侵略されちゃいけない。それは絶対に正しい。
でも「子供たちを戦場に送るな」って、ひょっとしたらインテリの売国主義によるものかもしれない。その国の自分自身の守る力を損なわせようという企てかもしれないね。

じゃあどうやって見分けたらいいんだろう。わかる人「は~い。」そうだね。国旗だね。自分の国を守りたい、自分の国のこどもたちを守りたいという運動の人たちは、当然自分の国の旗をとても大切にするからね。

でも売国主義の人たちは、その国の国旗を否定することが多いんだよ。そう。旗っていうのはそれほど大切なものなんだよ。その国を「象徴する」と私達の頭の中に決められたルールだからね。売国主義にとってその相手の国の国旗を尊重するというのはとてもできないことなんだね。だって売国主義が最終的にやりたいのは、相手の国の国旗を、自分たちと同じ色に書き換えることだからね。それぞれの国旗を見れば、どの国がご主人様かってわかるようになっているんだよ。国旗とは「シンボル」その国そのものだから



「日本の子供たちを守ろう」っていうデモなのに、日の丸が一本もないのは不思議だね。その代わりに赤い旗が多いね。赤い旗はどういう意味なのかな。この人達は日本の国旗を日の丸ではなく、赤い旗に変えたいのかな。










つづく



おひさま、ありがとうございます。


本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。
下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 11 ) | Trackback ( 0 )

民間防衛。その2。

さて、私達の国に、目に見えないように戦争を仕掛ける相手とはどういう人達なのかな。この本にはこう書いてあるよ。

「国を内部から崩壊させるための活動は、スパイと新秩序のイデオロギーを信奉する者の秘密地下組織をつくることから始まる。この地下組織は、最も活動的で、かつ、危険なメンバーを、国の政治上層部に潜り込ませようとするものである。彼らの餌食となって利用される「革新者」や「進歩主義者」なるものは、新しいものを待つ構えだけはあるが社会生活の具体的問題の解決には不慣れな知識階級の中から、目をつけられて引き入れられることが、よくあるものだということを忘れてはならない。」

何か難しい言葉が並んだね。スイスと日本では国の状況がちょっと違うからピンと来ない部分もあるね。
「革新者」とか「進歩主義者」という言葉は、今の日本だとちょうど「リベラル」という言葉がぴったりだと思うよ。おじさんの個人的見解感想だけどね。


あと自分の生活に不満を持っている人、自分が不幸なのは社会のせいだって思いがちなインテリの人が「リベラル」に引き込まれやすいって警鐘を鳴らしてるね。

みんなはどうかな。自分は幸せだと思う人「は~い」。そうだね。良かった。みんなは「リベラル」の誘惑には引き込まれないから大丈夫だよ。
それとは反対に、自分は不幸だ。これは社会のせいだ。自分より幸せそうにしている他人達あいつらのせいだと思う人。うん。ここにはそういう子供たちはいないね。良かった。みんなは「リベラル」「新秩序」という名前の誘惑に引き込まれる可能性は低いということだね。安心していいよ。



じゃあね、続きを読むよ。ただ本文中の「新秩序」とかいう言葉は、今の日本人にわかりやすいように「リベラル」と置き換えるからね。ご了承くださいね。


「数多くの組織が、巧みに偽装して、社会的進歩とか、正義、すべての人の福祉の追求、平和というような口実のもとに、いわゆる「リベラル」思想を少しずつ宣伝していく。この「リベラル」は、すべての社会的不平等に終止符を打つとか、世界を地上の楽園に変えるとか、文化的な仕事を重んじるとか、知識階級の耳に入りやすい美辞麗句を用いて・・・。

 不満な者、欺かれた者、弱いもの、理解されない者、落語した者、こういう人たちは、すべて、このような美しいことばが気に入るに違いない。ジャーナリスト、作家、教授たちを引き入れることは、リベラル組織にとって重要なことである。彼らの言動は、せっかちに黄金時代を夢見る青年たちに対して、特に効果的であり、影響力が強いから。」


スイスの人たちはこのように「美辞麗句」の「リベラル思想」は本当に注意しなければならないと警戒しているんだね。私達日本はどうかな。
ジャーナリストや作家や教授たちが、美辞麗句でリベラルの誘惑を流布してないかな。どうだろう。


そしてこの本はこの「リベラル」の名の下に私達に忍び寄ってくる侵略についてこう書いてあるよ。この本では「敗北主義」と書かれているけど、今の日本人にわかりやすいように言うなら「売国主義」かな。そういうように読み替えてみるね。いいかい。


「売国主義-----それは猫なで声で最も崇高な感情に訴える。-----諸民族の間の協力、世界平和への献身、愛のある秩序の確立、相互扶助-----戦争、破壊、殺戮の恐怖・・・。
 そしてその結論は、時代おくれの軍事防衛は放棄しようということになる。」


みんなどうかな。私達の今の日本はどうだろう。リベラルで誘惑する影の売国主義って日本に入ってきているのかな。まだ私達は大丈夫かな?
もしジャーナリストや、作家や教授たちが「軍事防衛はやめるべきだ。世界平和のために私達の国を守る軍事力は放棄するべきだ。」なんて言い出したら危ないね。気をつけようね。
でも「子供たちを戦場に送るな」っていうのが、本当の平和の願いなのか、売国リベラルの美辞麗句なのかって、私達はどうやって見分けたらいいのかな。

じゃあ次を読むよ。いいかかい。



つづく



おひさま、ありがとうございます。


本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。
下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 20 ) | Trackback ( 0 )

民間防衛。その1。

 
 ヨメは近所の保育園にパート手伝いに出ております。来月は終戦記念日もあるいうこともあり、子供たちに戦争に関する絵本を読み聞かせするイベントがあるそうです。今回は保育園の幼児だけでなく小学生も聞きに来るということでした。


「丸山さんも何か子供たちに読んでいいのよ」とヨメは言われたのですが、いったいどういう本を選んだらいいのだろう。と悩んでおりました。


 ヨメが時々保育園から持ち帰る署名は「オスプレイ反対」であったり、「東京都知事は宇都宮弁護士を」などと書かれておりましたから、園長先生はやはり団塊の世代のインテリな女性なのでしょう。


 さて、先日Amazonから本が届きました。ヨメが何の本?と聞きます。





ほらさあ、あなた来月の戦争読み聞かせで何を読んだらいいかわからないって言ってただろう?この本はどうかなって思ってさ。


なあに?


じゃあ、今から読むよ。
みんなこんにちは~。今日おじさんが持ってきた本は、スイスという国で全家庭に配布されている平和のための大切な本です。
みんな平和が好きかな?平和が好きな人「は~い」。
戦争が嫌いな人「は~い」。そうだね。

今日本では法律を変えて日本が戦争ができる国にしようとしています。
アメリカの言いなりになって地球の裏側まで一緒に戦争をしに行けるように法律が変わろうとしています。
日本が戦争をしない方がいいと思う人「は~い」。
戦争法案反対の人「は~い」。そうだね。

日本には平和憲法というとても大切なきまりがあります。これは日本がもう二度と戦争は起こしません。という国民みんなの願いなんですね。
しかしこの憲法を無視して日本が再び戦争ができる国にしようとしてる悪い人たちがいます。
でもねこの大切な憲法9条をやぶっちゃいけないと思う人「は~い」。そうだね。

さて日本の平和憲法と同じように、世界でどこの国にも味方をしないで戦争にひきづり出されることはしない。と宣言した国があります。それはスイスという国です。これは永世中立国と言われます。どの国にも味方せず、どの国からも侵略されない。という宣言をした国なんですね。

さてそのスイスにはこの「民間防衛」という本が各家庭に配られています。私達国民一人ひとりがどうやって平和を守るかということが具体的に守られています。
戦争に備えて各家庭には何をどれだけ備蓄しておくか、戦争が起きた時は私達一人一人がどのように国を守るべきか。がとても具体的に書かれています。

私達はアメリカに引っ張られて地球の裏側まで戦争に引っ張られるのは絶対反対ですよね。反対の人「は~い」。そうだね。
だからどの国にも頼らず自分たちで平和を守る永世中立国のスイスのやり方は、私達にとても参考になります。スイスのように「自分たちの平和は自分たちで守る」「永世中立国」のやり方がいいと思う人「は~い」。




この本にはね、他の国がどうやってスイスに攻めて来るかっていう手口がとても詳しく書いてあります。みんなも聞いたことあるかな?「最悪を想定してそれに備えれば最悪は避けられる」って。聞いたことある人「は~い」。みんなすごいね。

スイスの政府はとても具体的に敵国の侵略の仕方とその防ぎ方を国民全家庭に配布してるんですよ。日本もこういう「最悪想定侵略マニュアル」を配った方がいいと思う人「は~い」。

そうだね。戦争は絶対にいやだもんね。平和がいいもんね。平和のためには国がどういうように侵略されるか、みんな知っておいた方がいいもんね。
さて、みんなは、戦争ってドドドンと鉄砲や大砲を撃つことだと思うかもしれないけど、本当の戦争は、みんなの目にわからないように始まる。ってこの本に書いてあるよ。ちょっと読んで見ようね。

「戦争のもう一つに様相は、それが目にみえないものであり、偽装されているものであるだけに、いっそう危険である。また、それは国外から来るようには見えない。カムフラージュされて、さまざまの姿で、こっそりと国の中に忍び込んでくるのである。そして、われわれのあらゆる制度、あたゆる生活様式をひっくり返そうとする。
 このやり方は、最初はだれにも不安をおこさないように、注意深く前進してくる。その勝利はちなまぐさくはない。そして、多くの場合、暴力を用いないで目的を達する。これに対しても、また、しっかりと身を守ることが必要である。
 われわれは絶えず警戒を怠ってはならない。この方法による戦争に勝つ道は、武器や軍隊の力によってではなく、われわれの道徳的な力、抵抗の意志によるほかない。」

敵国の侵略に勝つのは、私達の「道徳的な力」だって、スイス政府は国民に呼びかけているんだね。「道徳」って大事なね。学校でも「道徳」の授業が教科として復活するね。「道徳」が好きな人「は~い」。そうだね。みんな「道徳」好きだもんね。大事だもんね。

でも目に見えない侵略ってどうやって来るのかな。こわいね。でも大丈夫だよ。この本には「見えない侵略者」の見分け方もきっちり書かれているからね。


つづく



おひさま、ありがとうございます。



本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。
下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 21 ) | Trackback ( 0 )

テレビは心の裏側を写す鏡。

ヨメが週末実家に帰っておりましたが、連休も終わり東京に戻って来ました。


実家だったから朝日新聞読めたわよ~。


とヨメが言います。彼女のうちはもう半世紀以上の朝日新聞大好きっ家族です。当然我が家でも朝日をとっていましたが、私が長年嘆願してようやく購読をやめてもらった経緯があります。
ただ我が家では朝日をとっていないことは実家には内緒のようです。そういえば朝日の夕刊をやめただけで、あちらの実家から驚かれましたから。
夕刊読まなかったら情報おくれちゃうだろうが。まるぞう君はあまり世間のニュースとか流れに興味がないのかな。という感じでしたから。^^;
私はヨメに尋ねます。



へえ、どんな記事だった?


前に安倍さんが集団的自衛権のことを、友達と一緒に不良に絡まれることの例えてたじゃない?その記事だったわよ。国家間の関係を友人の関係に例えるのはおかしいって。私も読んでそう思ったわ。


ふうん。そっか。(やはり朝日っ子に戻るのは数日なんだなあ)
そういえば衆議院で可決してから、安倍さんはテレビに出るようになったね。昨日はフジだったし今晩は日テレだよ。
フジも日テレも産経と読売だしね。だからテレ朝(朝日新聞)とTBS(毎日新聞)じゃないんだね。


?(何のこと?という表情。ヨメはマスコミの系列によって報道が大きく異なるという認識があまりないようです)


まあ、いいや、今から始まるから見よう。





わかりにくいわ。何言ってるかわからない。


ええとね、あの「母屋」とはたとえば朝鮮半島のことなんだ。北朝鮮が韓国を攻めて来た場合、アメリカが韓国と戦うだろ?でも日本は手伝わない。ということなんだ。
そして「はなれ」とは日本海のことなんだ。日本海の米軍艦が襲われてもそれだけでは、日本は助けないということだよ。
だけど北朝鮮のミサイルが、米軍だけでなく、日本本土や自衛隊艦まで飛び火するようになったら、日本の自衛隊は米軍を助けようとするよ。ということなんだ。


それならわかるわ。どうしてそう言わないのかしら。


それは、おおやけの立場の人間は言えないことがあるんだよ。たとえば私は自分の家で個人的な立場だからあなたに、中国がこれほど脅威だよとかチベットの例をあげることができるね。だけどもし私が日本を代表するおおやけの立場で発言するとなると、とても今みたいに具体的には説明できないと思う。


そうね。


だから安倍さんが「空気を読んでよ」というところを汲んでわかりやすく解説するのがマスコミの仕事でもあると思う。本当に日本の国を守りたい社会の木鐸(ぼくたく)であるならね。


うん。


それに日本人は人のことを悪しざまに言うのは苦手なんだ。おおやけの場所で人を非難するのはよろしくないという文化だよね。だから「空気を読んでよ。察してよ。」という文化でもある。
安倍さんが、中国の脅威を話そうと思えば思うほど、中国の本当の姿を伝えようとすればするほど、それは中国を悪しざまに言うことになる。でも安倍さんにはそれはできないことなのよ。


そうね。


民主党の◯◯や△△や□□なんて、もう彼らが話している姿からして黒い空気がただよってるけど、安倍さんは真面目に真面目に話しているように見えるよ。ウソなんてついていないように見えるよ。


うん、そうね。


安倍さんが、他国のことを悪しざまに言えないことを知っているのはみんな知ってるのよ。野党の政治家もマスコミもね。もちろん朝日の記者だってね。
だからもし本当に安倍さんの解説や例えの意味を、朝日の記者が理解できないのなら、それなら仕方ない。「安倍さんの説明は何言ってるかわからない。」と書いても仕方ない。でも本当は、彼らは安倍さんが何を例えようとしているのか、どのことを指摘しようとしているのか、ぜ~んぶ知ってるんだよね。理解してるんだよね。
そして安倍さんが、具体的に危機を説明したり、他の国を悪しざまに言えないことも知っている。そこが安倍さんの弱点だともよ~っく知っている。
それを安倍さんの弱点だと知っているからこそ、わざと「意味が不明だ」「説明がなってない」って攻撃するんだよ。
これって意地悪だよね。朝日の記者って意地悪に思えるよ。



・・・



ヨメはショックを受けたようでした。本当にヨメは朝日の記者に意地悪な人はいないと信じていたようでした。でもテレビで一生懸命説明する安倍さんを見て、やはりウソはついていないように思えます。一生懸命日本を守ろうとするひしひしとした思いは伝わります。しかし朝日新聞は、わざと「意味が不明だ」「説明が不足」してると記事にしているのは、一体どういうことなのでしょう。



==========
“安保”首相の言えないコト 政治部長解説
日本テレビ系(NNN) 7月21日(火)20時6分配信

 安倍首相は21日、BS日テレの「深層NEWS」の収録で、先週、衆議院を通過した安全保障関連法案について語った。安倍首相の「説明」について、日本テレビ報道局・伊佐治政治部長が解説する。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150721-00000064-nnn-pol





==========

日テレは夕方のニュースでもコーナーを設けて「安倍さんの言えないこと」という解説をしてくれていました。これこそが本来のマスコミのあるべき姿勢であると思います。右にも左にもリスクがあるのです。この両側のリスクをきちんと国民に伝えることが、マスコミに与えられた使命であります。



ただフジと日テレに出演されたことがきっかけとなり、衆議院で再可決するまでの60日間、安倍さんが、もっと具体的に中国の危機をもう少しだけ詳しく、テレビで言う方向に進むかもしれません。あるいは現在の法律では自衛隊単独では中国の攻撃に事実上防衛しきれないことをもう少し具体的に説明するかもしれません。どちらにせよ、衆議院再可決で支持率が10%落ちるのであれば、一人でも多くの国民が目を覚ますように動いた方が本当の抑止力に結びつきますから。


安倍首相の説明は必ずしも器用ではありませんし、足かせもたくさんあります。しかしその真摯な姿を感じ取ることができる国民がいることを信じて頂きたいと思います。テレビに出ている人間の心の腹の白さも黒さも、視聴者は直感的に感じることができるように思います。政治家の方々やマスコミコメンテータが思う以上に。



おひさま、ありがとうございます。



下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )

深追いは凶。時期を静観。(T_T)

読者の方から質問を頂きました。
==========
1)イラクなどについては、特別な時限立法で対処しましたが、それを恒久的にするのが今回の法律でしょう。なぜ、時限立法で対処できないのか、わからないですね。
2)憲法自身を変えずして、拡大解釈で逃れるのはどうかと思います。
3)今回の成立で、限られたニュースですが、中国の反応を見ると、日本は戦争したがっていると言うのが、一般民衆の素朴な印象のように思えます。それは悪循環になっていないでしょうか?もちろん、中国政府の上の者に、抑止力となっていれば一定の効果はあった訳ですが、民衆の大きな感情の流れを政府も無視できないでしょう。上の者に効果があっても、他方では、日本を危険視する声が広がるのは、どうなのでしょうか。
==========


私は同じ問題をヨメならどう考えているか興味を持ちました。ヨメは私がこのブログを書いていることを知りません。ですので、一般的な疑問としてどう思う?と尋ねてみました。



あのさあ、ちょっと質問したいことあるんだけど。


なあに。もう私寝るんだけど。明日じゃダメなの?


ううん。すぐ終わるからさあ。(明日だったら、ブログに間に合わないからねえ)


なによ。


あのさ、安保法制のことなんだけどね。


(ヨメ、何またその話?という表情。今日はもう寝たいの。という不機嫌黄色信号。普通なら何も言わずに「ああ、おやすみ。」というのが吉。込み入った話は大凶。という空気。)


なあに?


あのさあ、ネットでさ、「安保法制はどうして時限立法にしないのかな?」って意見があったんだけど、あなたどう思う?


なに?時限立法って。


前にさ、自衛隊をイラクに派遣する時にさ、派遣する法律を時間限定で、「今回だけ特別よ」って決めたのよ。だからさ、今回も安保法制もどうして、そういう時限立法にしないのか?ってこと。


そんなのまだ事件が起こってるわけじゃないから、決められないじゃないの。これから起こることのためなんでしょ?


うん。そうだよ。良かった。じゃあさ、もう一つなんだけど、今回の安保法制で中国が抗議してるんだよね。逆に中国をあおって逆効果になってるんじゃないか?って言うんだけど。


う~ん。そんなの関係ないんじゃないかな。やってもやらなくてもおんなじよ。


そうか。どうもありがとう。私もそう思うよ。それでね最後の質問なんだけどね。(ええ、まだあるの、もう寝かせてよ。という空気。早く切り上げるのが吉。深追いは大凶とヨメの顔に出てます。)あの安保法制ってさ、やっぱり憲法解釈じゃなくて、改憲すべきって声があがってるんだけど。


そうね。改憲すべきね?


ええ、そうなの?だって憲法には集団だろうが個別だろうが自衛権については一切うたってないのよ。


そうよ。「交戦権を認めず」でしょ。(ちょっと自慢げ。)


交戦権って自衛権とは違うよね。


だ、だから、集団的自衛権を認めると交戦権に繋がりやすいっていうの。


どうして?だって自衛権は最高裁で認められているんだよ。集団だろうが個別だろうが、自衛権は合憲だって最高裁で認められているんだよ。砂川裁判で。


だって私、砂川判決なんて読んだことないもん。知らないもん。


(ええ、知らないけど調べるつもりもないけど、何となく反対なんだ。世論調査と同じだ。政府の説明は不十分だといいながら、自分では調べることもしないで、マスコミに流されて何となく反対しているのだ~。)
だってさ、世界で集団的自衛権否定しているのなんて、永世中立国のスイスとかほんの数カ国だけだよ。他の国のほとんどは集団的自衛権なんだよ。
世界の今はおたくがやられたらうちも助けるという互助会的自衛権が、普通の自衛権なんだよ。


ええ、そうなんだ。あのね。私明日朝早いから、もう寝てもいいかなあ。


ああ、そうか、ゴメン。おやすみ。





なかなか教訓深い会話でした。私が途中であせって説得モードになってしまったのは大敗因でした。私の目的はヨメがどう思っているかを知りたかったわけで、説得しようとしてはいけなかったのでした。


特にヨメは自分の知り合いの多くのママ友さんは「安倍大っ嫌い」という人たちが多いのです。実家に帰ればもう家族は根っからの数十年来の「朝日大好き」人たちです。私が安倍さんを応援したり、朝日新聞を否定するのは、本当はヨメからすると「できればやめてほしい」と思うことでしょう。


安保法制が衆議院を通過したことで、安倍さんの支持率が約10%落ちました。60日後再度衆議院を通過する時に更に10%落ちることと思います。おそらく30%を切ることと思います。多くの庶民は事実を調べようともせず何となくの流れで安倍さんに反対しているのがファッションであるかのうようです。あと2ヶ月はこんな感じでしょうか。残念ながら。

今は50年前の岸内閣退陣の揺り返し昇華でもありますから、安倍さんには踏ん張って頂きたいと思います。心から応援しております。


そういえば、ネットでとても面白そうな本を見つけました。昨晩Amazonで発注しましたら、本日届くようです。楽しみです。それは、永世中立国スイスで全家庭に配布されているという本の日本語版です。



おひさま、ありがとうございます。



下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 32 ) | Trackback ( 0 )

中国とアメリカで戦争が起きるリスク。


うーんとね。あなたの疑問は、中国はまだアメリカと戦争にできる時期ではないから、中国が挑発しないのじゃないかってことね?


と私がヨメに質問しました。


そうね。いくら何でもアメリカに今戦争仕掛けるようなことはしないと思うわよ。


うん、普通で考えたら今の中国ではまだアメリカには戦争は仕掛けないだろう。ただ戦争が起きる可能性は三つあると思うんだ。


三つ?


うん。一つはアメリカが本気で中国を叩こうとしているということ。あと2つは中国の中にある問題なんだけど。。。
まず、アメリカについて言うと、中国の野心についてとうとうアメリカ政府が気がついたんだよね。国防省だけでなく国務省もCIAも「中国はいずれアメリカと敵対するように着々と準備していた。我々はそれに気が付かず騙されていた。」という発言が出てきている。
いくら中国が見かけ上「野心はありませんよ~」とよそおっても「いずれ時期が来たら彼らは自分たちに襲いかかるだろう。だからその前に牙を抜いて置かなければならない。」という方針が決定したと思われる。
中国は現在では用意周到にアメリカの覇権を奪う準備を虎視眈々と狙っているようだけど、同じようにアメリカも中国が暴発するように準備をしているんじゃないかなあ。


え~。


そして中国がアメリカの罠に引っかかる要素は中国内に2つあると思うんだ。一つはさっきいった「一族主義」「賄賂主義」。つまり現場の人たちは、中国共産党政府という大きな視点で行動するのではなく、やはり自分の一族や自分の派閥の利益がベストとなるように動くと思うんだよね。
たとえば、解放軍が自衛隊機や米軍機を何度も挑発していることはニュースにちょくちょく出ている。北京政府からすると「やめてくれ~」と思うことだと思うんだよね。本心は。「まだアメリカを挑発する時期じゃないよ~。」って。
でも現場の彼らは「日本やアメリカを追っかけ回した」という武勇伝で、たとえば、自分たちの軍閥が北京への威圧になると思うとやっちゃうだろうね~。彼らはメンツが重要だからね。
そう、彼らは「中国vsアメリカ日本」という戦いの前に「自分の一族派閥vs国内の他の一族派閥」という戦いの真っ最中だからね。


じゃあ軍部が暴走することを、北京の偉い人は抑えられないの?


うん。それは結局中国人の意識によるだろうね。自分たち一族派閥の利益よりも、中華全体の利益を優先できるようになると、軍部は暴走しないと思うけど。
これがさっきいった「公害」と同じだよ。自分たち一族の目先の利益より、国全体の利益を優先できるかどうか。


難しそうじゃん。


うん。中国の人にとって一番難しい課題だと思う。
そして中国がアメリカの罠にひっかかるもう一つの要素がバブル崩壊だと思う。バブルが崩壊することで、国内の政治が不安定になる。中国の人たちにとって一番大切なのが、自分や一族の「富」であるから、これがバブル崩壊で奪われることは、政情不安に一番効くんだよね。
アメリカとしては、自分たちが叩く前に、国内を十分揺さぶって置こうと思う。もともと中国のバブルはいつ弾けてもおかしくない状態だから。


じゃあやっぱり中国やられちゃうんじゃ?


うん。これも中国人の課題に関係ある。本当は中国のバブルを終息させる方法はあるんだよ。たとえば人民元をドルに対して半分に切り下げるとかね。そうすると中国の輸出は再び有利になるから、おそらく中国経済は持ち直すと思う。また世界の工場として繁栄できる可能性がある。


え~。よくわからないけど。それで経済助かるならそうすればいいじゃない。


でもね。そうすると中国が持っている資産が、対外的に半分になってしまうんだよ。GDPも半分。海外のものを買うのも投資するのも半分。自分たちの資産もドルに替えようとすると半分になる。だから北京政府は決断できないと思う。


自分たちが損をするから?


うん。長い目では中国にとって、経済を立て直すのはそれしかないと思うんだけど、そうすると直近は北京は対外的に大損するから、それは決断できないと思う。


じゃあ、やっぱりダメじゃん。


そう。もし中国共産党のお偉いさんも、自分や一族の利益ではなく、中華全体の利益を優先するなら、そういう決断もできるだろうけど、でもそれをすると他の一族にあっという間に喰われてしまうからね。
そう考えると日本の政治とはまだまだ平和だと思うよ。


ホントね。日本で良かった~。




つづく



おひさま、ありがとうございます。



下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )

温室ヒツジの限界。ハングリーオオカミの限界。


中国がアメリカと戦争することになってしまうかかどうかは、実は中国の大気汚染と関係があると思うんだ。


(は?なんのこと?空気が汚いとアメリカは攻めて来ないということ?逆に空気が汚いと攻めて来るということ?また意味不明なこと言い出した?)



本日もヨメとの会話の続きです。私は解説すべく次のように答えました。



PM2.5で中国の空はもう真っ白だろ?◯◯(私の弟の名前)も、北京に半日滞在したら目が痛くなるっていってたでしょ? 今日は快晴ですって言われても太陽が裸眼で見れるって言ってたよね。もうスモッグで。


そうね。すごいって言ってたわね。


あと川とか大地の汚染もひどくて、赤い川とか緑の川とかすごいらしいね。









ほんと、中国の人って何とかしようと考えないのかしら。


もちろん北京政府も問題視していていろいろ規制してるみたいなんだけど、でも守る人が少ないんだろうね。


どうしてみんな規制を守らないの?


うむ。それはやはり話せば長いんだけど、そこが中国人の強みでもあり、弱みでもあったんだよね~。


どういうこと?


中国の人にとって、一番大切なのは自分の一族、そしてその次に自分に賄賂を渡す人間。その他はもう赤の他人。川原の石と同じだって、さっき言ってしょ?


うん。


もちろんそうでない中国の人もいるだろう。賄賂をもらわない人もね。でも大多数の中国人の社会っていうのは、そういう「一族主義」「賄賂主義」というルールで何千年も続いてきたんだと思う。あの広大な土地でたくさんの民族がそれぞれの縄張りを保っていくための、壮大なピラミッドが「中華」の歴史で生き延びる知恵だと思う。
その知恵の良い面が華僑だよね。彼らは自分たち一族の利益を最大にするというハングリーさで世界中に散らばって繁栄している。


なんかよくわかんないけど、中国人は規則を守らないということね。


まあ、そういう風に決め付けるのはよくないけど、規則というかまあ長年のルールがそうだったんだよね。
広大な土地にたくさんの民族がしのぎを削っているわけだから、日本のように「自分の国」っていう概念は多分薄いんだと思う。信じられるのは「自分の一族」っていう世界観なのだと思う。
そして元々賄賂文化が根付いていたけど、共産主義によって更にそれが加速したんだと思う。「共産主義」って「富をみんなに平等に分けましょう」って世界ではなく、正反対の「強いものが総取り」という社会だからね。旧ソ連も北朝鮮もね。


そうね。


元々は「信じられるのは自分の一族だけ文化」で、それが「賄賂文化」を育て、そして決定的なのが共産主義によって「力こそ全て、強いものが総取り文化」へと洗練されていったわけです。
日本の温室育ちのママさんたちや、団塊のおじいちゃんおばあちゃんたちが、丸々と肥えた羊であるのと正反対だよね。


みんな中国がそういう国だって知らないもん。


そう、自分が羊なら相手も羊だと思っている。温室育ちはこわいね。国を滅ぼすよ。って話しは戻るけど、◯◯(弟)もいってたけど、中国の優秀な人は本当に優秀だってね。特に英語を話せる中国人はすごいらしい。
仕事で中国人と接すると「やれることは何でもあり」「行けるところまではゴリ押しする」っていう文化に辟易するみたいだけど、でもそれでも「仕事の優秀さ」と「ハングリーさ」は現代の日本人は負けるって言ってたね。


そうなんだ~。


もっとも◯◯(弟)が接する中国人は、アメリカの大学に留学できて、アメリカ支社に就職できるという財力と知力があるというフィルターがかかってるけどね。
でも「自分の国は信じない」「信じられるのは一族だけ」というハングリーさが、良い面にあらわれると、◯◯(弟)が言うように、優秀な人材が世界で活躍することになるわけだ。


そうね。あまり日本人じゃ聞かないわよね。最近。


うん。もう日本人自体ハングリーな人種は希少種になっているからね。みんな温室羊になっているから、これはこれで肥えたところでハーメルンの笛で一斉に刈り取られるかもしれない?おーこわ。


なにそれ?ハーメルン?


うむ。しかしその「一族が一番」という彼らのハングリーさは、たとえば空や大地を汚してもそれを抑えることができないという大きな欠点があるんだ。


うん?


たとえば公害規制があるとするよね。石炭を燃やす場合は、粉塵を取り除く設備をつけなければなりません。とか、排水を川に流すときは、きちんと汚水処理をしなければなりません。など。日本人とかドイツ人はこういう規制を守るのは大得意だから、一度国の規制が出来てしまうと、もうものすごい勢いでみんな守る。


そうね。


でもハングリー民族は違うわけ。たとえば粉塵処理や汚水処理の装置を導入するとする。当然その分費用がかかるわけだ。あるいは儲けが減るわけだ。


そうね。


でもお金がかかったり儲けが減った分、損するのは自分だけだ。と思うんだよね~。


でも空気が汚かったり水が汚れたら困るのは自分たちでしょ。


うむ。そうなんだけど。でもそれらは彼らにとって理解しにくい。だって粉塵処理や汚水処理装置を作って、それが一族の儲けになる?その装置を導入して賄賂がもらえる?そんなことないよね。ってなる。だから口では「規制しなきゃ」と言いながら、まず自分が損をすることはやる気がないんだと思う。想像だけど。


でも自分の健康や子供たちの健康に危ないってわかるでしょ。いくら一族が大事って言っても。


うむ。もし自分の設備投資で、自分の健康や一族子供たちの健康が守れるのならやるでしょう。金持ちは自分の家に日本の空気清浄機を何台も買っておいてるからね。やっぱり。でも自分の一族には関係のない人達のメリットまで考えて、自分が損をするというのは考えられないらしい。


そんなのおかしいじゃない。ちょっと考えればわかるでしょ。


うむ。でも日本だって、温室インテリ羊さんは、国の外はオオカミばかりだよ。ってことは想像つかないのと同じだよね。一族以外の人を守ることが、一族を守ることになるって、ハングリー民族の人たちは考えられないみたい。
悲しいけどこれが現代の人類の進化の限界かもしれないね。


ふうん(何か話しが飛びすぎな感じが・・・)


ハングリー民族にしてみると、自分が公害出さないために設備を負担している間に、商売敵〔がたき)が法律をくぐり抜けて古い設備のまま生産しちゃうかもしれないって思うんだよ。正直者がバカを見るんじゃないかってね。だったら商売敵に負けないように、自分たちもお役人に賄賂を渡して、古い設備のまま公害を垂れ流さないと「損」だと思うんだよ。きっと。
設備投資するよりは、賄賂の方が安上がりだし、汚染が心配なら自分の家に空気清浄機やら浄水器を置けばいい。と考えちゃんだよね。


それじゃどんどん地球が汚れちゃうじゃん。


うん。「一族主義」って、人間の活動範囲が低い間、ここ数千年から最近の数十年前までなら問題なかったんだけど、中国でも工業力が爆発的に伸びて桁違いの汚染が垂れ流せるようになると、地球にとってかなり深刻なことだろうね。それが今中国で起こっていることなんだよ。


中国の人は気づかないのかしら。


うむ。難しいかもね。人類の進化の壁だからね。カンタンな解決方法ならとっくに乗り越えているはず。一番難しいから、こうやって課題が先送されて残されているんだ。


そうかあ。


そしてこれがアメリカとの紛争が起きなくてすむかどうかとも、とても関係があるんだよ。



つづく



おひさま、ありがとうございます。



下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

アメリカよ。これは脅しじゃないアル。


日本は70年前にアメリカに戦争を仕掛けたのは無謀だったってことは言ったよね。


(私とヨメの会話の続きです。)


うん。


日本は石油のほとんどアメリカからしか輸入してなかったし、鉄もそう。そんな相手に喧嘩したら、石油も鉄も途絶えちゃうのがわかるでしょ。戦争なんて石油と鉄がなきゃ何にもできないんだから。
当時の日本人はほとんどが、慎重さがないというか、最悪でどうなるか。国が滅ぶかも。という考えは全くなかったのさ。


そうねえ。


で今の中国は、もうアメリカを五分(ごぶ)で戦えるように着々と準備を進めている。それは僕達だってニュースを注意深くみてたら推測できる。まず南沙諸島の埋め立てさ。あれはアメリカにとってかなりやばい。


遠い南の島の話なのに?


うむ。実は中国が一番狙ってるのは、潜水艦に原爆ミサイルを積んでアメリカのすぐそばまで行けるという脅しなんだよ。


潜水艦?


うん。今も中国は大陸弾道ミサイルで核兵器は積んでいるけど、それではアメリカを狙うのはムリなんだ。アメリカまでは遠いからね。中国が弾道ミサイルを発射するとアメリカはただちにそれを探知して途中で迎撃できるようになってる。
あ、日本は近いから難しいけどね。だから中国は核兵器で日本は脅せるけど、アメリカは脅せない。逆にアメリカは潜水艦も空母もあるからいざとなれば、いつでも北京に核ミサイルを打ち込むことができるのよ。
だけど中国も潜水艦アメリカのすぐそばまで行けとなると話はガラリと変わる。中国が「うちの原子力潜水艦がカリフォルニア沖深くに着いたよ~、今から原爆打ち込むよ~。」ってワシントンに一言いえることができれば、これでアメリカと五分と五分になるわけ。
核兵器って、実際に撃ったらお互いおしまいだけど、こうやって相手を脅せるところに意味があるんだよ。


じゃあ、アメリカピンチじゃん。


うん。でもまだ大丈夫。中国の潜水艦は太平洋沖には出られないんだ。アメリカの海軍とか自衛隊が常に目を見張らせているからね。東シナ海も南シナ海も浅いから中国の潜水艦を見つけやすいんだ。
だけど中国が南沙諸島に軍事基地を作り出したら、アメリカはかなり不利になる。


じゃあ、どうすんの?


うむ。日本の潜水艦の技術は世界トップクラスなんだけど、アメリカが日本に対して「お前のとこの潜水艦技術をオーストラリアに売ってやれ」って指示したんだよ。ついこのあいだ。
これは「お前のとこの技術機密をおれたちに差し出せと。代わりにオーストラリアと一緒に日本を守ってやる。」という契約なんだよね。アメリカと日本とオーストラリアで、中国の潜水艦を通せんぼするという作戦なんだ。とにかく中国の潜水艦を太平洋に出すことがいかに危険か、アメリカが一番気にしてるんだよ。潜水艦って一度太平洋に出てしまうと、もう深いからアメリカでも彼らを探すのはとてもむずかしいからね。




それで南沙諸島の埋め立てはダメだってアメリカが非難してるのね。ニュースはそんなこと言ってくれないじゃない。ただの東南アジアの領土問題だけかと思ってた。


あっそうそう。やばいといえば、このあいだのAIIBも実は相当やばい動きなんだよ。


単に銀行作るだけなんでしょ?なんで日本は入らないのかよくわかんない。別にどっちでもいいじゃない。


いや単純な銀行なんかじゃないんだ。あれはこれから中国はアメリカのドルではなく自分のとこの人民元で他の国との貿易を行いますよ。という準備なんだよ。


え?人民元で取引してなかったの?


基本的にはみんなどの国のやりとりもドルなんだよ。ドルでなければアメリカの仲間や子分のユーロやポンドや円なんだ。人民元での貿易は基本はできないことになってる。


なんで?


話せばながいんだけど、とにかく世界中が基軸通貨としてアメリカのドルを使う仕組みなのでアメリカは世界唯一の超大国になってられるんだよ。とにかく輪転機さえ回せばそれで無からお金を作れるからね。これはアメリカだけの特権なんだ。
もちろん中国は人民元は刷れるけど、それは国内だけしか使えない。国と国の取引はやっぱりドルを経由しなければならない。


よくわかんない。


うむむ。まあ、アメリカが世界のお金を発行して配る立場だから、中国が歯向かうならカンタンに国家破産させることができるよ。という脅しがあるわけ。
日本なんかは、毎年すごい額をアメリカさまにお支払い(アメリカ国債)しているので、日本の金融は守られている。
中国も日本なみに巨額をアメリカさまに支払っていたんだけど、もうそろそろ(アメリカ国債)やめますよ。と言い始めた。アメリカに守ってもらわなくても国家破産しないように他の国とは人民元で貿易できるようにしますよ。準備しはじめたんだよ。


なんかわかんないけど、中国が喧嘩売ってるという感じはわかる。


うむ。アメリカの最重要戦略のドル貿易体制に喧嘩を売る準備がAIIBというアジアインフラ投資銀行なんだ。これは「中国の周囲の属国のアジアのみなさん。宗主国であるわたくし中国が人民元でお金を融資してあげますから、どうぞお使いください。
ヨーロッパ先進国のみなさん、アジア開発のお仕事はあなたたちにも発注しますからね。だけど支払いは人民元になりますよ。そのうち。よろしくね。」ということなんだ。


そんな喧嘩売って大丈夫なの?アメリカはまた日本にやったみたく中国を叩くんじゃないの?


そう。だからアメリカはもう着々と準備してるんじゃないかと思うわけね。そしてそれと時期を同じくして、安倍さんがアメリカで演説を許されて、そして帰国してからは強行採決だろうがなんだろうが、アメリカとの軍事同盟を今年の夏の間に強化せざるを得ない。という感じだよね。もう「ケンポーマモレ」なんてデモしている場合じゃないのよ。おうちの外側は。


でもそんなに中国があぶないって全然ニュースで言ってくれないじゃない。安倍さんもちゃんとあなたみたいに言ってくれれば、国民もみんなわかってくれると思うわよ。


ははは。そんなことはなかなか言えないすよ。だってもし私が戸締まりしだして、ご近所さんから「まるぞうさんどうしたんですか?」って聞かれたら「いやあ、何となく世の中物騒なので」ぐらいしか言えないでしょう。まさか「お隣の◯◯さんちがうちに泥棒に入りそうなんで用心してるんでしょ」なんと公(おおやけ)に言えないでしょ。
そんなことしたら、ご近所問題。外交問題になっちゃうよね~。


確かにそうね。でも悔しいわ。みんなそれを知れば納得するのに。


だから安倍さんは、「国民のみなさん、海外の空気読んでよ。言葉にはできないけど。ほら、ニュースの行間読んでよ。」って感じだと思うよ。
僕達も注意深くニュース見てれば、いろいろなサインを見つけることができるんだけどね。このあいだ年金の個人情報漏れたでしょ。


うん。あれもそうなの?


うん。あの事件の原因は中国製のウィルスの可能性が高いってニュスでいってたよね。あれなんかまさにそうだね。今年にはいってからアメリカでも国民の三分の一の個人情報が何者かにハッキングされたし、先日上海株が大暴落した日に、アメリカのニューヨーク証券取引所のシステムがダウンしたり、ユナイテッド航空のシステムがダウンしたでしょ。もうあれはあきらかに中国からのハッキングだよね。ニュースでは偶然の事故だっていってたけど。
もう中国はハッキングではアメリカを脅している立場だよね。「俺がおとなしくしているうちに、手を引きな。さもないと、アメリカの金融も航空システムもダウンするテロを遠隔から行うことができるんだよ。」って。
「いいか、アメリカ。これは脅しじゃないアル。次は本気だアルヨ。」って。


それじゃホントにアメリカと中国は戦争になるの?


うむ。多分中国の中にも、アメリカと大々的に事を構えるのはまずいと思っている人はたくさんいると思う。だって共産党幹部の多くは、自分のとこの共産党政府よりもアメリカ政府を信頼して家族を移住させてるしね。


じゃあ、戦争はやっぱり起きないかもしれないわよね。



つづく



おひさま、ありがとうございます。



下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 20 ) | Trackback ( 0 )

壮大な一族勝ち抜きトーナメント。


でも安保法制採決は、やはり急ぎすぎなんじゃない?テレビではみんな強行採決だっていってるし。


このようにヨメが質問してきました。最近なかなか夫婦の会話がないのですが、安保法制のおかげで夕食後にヨメとする会話のタネがあって嬉しいです。安倍さんどうもありがとうございます。m(_ _)m
さて私は次のように答えました。



うん。どうも9月末までに安保法制を成立させなければならない、やむにやまれぬ事情があるみたいだね。95日の国会延長でそう思ったよ。


9月末に何があるの?


安倍さんがニューヨークの国連で演説することになっている。おそらく4月にアメリカの影のお偉いさんたちに約束したことを、きちんと果たしましたと言いにいかないといけないんじゃないかと思う。


なぜ9月末までにという約束したのかしらね。


うむ。おそらくアメリカは10月あたりに中国となにかコトを起こすというスケジュールを4月に聞かされたのでは~。


ホント?


いや、もちろん私の妄想だけどね。でも70年前にアメリカは日本と戦争をするためにかなり用意周到に準備していたんだ。片手では日本が折れれば友好しますよ。でも片手では日本が折れない場合は万全の策で叩きのめす。という両方を非常に巧妙に進めていたんだ。
今アメリカが中国にたいして行っているいろいろな行動は、ほんと、あの時のアメリカととてもにおいが似ている気がする。そして人民解放軍の慢心度合いもあの時の日本の関東軍とにおいが似ている。


でもどうしてアメリカは中国と戦争しようと準備しているの?


うん。そもそもアメリカ政府は親中派がとても多かったんだ。国防省は中国の軍事力に警鐘を鳴らしていたけど、外務省にあたる国務省は、いやいや中国と仲良くすべきでしょう。日本よりずっと信頼おける。という感じだった。
しかし中国が経済力をつけてきて、アメリカの縄張りを荒らしだしたんだ。


縄張り?


うん。アメリカの中国に対する風向きが変わったのは、中国のサイバー攻撃が激化しだした頃が引き金だと思う。アメリカの軍事機密やら何やらハッキングしだしたらしいんだ。そこでオバマが習近平を呼んで、腹をわって話そう。話せばわかる。としたんだけど、習近平は「サイバー攻撃は自分たちこそ被害者だ」と突っぱねたんだよね。
これでアメリカの親中派は一気に目が覚めたみたい。国務省の高官が中国に対して非難し始めたのもその頃だからね。


でも中国は本当にアメリカと戦争をしようと思っているのかしら。石油も出ないし本当にアメリカに勝てると思っているのかしら。


うむ。中国人は一枚岩じゃないからね。いろいろな一族の集合体だから。
たとえば中国人の多くは自分の国を決して信じていないと言われている。共産党幹部だって自分の国を信じちゃいない。だからお金がたまると、すぐに家族をカナダとかアメリカに移住させちゃう。財産もドルにして海外の隠し口座に移しちゃう。これは幹部自身が、自分の共産党政府を信じてないからなんだよね。
共産党幹部が信じていないのに、一般人民が自分の国を信じてるわけがない。中国人は何千年も前から「信じられるのは自分の一族だけ」という文化ってきくよね。その代わり親しくなった時の情の厚さは日本以上らしい。


◯◯くん(私の弟。仕事で何年も中国プロジェクトを担当。先日帰国して一緒に会食しました)もそう言ってたわね。


うん。そして中国の賄賂文化もここに関係がある。一番信じられるのは自分の一族のみ。でも賄賂を渡すとその人とは一時的な擬似一族の関係になる。だから一族の次くらいに目をかけてもらえるということ。中国人にとって一番大切なのは、自分。そして自分の一族。その次に自分に賄賂を渡した人。それ以外は赤の他人か敵か餌食かとにかく騙された方が負けという、喰うか喰われるかという関係なんだよ。僕達には想像つかないけどね。


へえ。


中国とは、国内はそういう無数の一族の勝ち抜きトーナメントが行われた結果であり、その勝者ピラミッドが、現在の中国共産党国家を形づくってっている。一枚岩の国家と思ったら大間違いさ。
たとえばアメリカのある高官が中共のある高官Aと面会するとする。Aの目的は中共の繁栄よりA一族の繁栄なんだよね。また別の高官Bと面会するとこちらはB一族の繁栄だし、高官CはC一族の繁栄。みんな表向きは偉そうなこというけど、本音は自分の一族の利権を確保するかなんだ。
中国国内でもそう。自分より権力のある高官Aに接するときは、いかに彼らからおこぼれをあずかって自分の一族を富ませるかだけだし、自分より権力のない高官Cに接するときは、いかにこいつから絞りとってやろうかということだけ。


ふうん。


つまり他人を出し抜いて利用して一族を守りつづけた人がどんどん勝ち抜ける生存競争トーナメントなんだ。今の共産党幹部トップは13億人のトーナメントの勝者だからね。我々お人好し民族には想像のつかない厳しい世界だと思うよ。
しかもこの勝ち抜き戦は常に入れ替わっている。共産党トップグループであっても、隙を見せればあっという間におとしいれられて身ぐるみはがされる厳しい世界なのさ。


でもそれでもアメリカと戦争したら不利だってわかるんじゃないの?一族を守るために戦争を回避しようとするんじゃないの?


うむ。それがそんなに単純じゃないんだ。



つづく



おひさま、ありがとうございます。



下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ