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質素だけど精神豊かに工夫して暮らす。


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根強い節約志向 スーパーや外食チェーンが値下げ
11月19日 17時25分

消費の伸び悩みが続く背景に根強い節約志向があると指摘されています。こうした中、大手スーパーや外食チェーンなどでは、消費を喚起して売り上げを増やそうと、商品の値下げに踏み切る動きが広がっています。

このうち、流通大手のイオンは、今月から自社で開発・販売をしているプライベートブランドの商品のうち、比較的売り上げの多い食品や日用品の30品目について順次値下げを始めました。対象は、豆腐や納豆、サーモンなどで、値下げ幅は3%~25%程度になり、会社では、プライベートブランドの商品を大量生産することなどによるコストの削減で、値下げの費用を捻出するとしています。

また、ドーナツチェーンのミスタードーナツも、今月8日からドーナツのおよそ8割を10円~30円値下げしました。会社では、原材料費の上昇などでこの4年間に2度値上げしましたが、値下げを求める声が相次いだことから値下げに踏み切りました。店を訪れた女性客は「このところ野菜の値段も高くなっているので、お金の使い方には気をつけています。少しでも安いと助かります」と話していました。

このほか、日用雑貨などを販売する無印良品も、来年以降に販売を始める衣類や菓子など200品目以上について、現在販売している同じタイプの商品より値下げする方針です。

小売りや外食業界では、消費者の節約志向は根強いという声が多く聞かれ、値下げに踏み切ることで売り上げを増やそうという動きが広がっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161119/k10010775251000.html
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 日銀や政府は2%インフレを誘導しようとしていますが、なかなかうまくいかないようです。

 私達日本人は、制約がある中で何とか工夫してやるくりする能力は非常に高いと思います。世界有数トップクラスでありましょう。上記のニュースのように制約のある中でコストを如何に下げるか。というのも日本人の得意とする分野であります。
 これからの日本社会は、どうやって効率を高めて、無駄を廃して、工夫に工夫を重ねてコストを下げても利益が出る。という体質に向かわなければならないい。多くの企業がそういう競争に入ったのかもしれません。

 そしてこの傾向は世界的に共通するように思われます。世界中、貧富の差がどんどん開いていく一方の社会となっています。資本主義とはそういうルールなので、行き着く所までは貧富の差が開かざるを得ない仕組みなのです。なぜならそれは大金持ちほどお金が儲かる仕組みだからです。利息という発明は、お金が人間の代わりにお金を生み出す仕組みですから。借金をして働いて働いて利息をする大部分の層と、投資と融資をしてその配当と利息でどんどん資産が増えていく層の2つにはっきり分かれる仕組みでありますから。

 ただ日本は他の国家に比べて貧富の差が少ないです。これが日本経済が他国より強い大きな理由であります。これからの国家の経済は自国内の内需の規模で決まります。そしてその内需の規模とは、中間層がいかに多いかで決定されます。中間層が多いとは、貧富の差が少ないということです。

 しかしそんな日本においても、やはり世界的な時代の波に逆らえず、貧富の差が広がりつつあります。中間層が貧困層への呑み込まれて行っています。
 そうなると生活を切り詰めなければならない人たちが増えていき、生活のために少しでも安いものを。という価格を押し下げる圧力が強くなっていきます。

この社会の空気に敏感なスーパーや小売業界がものの値段を、更に下げようと努力し始めていることは重要な示唆であります。



 戦後高度成長からバブルまでは、日本人は物質的には豊かでした。モノが買えなくて困った体験をしたことがない日本人が大半でした。
 これは先の悲惨な戦争で、国家のために本当に皆貧しくても耐えて生きてきた多くの国民にもたらされた、反動の幸運だったように思います。質素で真面目であった日本人の陰の貯金が、敗戦のあと国家の幸運として与えられたのでしょう。子孫のために自分の命を犠牲にした多くの日本人の願いが次の世代に幸運としてもたらされました。彼らが一番に望んだのは「平和」であり「物質的な豊かさ」であったことと思います。



 ただその物質的豊かさの幸運もそろそろ終焉を迎え始めているのかもしれませせん。ただそれは悪いことではなく、本来の日本人のあるべき経済水準に戻りつつあるのではないか。と感じるのです。

 日本人は元々誰もが、質素に慎ましやかに暮らすことが本来の姿であります。もったいない。と感じて工夫しながら生活していくのが本来の日本人の姿であります。贅沢せず、質素に工夫しながら暮らすことが、自分たちの子孫に幸運をもたらす貯金となります。

 逆に物質的に恵まれた社会は、日本人のハングリーさを衰えさせるという弊害を生んだかもしれません。これは生物のサガであります。長生き遺伝子(サーチュイン遺伝子)がそうであるように、食べ物に恵まれいつも満腹状態だと、身体は老化するようにできているのです。物質的にいつも恵まれていると、精神の生命力(ハングリーな生きるチカラ)が衰えていくのです。

 日本人の次の世代の子供たちが幸せな社会に生きるためには、物質的には今より貧しくなったとしても、精神的に豊かになり、生命力的にたくましくあるべきであると思います。



 日本経済におけるデフレ現象とは、成熟した精神の日本人が増えていく前兆のようにも思います。



 ありがとうございます。





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コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Unknown)
2016-11-20 11:41:40
先祖に感謝ですね。

しかしヨーグルト製造会社にも言いたいです。以前は砂糖が添付されていました、あれ懐かしいからもう一度入れてくれないかな?

4つパックのヨーグルトも以前は90gずつじゃなかったたっけ?段々減らされていって今は75g。。。(*_*;消費者を徐々にごまかそうとしてるんでしょうが、あれじゃあお腹が満たされません。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2016-11-20 12:41:09
まるぞうさん こんにちは。日本のもったいない精神を生かして世界一高いと言われる食料廃棄物とかのリサイクルも含めて世界最高の物流技術を生かした政策が出来るといいなと思います。アメリカではトヨタの工場システムを応用して失業者がスタッフになって生活苦の人達に配給するシステムとかありますよね、いいなって思います。
 
 
 
成長のためのツール (うさぎのロン)
2016-11-20 16:01:35
 アベノミクスの経済効果は、企業には確かにあったと思います。今月、企業全体で377兆円の資産を内部留保していると言う記事を読みました。しかし、円高により上場企業の中間決算は、平均12%の減益とか。企業は、内部留保しているお金を社員まで回さずにいるので政府も内部留保している資産に税金をかけると言いますが…。デフレに振れていることは、間違いないと思います。消費者の買い控えから企業の減収、新卒者の就活困難とまたデフレスパイラルに陥ってしまいます。
まるぞうさんが、以前発案された国民一人につき1000 万円の強制貸付のように、せめて税金部分、住民税や厚生年金の部分でお金持ち以外はタダにするとか政府も具体的に考えて欲しいと思いました。でも、今日のまるぞうさんの記事を最後まで読んで、心に浮かんだ事は、成熟した精神に向かう道のりである事を思えば、まずは現状に感謝からだと、そこを外すとお金の魔力に取り込まれ、心が牛耳られてしまうと思えたのでした。
 
 
 
日本製の高級婦人服 (パートのおばさん)
2016-11-20 16:03:02
こんにちは。
いつもまるぞうさんのブログで勉強させていただいてます。
一つ質問させていただきたいのですが、
私は現在、高級婦人服の仕上げ縫製のパート勤めをしています。
メーカーではなく下請けの縫製工場なので
なかなか厳しい経営状態かと思います。
仕上がった商品はワンピースは10万以上、
コートは50万以上、となかなかすごい金額で
だからこそ手作業の多いデザインになのですが
この金額を出して買うお客様も今後どんどん
減って行くと思うととても寂しいです。
昔から縫い物が大好きで、物作りの仕事に
つけてとても充実していますが
今日のまるぞうさんのブログを拝見し
先行き不安になってしまいました(^^;;
余計な心配せずにただ縫い進め!とは思いますが
まるぞうさんのアパレル業界についての見解を
お聞かせいただけるとありがたいです。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2016-11-20 16:36:05
しかし結構客層悪いです。近所に住む人はそういう日を避けるそうです。安かろうマズかろうという結果です。お酒などは良いのかもしれませんが長蛇の列です。榊などはそういう日は全滅です。
 
 
 
Unknown (むさた)
2016-11-20 17:46:02
 今日の記事、二重投稿になってゐますよ・・・
 
 
 
こころが痛む事 (真実一路)
2016-11-20 23:04:56
飽食の時代でこころが痛むのが、、食品等の大量廃棄…。 大量に廃棄されてる映像を見ると すごい罪悪感を感じます。他国では、食べる事もギリギリな人々もおられるのに… "日本人、ちょっと求点高過ぎでおかしくないか?" と不安になります。 又、反対に食べる事に不自由でも 楽しそうにおめめがキラキラしているのを見ると、本来の人の幸せって、こんな状況のほうが味わえるんじゃ?とも思いますね。

文明が発達しすぎた事により本当に時間が超速くなってしまい、過労死なんかも"文明の犠牲"だと常々思ってます。
もちろん、知の拡大というよい面もありますけどね…。
 
 
 
悠仁さまの追突事故 (Unknown)
2016-11-21 02:44:17
みなさまご存知かと思いますが、悠仁さまと紀子さまがお乗りの車が、前方の車に追突事故を起こしました。幸い、悠仁さま側にも、追突された車側にも怪我人はなかったようです。

悠仁さまがお乗りの車を運転していたのは宮内庁の職員、追突された車は一般人の男性が運転していたそうです。
宮家の外出には、天皇皇后両陛下や皇太子ご一家のように、交通規制はされず、白バイの前後の誘導がないのですね。
知りませんでした。
事故の時は、悠仁さまがお乗りの車の後ろに、護衛車が一台ついていただけだそうです。だから、前方の車に追突してしまった。

悠仁さまの護衛が手薄であること、本家が心配されていたことが、現実になってしまいました。
とてもショックです。
交通規制がされないなら、今後もありうる事故です。
悠仁さまがお生まれになってから、宮内庁は、悠仁さまは一宮家のお子さまにすぎない、要するに皇太子扱いはしないと繰り返し発言してきました。

しかし現実には、南朝直系の男系男子で、将来、天皇を継がれるべき方です。日本の奇跡であり、唯一の希望です。
なんとかできないものでしょうか?
 
 
 
Unknown (Unknown)
2016-11-22 12:32:06
そうであったら本当に有難いです。
円安になりつつあり、又もや物価、内容物削減が心配になっておりました。
こんな状況で企業努力して頂ける世の中は幸せです。

戦争で戦い亡くなった方々、犠牲になられた方々、そして貧しくとも逞しく生き抜き今の日本を築き上げてきてくれた方々のお陰ですね。
感謝してもしきれませんね。

今の飽食の時代、貧富の差、ある所には一生で使い切れない程のお金。これは先の方々は望んで無かったかも知れませんね。

複雑な気持ちになりますが、これが現実。
頑張れ日本!頑張れ自分!

今日も記事ありがとうございます。
 
 
 
はい。 (Unknown)
2016-11-22 12:32:34
ありがとうございます。m(__)m。肝に命じたいと思いました。いろいろ教えて頂いてありが10ございます。m(._.)m。
 
 
 
パートのおばさんさんへ。 (まる(=・3・=)ぞう)
2016-11-22 22:27:51
返信が遅くなってすみません。もう読まれないかな?
真面目な仕事はどんな時流でも必要とされると思います。商売の形や見かけは変わる可能性はあるかもしれませんが。
 
 
 
お返事ありがとうございました (パートのおばさん)
2016-11-23 13:10:30
お忙しい中お返事いただき
ありがとうございました。

自分のしている仕事が
必要とされなくなるのかと
急に焦ってしまいまして、
後先考えずコメントをした次第です。
大変失礼しました。
許される限り迷わず縫い続けたいです。

まるぞうさんのブログ、
これからも楽しみにしています♫
無理なさらずお体お気をつけて、
でもブログ更新はお待ちしてます!
ありがとうございましたm(__)m
 
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