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国連軍について。歴史のおさらい。


 11月29日のBSフジのプライムニュースです。


http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/day/d171129_0.html

前回の朝鮮戦争は国連軍の戦争だった。

 アメリカは北朝鮮に対して「前回の国連軍という名前の多国籍軍」という形で、軍事的圧力をかけようとしています。
 前回の朝鮮戦争。私達は、韓国と北朝鮮の戦争だったと思っております。しかし国連軍と北朝鮮の戦争だったのです。

 朝鮮戦争における国連軍とは1950年の国連安保理決議で、アメリカが主導する多国籍軍が北朝鮮と戦争したのでした。
 この時、アメリカの多国籍軍は国際連合の旗を使うことが認められていたので、国連軍と呼ばれます。

 今ならソ連や中華人民共和国が反対しそうです。なぜなら北朝鮮を支援していたのがソ連と中華人民共和国でしたから。

 しかしその時の国連安保理はソ連は欠席でした。当時のソ連はこの朝鮮戦争が引き金となって、米ソ前面戦争になることを恐れたためでありましょう。
 北朝鮮の金日成から支援要請が合った時も、スターリンは表立って軍事支援できない。と断りました。ただし毛沢東が北朝鮮を支援することは認める。と。

 そう朝鮮戦争の時代1950年当時、常任理事国だった中国とは、中華民国=台湾でした。中華人民共和国が国連に加盟したのは1971年のことです。
(ちなみに日本の国連加盟は1956年です。前回の朝鮮戦争の時は日本も国連未加入国でした。)
 そして驚くことに北朝鮮と韓国が国連加盟したのが1991年です。結構最近ですね。

 したがって1950年の朝鮮戦争の対立構図とは、下記となります。

【 国連軍(アメリカ、イギリス、タイ、カナダ、トルコなど16カ国)+大韓民国(国連非加盟) 】

VS

【 朝鮮人民共和国(国連非加盟)+中華人民共和国(国連非加盟)】

 朝鮮戦争とは、当事者のほとんどが国連非加盟国だったので、アメリカの多国籍軍が国連軍を名乗ることができたわけです。

 朝鮮戦争は北朝鮮と国連軍の休戦で一段落しています。戦争はまだ続いているのです。そして国連軍は総司令部はどこにあるのでしょうか。実は2007年に韓国から日本の横田基地に移動したのでした。もし今回、アメリカと北朝鮮の戦争が起きるとするならば、休戦協定している国連軍が北朝鮮と戦うという形になるでしょう。
 前回国連軍に入っていなかった日本が新たに加わるという形です。司令部が日本の横田基地という形で。



台湾を蹴落として常任理事国を虎視眈々と狙っていた中共。

 さて1971年に、それまで常任理事国だった中華民国(台湾)が外され、中華人民共和国が常任理事国になりました。
 この国連決議はアルバニアが発議したのでアルバニア決議と呼ばれます。



 地図の赤い国々17カ国が中華民国(台湾)。
 緑色の国々35カ国が中華人民共和国を推していました。

 中華民国は自国が常任理事国から外されたことに抗議して、国連を脱退しました。今は国連非加盟国です。中華人民共和国は、中華民国も自国の一部だと宣伝しています。



感情に流される人はしたたかさに欠ける。

 もし台湾が早まって脱退しなければ、少なくとも中華人民共和国の一部だという相手の論調には対抗できたことでしょう。
 残念ながら今は非加盟国なので、立場は弱いです。

 そして中共は、自らが国連常任理事国になるため、20年以上ずっとロビー活動をしていたのでした。そのしつこさと長期戦略の視点は日本も見習わなければなりません。

 今回のサンフランシスコ慰安婦像も、中華系の市長が当選した時点で、日本は不利でした。彼らは中華系のアメリカ大統領を選出する。これが目標だと言われています。



 日本だって、かつてのアルバニアのように「中共を常任理事国からはずしましょう」と発議し、多数決で勝てば彼らを外せることができるのです。
 ただ現在の国際状況では、そうなった時に、中共を選ぶか。日本を選ぶか。その多数決に日本は彼らに勝てるでしょうか。

 日本人に必要な「したたかさ」とは。日本も彼らのように「長期的なロビー活動」ができるでしょうか。たとえばそういうことであります。
 台湾のように短絡的に反応してしまった国は、中共からすると御しやすいことでしょう。
 70年前の日本は短絡的に反応する国でありました。その時の敵は中共ではなくアメリカのグループでありましたが。

 1971年に中共は、虎視眈々と国連の常任理事国を手に入れたように、現在の彼らは、太平洋の西半分の事実上の支配権も狙っている。習近平氏のトランプ氏に対する発言はそれを改めて宣言しています。

 虎視眈々として執念深さに対して、きちんと用心できる知恵が日本人に一番必要な素養であると思います。最近毎回同じ結論にりますね。(笑)



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