今夜はとても寒く、
北風はキミを突き刺しているかもしれない。
葉がみるみるうちになくなったキミは、
誰も近寄ることもなく、ただ独りたたずんでいる。
毎日何のヘンテツもないキミ。
ねぇ、ホントにがんばってるの?
やる気あるの?
もうずっと、このままだったらどうしよう。
ボクはキミの周りをうろうろして、心配するばかり。
今朝は雪だよ。
キミの上にも、雪がどっさりつもり、枝が折れてしまった。
これからボクはどこで昼寝をすればいいの?
どうして、がんばらなかったの?
暖かい毛布の中から飛び出して、キミの元へ走る。
泣きながら責めたボクを許して。
キミがこの寒い中じっと耐えていたのを知ろうともしなかった。
折れた枝から、暖かい湯気が出ているのを見て、
キミが必死で生きようとしていたのを知ったんだ。
それからボクは、毎日キミの無事を祈り、
少しでも風をしのいで欲しくて、ご主人様からもらった毛布をキミにかけた。
でも、キミは毛布なんかいらないと、すぐに風に飛ばしてしまったね。
独りで戦うキミの強さを知ったよ。
それからボクは、ただ「がんばれ」それしか言えず、
(正確には「ニャー」だけだけど、きっとキミは猫語がわかるはずだから)
ボクはそれしかできない、自分を呪った。
だけど、信じてる。キミがまだ生きてること。
それから、暖かい風が吹き出した頃、
キミの枝から、蕾がたくさんつき始めてボクはキミが生きてることを知り、
飛び上がるほど嬉しかった。
また昼寝に快適な葉を沢山つけてくれるのだ、
夏に生まれたばかりのボクはそう思っていた。
だから、キミが白くて小さい花を枝いっぱいに咲かせた時、
奇跡が起きたと思ったよ。
ボクのご主人様がキミのこと「さくら」と教えてくれた。
さくら、なんで教えてくれなかったの、
そんなに美しく咲くことを。
キミは、花びらをシャワーのように降らせながら
初めてボクに口をきいてくれたね。
「ずっと、そばで見ててくれて、ありがとう」
何もできなかったボクに、
しかも、キミを疑って、キミを罵ったボクに
そう言って、キミが笑ったのを見て、なんでか涙がでた。
ボクは、キミのこと愛してる。
そう、ボクはキミのこと愛してるんだ。
北風はキミを突き刺しているかもしれない。
葉がみるみるうちになくなったキミは、
誰も近寄ることもなく、ただ独りたたずんでいる。
毎日何のヘンテツもないキミ。
ねぇ、ホントにがんばってるの?
やる気あるの?
もうずっと、このままだったらどうしよう。
ボクはキミの周りをうろうろして、心配するばかり。
今朝は雪だよ。
キミの上にも、雪がどっさりつもり、枝が折れてしまった。
これからボクはどこで昼寝をすればいいの?
どうして、がんばらなかったの?
暖かい毛布の中から飛び出して、キミの元へ走る。
泣きながら責めたボクを許して。
キミがこの寒い中じっと耐えていたのを知ろうともしなかった。
折れた枝から、暖かい湯気が出ているのを見て、
キミが必死で生きようとしていたのを知ったんだ。
それからボクは、毎日キミの無事を祈り、
少しでも風をしのいで欲しくて、ご主人様からもらった毛布をキミにかけた。
でも、キミは毛布なんかいらないと、すぐに風に飛ばしてしまったね。
独りで戦うキミの強さを知ったよ。
それからボクは、ただ「がんばれ」それしか言えず、
(正確には「ニャー」だけだけど、きっとキミは猫語がわかるはずだから)
ボクはそれしかできない、自分を呪った。
だけど、信じてる。キミがまだ生きてること。
それから、暖かい風が吹き出した頃、
キミの枝から、蕾がたくさんつき始めてボクはキミが生きてることを知り、
飛び上がるほど嬉しかった。
また昼寝に快適な葉を沢山つけてくれるのだ、
夏に生まれたばかりのボクはそう思っていた。
だから、キミが白くて小さい花を枝いっぱいに咲かせた時、
奇跡が起きたと思ったよ。
ボクのご主人様がキミのこと「さくら」と教えてくれた。
さくら、なんで教えてくれなかったの、
そんなに美しく咲くことを。
キミは、花びらをシャワーのように降らせながら
初めてボクに口をきいてくれたね。
「ずっと、そばで見ててくれて、ありがとう」
何もできなかったボクに、
しかも、キミを疑って、キミを罵ったボクに
そう言って、キミが笑ったのを見て、なんでか涙がでた。
ボクは、キミのこと愛してる。
そう、ボクはキミのこと愛してるんだ。
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