タイトル:『はなくそ』
作者:アラン・メッツ
訳 : ふしみ みさを
出版社:パロル舎
《あらすじ》
こぶたのジュールは、おふろもたま~に入るだけ。
いつも体のまわりにはハエが飛んでいて、
お世辞にもキレイとは言えないこぶたです
そんなジュールは幼馴染のかわいいジュリーが大好き
今日こそ気持ちを伝えようと朝から意気込みますが、
出会った途端、ジュリーから『わたし、あした引っ越すの!』
と告げられます。
なんでも森に大おおかみが出てこぶたをさらっていくそうで。
『ま、あなたは心配ないでしょうけどね。』ジュリーにそう言われ
ジュールがさすがに気を悪くしていると、なんとそこへ噂の大おおかみが
ふたりはあっというまに連れさられてしまいます。
さぁジュールはどうやってジュリーを守るのでしょう
そしてジュールの恋の行方は
《かんそう》
今日は初めて読み聞かせに入るクラスでしたので、
最初は硬い表情の子もちらほらいましたが、
なにせタイトルが『はなくそ』ですから
話を読み進めると次第に空気も和んできます。
ユーモラスな絵も合間って、ニヤニヤする男子に、
クスクスと恥ずかしながらも笑ってくれる女子。
この手のネタで女子が笑ってくれるとは
いや~楽しんでいただけたようで何よりです
そして、驚いたのが、3年3組のみんなのお話を聞く姿勢
おしゃべりなどもちろんなく、しゃんと背筋を伸ばし、
完ぺきな体育座りで真剣に『はなくそ』を聞いてくれました。
ちゃんと聞いてくれてありがとう。
かわいい笑顔を見せてくれてありがとう。
今日もみんなに元気をもらいました
(ヤメピ)