さて、ニワトリが何羽いれば、自給自足可能か?
著者は、そう考えて、移り住んだようである。 この本から逆算して、もう20年以上になるはず。 最初は失敗したりと、いろいろ工夫しながら、100羽~150羽くらいが、4人家族に、ベストなそうだ。 お米も野菜も、自作、そのほかは、物々交換(魚などもろもろ、近くに海があるし・・・)
ところで、ニワトリの捌き方?を知ってる人??? 私は、一度、目の前で見たことがあって、やったことはないが知識としては知っている。
残酷なように感じる人もいるだろうが、食べるということは、ある意味残酷?
なので、一応、知っておくのも良いかな?
それはともかく、この本を読んでいると、いわゆる、通常売っている、鶏肉や卵がいかに大量生産されて(しかも不健康なじょうたいで)流通しているかを知ることになって、ちょっと困ったねえ~。
さて、本題、ニワトリを飼って、エサは、そのあたりの草や諸々を、うまく選んでやる。 すると、ある年代から、卵を産み始める。 これを、売り物と、自家用とに振り分ける、そして、孵化させる分も用意しておいて、これをまた育てる。 ある時期に来たら、肉を食べる。 というサイクル(循環)が出来れば、一回り。(例えば、鶏糞はすごく良い肥料になるので、畑などに利用できる~化学肥料は使わない~費用が発生しない!)
労働力は、夫婦二人で、トータル一日約2~3時間少々、という計算らしいが、そんなに簡単かな?
土地の世話(環境の循環を用意する)や、病気に対する自覚など、そして、子供の育児や教育も。 いろいろとやることはあるしなあ・・・
生きていくうえで、参考にするには、良い本ではある。