大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

花園中学校開校70周年記念事業「大賀ハス植え替え工事」 ①

2017-03-14 16:59:29 | 日記
3月4日(土)通常の活動とは別に、花園中学校開校70周年記念事業「大賀ハス植え替え工事」を行いました。

ハス育成委員会の13名の中学生の皆様と校長先生、教頭先生をはじめ教員の方々と一緒に、大賀ハスのふるさとの会のメンバーであり蓮文化研究会会長の南定雄先生の御指導のもと朝から夕方まで作業を行いました。

大賀ハスは、1951年(昭和26年)、千葉市検見川(現・千葉市花見川区朝日ヶ丘町)にある東京大学検見川厚生農場(現東京大学総合運動場)の落合遺跡で、大賀一郎博士により発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)です。

実はこの発掘に協力していた花園中学校の生徒が一粒の蓮の実を発見しました。
大賀ハスにとても縁のある花園中学校で、今も大切に大賀ハスが育てられていて素晴らしいです。



花園中学校のハス池です。

今回は古く腐敗した土を取り出し土の入れ替えを行うとともに、睡蓮と大賀ハスの配置換えおよび「知里の曙」も植えました。



左のような配置になっていたので、それを右のように配置換えしました。

「知里の曙」は南定雄先生が作出された品種で、大賀ハスと開花時期が違うことから、より長くハスを観ていただけるようにと御配慮いただき用意していただきました。



このような素晴らしい花がみられることでしょう。


***********お知らせ************

・現在大賀ハス展(写真展示)が行われています。
  詳しくはこちらのブログ記事を御覧ください。

・ポストカードも販売しております。
  詳しくはこちらのブログ記事を御覧ください。
コメント (1)
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