核兵器禁止条約を採択！

７月７日、ついに、核兵器禁止条約が国連で１２２か国の賛成で採択されました。歴史的な日となりました。七夕の最高のプレゼントですね。
日本共産党志位和夫委員長は、この採択された場所にいました。野党外交が存在感をしめしました。唯一の被爆国なのに、日本政府がこの国連会議に参加しない中で、日本の政界から参加したのは、日本共産党だけでした。
被爆者の長年のとりくみが、「ふたたび被爆者をつくらない」と訴え続けたこと、被爆の実相、非人道性を世界に広げ、今回の採択の大きな力となりました。私も、本当にうれしく思ったひとりです。初めて私が被爆の実相をしったのは、中学１年生の時でした。音楽の先生が、「原爆許すまじ」を教えてくれたことがきっかけでした。写真集をみ、歴史を学び、「三度許すまじ原爆を」との歌詞を心に刻みました。１９５４年のビキニ被爆、このとしのことは記憶にはありませんが、小学生の頃、テレビのニュースで、マグロ漁船のことを報道していた記憶はあります。大学生になってからの、夏の原水爆禁止署名を集めるための戸別訪問、世界大会の参加と、取り組みがいっきに加速します。そして、核兵器廃絶を求め行動する日本共産党への入党とつながっていきました。
核兵器禁止条約が大国の国連支配を脱皮しての条約であったことも歴史に刻まれるのではないでしょうか。被爆者として証言したサーロー節子さん、コスタリカのホワイト議長、中満国連軍縮上級代表など、この会議で重大な発言役割を果たした女性たちも素敵です。
また、北朝鮮の核開発への大きなしばりになったのではないでしょうか。

各国の核兵器の概算数（しんぶん赤旗）ロシア７０００、アメリカ６８００、フランス３００、中国２７０、イギリス２１５、イスラエル８０、パキスタン１２０～１３０、インド１１０～１２０、北朝鮮？