緑色のマルス券で恐縮ですが、早くもネタ切れな感もあり、ここからは古いので茶を濁す手段もやっていこうかと(汗) そんな中でも懐かしい雰囲気が残るのが「大垣夜行」と呼ばれていた東京発大垣行きの普通列車です。列番が345Mで「さん・よん・ご」と語呂が良かったので覚えやすかった列車でした(末期は375Mになっていました)。今の「ムーンライトながら」の前身にあたる列車です。この列車にはグリーン車が2両連結されていて東海道本線の東京口普通列車と同様の組成に近いまま大垣へ行く長距離列車でしたが使用車両が165系という急行形電車でグリーン車もサロ165が2両連結され、一段と豪華さを放っていました。しかし普通列車ではあるものの、その当時の普通列車では臨時列車などを除けばグリーン指定席は無かったと記憶しており、現在の「ムーンライトながら」のように全車指定席というものでは無く、普通車・グリーン車の全車自由席であったので、グリーン券を購入していても100%座れる保証は無く春・夏休みシーズンなどは発車数時間前から並んでおく必要もあったりしました。しかし青春18切符ではグリーン車には乗れない規則でしたのでグリーン車も自由席とは言え普通車に比べると競争率は低かったと記憶しています。さて、このグリーン券の券面を見ると値段の下に小さく「税1割共」と表記されています。これは消費税が導入される前のものでグリーン券には通行税が適用され、このような税として徴収されていました。グリーン料金は現在と同じく距離によって価格が異なっていましたが、この当時でも東京−大垣間が通しで最遠の普通グリーン料金となっていました。さらにこの切符は発行が(3−タ)という事で東京駅発行でもJR東海の窓口で発券されたもので、切符の地紋はJR仕様ではなく国鉄仕様、昭和62年発行という事で、このあたりも稀少なグリーン券に仕上がっています。
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