おぐしクリニック 院長のクリニック通信(クリニックからのお知らせ&日々の診療のあれこれ等々を気ままに書きます)

内科から外科まで専門分野を問わず幅広く診療します。地域に根ざした総合診療クリニックを目指す院長のブログです。

気温が上がってきました熱中症にご注意下さい。

2012-05-31 18:45:37 | 健康・病気
5月後半が慌しくブログの更新が滞ってしまいましたがその間にずいぶん気温、湿度が上がってきました。
屋外も屋内の気温も共に上昇してくるこれからの時期は熱中症にご注意下さい。

熱中症は人体活動で生じた熱が色々な要因で十分放散されず、うつ熱(熱が体内にこもった)状態で引き起こされる臓器の機能障害です(比較的気温が低い時期でも起こります)。
特に高齢の方や小さいお子様は容易に熱中症になりますのでご注意下さい。

暑い場所での作業や運動中に
①大量の発汗、気分不良があるとき。
②めまい、頭痛、嘔吐などがあるとき。
③意識消失、高体温、意識障害などがあるとき。

すぐに作業や運動を中止し症状のある方をクーラー等の空調の効いた場所に移してください。
嘔吐などが無ければ冷たいスポーツ飲料などを飲ませてください。意識に異常があったり嘔吐、痙攣がある場合は医療機関での治療が必要です。

室内でも室温が高ければ熱が体にこもって体温上昇することがあります(在宅訪問診療中の方で自宅のクーラーが壊れたままになっていた方が発熱したケースがありました)。
節電も大事ですが体調管理も大事です、くれぐれも無理をされないようにご注意下さい。
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阪急西宮ガーデンズすぐ北側の駐車場だった場所にマンションが建ちます、重機が入っています。
西宮北口駅界隈も昔からは想像できない位変わりました。ガーデンズが出来る前は球場があって、阪急ブレーブスの試合があったり西宮競輪が開催されていましたが全く当時を思い出させるものがほとんどなくなりました。
更地もよく目にするようになりましたが前に何があったか思い出せないことが多いです。
人の記憶って当てになりませんね(それともブログ主が忘れっぽくなったのかw)。






約8kg体重が減りました

2012-05-15 16:11:55 | 健康・病気
変なタイトルですが2007年10月に開院してから8kg程体重が減りました。

開院直後が身長168.3cm、体重84.2kg(BMI29.7)と太りすぎだったせいもあるかもしれませんが、現在身長168.3cm、体重76.3kg(BMI26.9)です(まだBMIでは軽度肥満のグループですが・・・)。

特に減量を目的に行ったことは無いのですが昼に在宅訪問に出ることが多くなったので昼食を簡単に済ますようになり、院長室には食べ物を置いていないので間食もしなくなりました。
又在宅訪問に行く時、細い道があったり(奥で行き止まりになっていたことも・・・)駐車場所に困ることがあったりで移動に自転車を使うようになったことも一因かもしれません。
ただし急な坂を上ったりする事もあるので電動アシスト自転車ですがw(減量目的で買ったのでは無いので・・・)。

こんな生活を2、3年ほど続けていたところ現在の体重になり今も維持しております。
3年ほど前から診療所近くの西宮剣友会で剣道を再開(下手ですが月に4回程の稽古)したこともあるかもしれませんが(但し稽古後のビールはやめられません・・・)。
基本的に飲んだり食べたりする事が好きなので今以上の減量は無理かなーと思っております。

結局、摂取カロリーの地道な制限と運動がメタボ対策になったようです(手近なところに食べ物な無いのも一因かも)。それと減量そのものが目的ではなかったのがよかったのかもしれません(減量が目的だと減ったご褒美に食べてしまいそうなので・・・)。

減量で食事を抜いたりすると血糖値を維持する為人間の体は筋肉を分解してブドウ糖に変換します、体重は減りますが筋肉が減るだけで体脂肪率は変化しませんのでご注意。リバウンドして体重が元に戻ると更に体脂肪が増えてしまいます。

又若い女性は減量しすぎると無月経などの月経異常をおこす場合がありますので過剰な減量はおやめ下さい。
それとこの内容はブログ主の個人的な体験談ですので決して全ての方に当てはまることではないことをご了承下さい。
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近くの公園で子どもの自転車の練習をしました。時計が夕方5時ですが明るいです。立夏を過ぎました、夏がもうすぐ来ますね。



外出先での小さい擦り傷や切り傷の応急処置。

2012-05-08 10:57:14 | 健康・病気
季節が良くなり外出する機会が増えてきました。ブログ主も連休中はほとんど子どもと外出しておりました。
子どもは私に似たのか運動が不器用で走っていてもつまづいてこけたり自転車の練習をしても転倒ばかりで生傷が絶えません。
特にこの時期は膝、ひじ等の露出部分に擦り傷、切り傷をよく作ってきます。
この様な外出時の生傷ですが公園などで近くに水道があれば、まず傷を流水でよく洗ってください。砂、ごみ等の異物が傷の中に残っていると化膿の原因になったり、傷の治りが悪く長期化の原因になったりします。
後々傷跡が目立ってくる原因になることもありますのでご注意下さい。
出血が少々あってもまず十分傷を流水で流してください、洗浄後ハンカチ、タオルなどで5分から10分程度軽く圧迫すれば大体止血します。
最近消毒薬つきのパウダー(なんとかドライ)が市販されていますがパウダーが傷の中に付着して残りかえって傷の治癒を遅らせる場合がありますのでブログ主はお勧めしません(パウダーの上に更にパウダーが吹き付けられてカチカチになって除去に苦労した上に内部の傷は治癒してなかったケースに遭遇します)。
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連休中に万博公園に行きました。この日はあいにく天気が不安定で曇り空の太陽の塔になってしまいました(おまけに横からの写真です、正面まで行く体力が無かったので・・・)。




5月になりました。UVにご注意。

2012-05-01 13:07:11 | 健康・病気
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4月の診療報酬改定のバタバタが一段落ついたと思ったらもうゴールデンウィーク突入と言う事でブログの更新がずいぶん滞ってしまいました。
急に気温が上がり薄着になることが多いこの時期ですが、外出時にはUV(紫外線)対策をしっかり行ってください。日照時間が長くなるこの頃からUVも多くなります、長時間屋外ですごし帰宅したら顔や腕などの露出部位が日焼けしていたということもよくあります。又曇っていてもUVは多いのでご注意下さい。
日光にあたらないと皮膚でビタミンDが作られなくなります。ビタミンDは骨の形成に必要ですので適度に日光に当たることは必要ですが過剰に当たると熱傷になります。
日焼けは熱傷の一種ですので過剰な日焼けにはご注意下さい。歳をとってからの日焼けは皮膚のシミの原因にもなります。
又日焼けの痛みが強い場合非ステロイド性の消炎鎮痛剤の内服、皮膚の日焼け部分にはステロイドの含有された軟膏を使用することもあります。
こんなことを書いていますがブログ主はUV対策を怠ったため顔、首が赤焼けでとっても痛いです。
ブログの写真は昨日家族でユニバーサルスタジオジャパンに行ったときのものです。スヌーピーの新しいアトラクションに乗りました。