広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

宝島ワンダーネット、携帯で独自コミック配信

2007年03月22日 | e-book関連
 宝島社(東京・千代田)が約6%出資するインターネット関連コンテンツ制作の宝島ワンダーネット(東京・千代田)は、携帯電話でオリジナル漫画を有料配信するサイトを4月に開設する。小説を漫画化したり、新人賞を新設し作家を発掘することで独自性を高め、アニメやゲーム化など2次利用での収入も見込む。サイトを新人の登竜門とし、権利ビジネスの基盤として育成したい考えだ。
 漫画配信サイト「ワンダーコミック」を4月2日に開設する。第1弾として配信する作品は、宝島社が主催する小説大賞「このミステリーがすごい!」で注目されて書籍化した小説「そのケータイはXX(エクスクロス)で」が原作。人気キャラクター作家を中心にアニメ制作会社が電子漫画化した。富士見書房のSF小説で、すでにアニメ化されている「ロケットガール」も同様に電子漫画化して配信する。
 1人の漫画家ではなく、アニメ会社に制作を委託するのは、コマ割りや演出を分業体制にすることで漫画化のスピードを上げる狙いがある。
 閲覧料金は月額315円からで、携帯電話3社に対応する。サイト更新の目安は週1回。オリジナル作品のほか、すでにネットで流通している電子漫画も100作品ほどそろえる。
 サイトには宝島社が持つ編集ノウハウも盛り込む。「このマンガがすごい!」などのランキング編集に携わるライターを起用し、各作品についてのコメントや、電子漫画のオリジナルランキング「このコミックがすごい!」を掲載する。
 サイト開設に合わせて、携帯向け電子漫画の新人作家を発掘する賞金総額500万円の「モバイル・コミック大賞」も設立する。漫画、シナリオ、アニメ部門などに分けて、このほど募集を開始した。大賞の決定は10月。直後に受賞作品をプロの漫画家や、アニメ会社が電子漫画化し、ワンダーコミックで配信する予定だ。
 受賞作品は漫画化に続き、DVD付きの雑誌発行などを想定している。新人作家を自社で開拓することで著作権の一部を確保し、アニメや書籍化した際のライセンス収入を得る狙いだ。
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« バズーがシステム、携帯向け... | トップ | 新潮社も電子漫画雑誌、原作... »

あわせて読む