旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

春日神社

2016年07月01日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市高木に春日神社があります。
 春日神社は篠原駅の西約1.5kmのところにあります。社記によると、天武帝白鳳2年(662)、天津彦根命と比売神の分霊を勧請したのが始まりと伝えられ、霊亀元年(715)に藤原鎌足が春日大社の分霊を勧請合祀し社殿を造営し、神領を寄進したと伝えられています。
 隆盛を極めた時期もありましたが、守護佐々木氏をめぐる応仁文明の兵火で社殿などを焼失しました。永正8年(1611)に地頭の永原氏などのより社殿は再建されました。延宝5年(1676)には1町歩余除地、元禄10年(1697)4反4畝余高5石余の寄進を受けています。明治9年(1876)に村社に列しています。
 森の中に鳥居、拝殿、本殿が建てられています。少し離れた広場の中央に、神門がぽつりと建っています。永正8年(1511)頃に建立された門で国の重要文化財に指定されています。また、鎌倉時代に製作された木造狛犬1対は野洲市の文化財に指定されています。

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http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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生和神社本殿

2016年06月30日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市冨波乙(とばおつ)に生和(いくわ)神社があります。
 生和神社の本殿は間口2間3尺、奥行2間1尺の一間社、流造り、単層、檜皮葺きの建物です。近くにある国宝の大笹原神社本殿は応永2年(1425)に建てられていますが、生和神社本殿の蟇股や花肘木、格狭間の意匠が、それよりもやや古式であるため、南北朝時代に建てられたと推定されています。
 生和神社の本殿は一間社としては大型で背面に縁を廻し、中揃えに蟇股を飾っているのが特徴です。蟇股には宝相華文様や宝珠と雲などの立派な彫刻が施されています。摂社春日神社本殿とともに昭和24年(1949)、国の重要文化財に指定されています。

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生和神社摂社日吉神社本殿

2016年06月29日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市冨波乙(とばおつ)に生和(いくわ)神社があります。
 摂社日吉神社本殿は生和神社本殿の左側に建てられています。一間社、流造り、檜皮葺きで、右側にある春日神社本殿よりも一まわり小ぶりです。

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摂社春日神社本殿

2016年06月28日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市冨波乙(とばおつ)に生和(いくわ)神社があります。
 生和神社の摂社春日神社本殿は生和神社本殿の右側に建てられています。一間社、流造り、単層、檜皮葺きの建物です。形式手法は本殿より古式で、鎌倉後期(1275-1332)の建築と考えられています。小規模ながら舟肘木や向拝の手狭などに当時の意匠や工法が伺えます。生和神社本殿とともに昭和24年(1949)、国の重要文化財に指定されています。

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生和神社拝殿

2016年06月27日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市冨波乙(とばおつ)に生和(いくわ)神社があります。
 生和神社の拝殿は間口3間、奥行3間、単層、入母屋造り、本瓦葺きの建物です。舞殿のような造りで、四方吹き抜けの造りで戸がはめこまれています。奥には生和神社本殿と摂社春日神社本殿が鎮座しています。

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生和神社

2016年06月26日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市冨波乙(とばおつ)に生和(いくわ)神社があります。
 生和神社は野洲駅の北東約1.2kmのところにあります。当時の領主であった生和三郎こと藤原忠重は奈良の春日大社に祈願して、里人を苦しめていた冨波一の沢にいた大蛇を命と引き換えに退治しました。これに感謝した村人が寛弘6年(1009)に一宇を造立したのが生和神社の始まりです。
 朝廷からの崇高は厚く、延徳3年(1491)後土御門天皇は、正一位の神階と勅額を下賜されました。大永6年(1526)には、当時の領主であった藤村左衛門尉成俊が田地300石を寄進しています。しかし、天正4年(1576)、織田信長により田地の大部分を没収されてからは衰微していきました。
 明治10年(1877)、村社になり、昭和24年(1949)、生和神社本殿と摂社春日神社本殿が宝暦・嘉永の棟札とともに重要文化財に指定されました。境内には他に拝殿、神輿庫、神饌所、祭器庫、社務所、手水舎、中門、透塀 日吉神社本殿などが建ち並んでいます。

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野上神社本殿

2016年06月26日 | 旅 歴史
滋賀県野洲市久野部(くのべ)に大行事神社があります。
 摂社野上神社本殿は大行事神社本殿の左に鎮座する小さな本殿です。一間社流造り(ながれづくり)、柿(こけら)葺きで、室町時代に作られています。目の細かい良質のヒノキ材を使っており、修理を受けた形跡もないそうです。庇中央の蛙股や組物に中世の古式を伝えています。大行事神社摂社野上神社本殿として野洲市指定文化財に指定されています。

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大行事神社本殿

2016年06月25日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市久野部(くのべ)に大行事神社があります。
 大行事神社本殿は、間口4尺、奥行5尺、一間社流造り(ながれづくり)、檜皮(ひわだ)葺きで、室町時代中期に再建された建物です。小規模ながら室間時代の神社本殿建築の遺構として大変貴重なことから昭和18年(1943)に国の重要文化財に指定されています。

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大行事神社

2016年06月20日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市久野部(くのべ)に大行事神社があります。
 大行事神社はJR野州(やす)駅の北約500mのところにある円光寺の本堂の右にあります。円光寺の鎮守社として勧請されたのが始まりと伝えられています。覆屋の中に、国指定重要文化財の小さな大行事神社の本殿と、左側に鎮座するさらに一回り小さい摂社の野上神社があります。

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円光寺九重塔

2016年06月19日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市久野部(くのべ)に円光寺があります。
 円光寺九重塔が本堂に向かって左側に建てられています。康元年間(1256-1257)に作られた石造九重塔で、もとは十三重塔であったと想像されます。九重目は宝塔の笠を流用しています。相輪部はありませんが、高さ4m近い大きなものです。昭和36年(1961)、圓光寺九重塔として国の重要文化財に指定されています。

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円光寺本堂

2016年06月18日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市久野部(くのべ)に円光寺があります。
 円光寺の本堂は間口5間、奥行5間、単層、切妻造り、銅板葺きで、1間の向拝が付いています。鎌倉時代の康元2年(1257)に建てられています。棟木に墨書銘文が残されており、建築年代のわかる貴重な文化財で、圓光寺本堂として、昭和28年(1953)に国の重要文化財に指定されています。
 本堂の内部は内陣、外陣、脇陣、後陣と分けられる密教寺院の形態を伝えています。内外陣境と内陣両脇陣境に格子戸をたて、内陣と脇陣は棹縁(さおぶち)天井、その他は化粧屋根裏です。外観は円柱の上に舟肘木を置き、内法長押は母屋から庇の間へ順に低く取り付けています。背面は連子窓と板壁、軒は疎垂木で簡素な造りです。

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円光寺

2016年06月17日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市久野部(くのべ)に円光寺があります。
 円光寺はJR野州(やす)駅の北約500mにある天台真盛宗のお寺です。延暦年間(782-804)に最澄により開かれた長福寺というお寺が母体となっています。円光寺と、長福寺は、大行司神社の宮寺という関係でした。
 元亀年間(1570-1573)の兵火で、長福寺の本堂が奇跡的に残り、円光寺の諸仏は無事でした。円光寺の仏像を移した事で長福院円光寺という一つのお寺になったのです。平安時代の像高86cmの木造阿弥陀如来坐像(国指定重要文化財)、室町時代の像高52.4cmの木造地蔵菩薩坐像(兵庫県指定文化財)を安置しています。
 県道大津ー能登川長浜線久野部の交差点にあるあるため閑静とは言い難い境内です。国指定重要文化財の本堂のほかに山門、鐘楼、庫裏などが建てられています。本堂前にある九重塔は鎌倉時代の作で国指定重要文化財です。お寺ではなく、神社の境内のような独特の雰囲気があります。

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古宮神社

2016年06月16日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市小篠原に稲荷神社があります。
 稲荷神社の境内社である古宮神社(ふるみやじんじゃ)の草創は鎌倉時代です。本殿は近くの福林寺境内にあった十二所神社でした。大正3年(1914)、稲荷神社に合祀され、移築されたものです。稲荷神社境内社古宮(こみや)神社本殿として大正6年(1917)に国の重要文化財に指定されています。
 本殿は一間社流造り(ながれづくり)、柿(こけら)葺きです。組物や頭貫(かしらぬき)の木鼻、向拝の蟇股(かえるまた)などの意匠から室町時代中期に建てられたと考えられています。母屋(もや)正面の鴨居の上の欄間や向拝の蟇股に、唐草文様の華麗な彫刻が彫られています。

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稲荷神社本殿

2016年06月15日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市小篠原に稲荷神社があります。
 稲荷神社の本殿は拝殿の背後の一段高くなっているところに鎮座しています。向かって左には国指定重要文化財の境内社古宮神社本殿があります。稲荷神社本殿は間口5尺6寸、奥行5尺4寸、一間社流造り(ながれづくり)の柿(こけら)葺きです。

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稲荷神社

2016年06月15日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市小篠原にがあります。
 稲荷神社は野洲駅の東約1.5km、国道8号線沿いの東側に位置しています。天智天皇壬申の乱に野洲河原で戦死した人々の供養と鎮護国家を祈願して福林寺が建てられました。その守護神として稲荷神社は天暦2年(948)に創建されました。伏見稲荷大明神が勧請され、小篠原の氏神として崇敬されました。
 永禄年間の争乱で福林寺の伽藍は衰亡し、当社と福林寺の真福院のみが残りました。寛永10年(1633)、松平陸奥守より禁制を与えられ、元禄16年(1703)に志礼から現在地に遷座され、正一位稲荷大明神の宗源宣旨を受けました。
 享保14年(1729)、松平家の京屋敷にあった中門が稲荷神社に奉納移築されました。明治41年(1908)、稲荷神社は村社に指定され、大正3年(1914)には十二所神社、三神社、大神社、岩神神社を合祀しました。
 閑静な境内には、拝殿、本殿のほか、神門、神輿庫、祭器庫、手水舎、社務所や、古宮神社、若宮神社 愛宕神社 薬弘社などの境内社が建てられています。古宮神社(十二所神社)は廃寺になった福林寺本堂の上座に建てられていた建物で国の重要文化財に指定されています。

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