ちかさんの元気日記

辛いことを乗り越えて元気に生きている私“ちかさん”の
涙と怒りと笑いの介護記録。

芍薬甘草湯

2017-04-22 00:51:40 | 日記
よく足がつる。

若いころからそうだったが
50を超えてからその部位が変わった。

以前はふくらはぎだったのに、今では脛。
しかも激痛は夜間限定。

ミネラル不足だとか
運動不足だとか
歳のせいだとか
考えられる原因はいろいろで
どれも当たっているような当たっていないような…。

4年前まで勤めていた薬局で
薬剤師のオネエチャンが教えてくれた。
それだったら漢方の芍薬甘草湯が効きますよ、と。

現在80代の叔母に聞いてみたら
「ああ、ツムラの68番ね、高齢者なら誰でも知っているわよ」
というくらい、足が頻繁につる人にとって
それは有名な薬らしい。

試してみたら、確かに効く。
毎回というわけではもちろんないが
効くときは飲んだと同時にありゃありゃありゃ~と
強ばった筋肉がほぐれていく。
以来、この芍薬甘草湯は私の常備薬となっているのである。

そこで、ウチの利用者である60歳のサトルさんの話。

きのう、サトルさんから緊急コールがあった。
「イタ~イ、イタ~イ!!!」と叫んでいる。
慌てて部屋に駆けつけてみると
サトルさんが足を抱え、ベッドでのた打ち回っている。
「くすり、くすり~!」
見れば、彼の手には芍薬甘草湯のスティックが。
それを持ったはいいが、開封できず水を用意することもできず
で、彼は緊急ボタンを押したらしい。

な~るほどね。
サトルさ~ん、その痛み、私にもよくわかりますよお。
そう言いながら、スティックを開封し、水を用意する。

しかし、やさしさを示すのもここまでだ。
だって、人が足を揉んだり伸ばしたりしてくれたところで
この痛みは解消されることがない。
それはこの私がよ~く知っているから。

糖尿病の合併症で視力も低下し
腎臓機能も低下して透析を受け
倒れたときの後遺症で右半身に麻痺を抱える
私と2歳しか違わないオジサン。
食事制限中にもかかわらず
毎日コンビニで鶏カラを買ってくる、どーしよーもないオジサン。

しかし同じように足がつることで悶え苦しみ
芍薬甘草湯のお世話になっている彼に
親近感を覚えずにいられなかった。



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