どんぴんからりん

昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・。それにしてもまるで森に迷い込んだ感じです。(2012.9から)

イソップのライオンとねずみ

2017年03月21日 | 絵本(昔話・外国)

          イソップのライオンとねずみ/バーナデット・ワッツ・再話絵 ささきたづこ・訳/講談社/2001年初版

 イソップというと簡潔明瞭で短い文章というイメージがありますが、再話ということで少しふくらんでいるのでしょうか。

 暑さを避けるため木陰で眠っているこどもライオンの前足をうっかり踏んでしまったねずみ。

 こどもライオンは唸り声をあげますが、ちっぽけなねずみをみて、どこへでもおいきよと唸るのをやめます。
 すると、ねずみは「わたしのたすけがいるときは、いつでもよんでください」といいますが、ライオンは「お前がぼくを助けるなんてできるとおもうかい」ととりあいません。

 やがて、こどもライオンは、このあたりでいちばん大きくなって、王さまとよばれるようになります。

 ある日、王さまライオンは、網でできた罠にかかってしまいます。
 キリンもぞうも、さるもシマウマも集まってきますが、どうすることもできません。

 そこにねずみがやってきて、網をかじり、ライオンが抜け出せる穴をあけます。


 大きくて強いと自負するライオンが、小さなねずみに助けられますが、体の大きさや外見の判断で決めつけないでといっているようです。

 欠点よりそれぞれの長所を見つけていくことでしょうか。

 本当に可愛いこどもライオンです。
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