どんぴんからりん

昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・。それにしてもまるで森に迷い込んだ感じです。(2012.9から)

もどってきたガバタばん・・エチオピア

2017年06月22日 | 絵本(昔話・外国)
 
               もどってきたガバタばん/絵:ギルマ・ベラチョウ・絵 渡辺 茂男・訳/福音館書店/1997年

 エチオピアの昔話ですが、色もカラフルで、昔の暮らしぶりも知ることができます。

「ガバタばん」は、将棋盤とありますが、日本の将棋盤ではなくゲーム盤でしょうか。

 ネブリ町という町で、一人の男の子が、お父さんがオリーブの木でつくってくれた将棋盤をもって、谷間に牛を連れていく途中、火をおこそうとした隊商からこのへんに木はないかと問われ、ガバタをさしだすと、隊商の一行は、さっさとガバタを燃やしてしまいます。男の子が泣き出すと、立派な新しいナイフをくれます。

 そのナイフをもって牛をつれていくと、今度はヤギにのませる水を探している男からナイフを貸してくれといわれ、ナイフを貸すと男が力いっぱい掘ったので、ナイフが折れてしまいます。

 槍の次が馬、斧、木の枝、それから・・・・。

 男の子のなんという気前の良さ。再三にわたって泣くはめにあっても、いわれたとおりに貸してあげます。

 どんどん高価なものにかわってもよさそうですが、かならずしもそうとなりません。

 そして結末も、最後にガバタがもどってきます。

 今紹介されているエチオピアの昔話は、悪役がでてきませんし、ドロドロしたところもなく、ほっこりしたものが多く、安心?できるものばかりです。
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