どんぴんからりん

昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・。それにしてもまるで森に迷い込んだ感じです。(2012.9から)

金貨のつぼ・・ベトナム、天福地福

2017年02月24日 | 昔話(日本・外国)
・<天福地福>
 正月三日の朝、正直なお爺さんと欲張りなお爺さんが、見た夢を教え合います。
 正直な爺さんは天から福を授かった夢、欲張りな爺さんは地から福を授かった夢でした。
 それから何日かして正直な爺さんが畑を耕しているとでてきたのは瓶。中には大判小判がぎっしり。
 これは地福にちがいないと欲張りな爺さんに早速しらせます。

 欲張りな爺さんが、畑にでかけると、瓶からでてきたのは、ヘビ。

 怒った欲張りな爺さんが、瓶を正直な爺さんの家に投げ込むと、瓶からでてきたのはヘビではなく大判小判。
 天から福が降ってきたと正直なお爺さんは喜びます。

 正直な爺さんと欲張りな爺さんの二人を対比した不思議な話ですが、見る人によって見えるものが違うことをいいたいのかもしれません。


・<金貨のつぼ>世界の民話10 ベトナム・タイ・インドネシア/小澤俊夫・訳/ぎょうせい/1999年新装版
 でてくるのは、貧しい百姓と泥棒です。
 金貨がいっぱいつまったつぼを発見した百姓が、女房と話をしていたのを聞いた二人の泥棒が、田んぼのあぜ道においておいたというつぼを見つけると、そこに入っていたのはヘビ。

 泥棒がこのつぼを百姓の家に担ぎ込み、百姓がみてみると金貨がつまっています。

 どこで入れ替わったかはわかりませんが、国が違っても類似の話があります。
 多分真面目に働いている人にくれた神さまのマジックでしょうか。

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