どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

さつまいも、しぜんにタッチ!おいもができた

2018年10月28日 | 絵本(日本)


    さつまいも/小宮山洋夫・作/福音館書店/2015年初出2000年)


 ちょうどさつまいもの時期になりました。

 さつまいもは絵本になりやすいようで、あまりの数の多さにびっくりでした。
 
 小さな畑で、さつまいもも育てているのですが、温床をつくるのが大変で苗は購入したものを利用しています。

 この絵本では、さつまいもから苗を育てる方法が、手軽に手に入るものを利用して育てる方法が丁寧に説明されています。これならと手をだせそうです。

 さらに食べることだけでなく、つるでできるあそび・・ベルトをつくったり、聴診器にしたり、縄跳びの縄として利用したり、綱引き用の綱として利用したりといろいろアイデアがのせられているのも参考になります。

 切り絵の子どもの顔も変化に富んでいて、びっくり顔が楽しい。


   しぜんにタッチ!おいもができた/監修:馬場 隆 写真:榎本 功/ひさかたチャイルド/2014年

 保育園や小学校で、いもほりの体験をされたお子さんをお持ちの方も多いようです。

 さつまいもの苗づくりから、植え付け、成長の様子、収穫までが写真で構成されています。

 目を引くのは根の状態やいもの断面図。
 途中で、土を掘り起こして撮影しています。

 いもほり体験の時、さつまいもの長い弦を実感してもらいたのですが・・・。

 焼き芋を食べる子どもの笑顔、おいしそうです。


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