木はいいなあ/ジャニス・メイ・ユードリー・作 マーク・シーモント・絵 西園寺 祥子・訳/偕成社/1976年
小さいころ木の上にのぼったことを思い出しました。
都会ではせまい土地に家が密集していて、個人では木をうえることなど思いもよりません。
この時期、落葉樹では落ち葉の掃除がかかせませんが、以前は、燃やすことができた落葉も、ゴミとしてださなければなりません。
1976年と40年以上も前に出版されていますが、地味ながら木のよさを改めて思い出させてくれる絵本です。
縦長で、カラーと白黒のページが交互に繰り返します。
木があって、ブランコができたら最高の遊び。
実がなって木だと最高のおやつ。
夏は木の木陰で涼み、お昼寝も。
嵐がきても、直接の被害を防止してくれます。
木とのつきあいは、長い年月が必要です。
子どもの頃、植えても、恵みを受けるのは何十年後。
長い年月を必要とする木ですから、温暖化を防ぐためにも大事にしたいものです。
引っ越しをきに、梅、柿、リンゴ、ビワ、無花果、桃、みかんなど植えましたが、いずれも10年未満で大きさはいまいち。