どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

木はいいなあ

2017年10月17日 | 絵本(外国)


   木はいいなあ/ジャニス・メイ・ユードリー・作 マーク・シーモント・絵 西園寺 祥子・訳/偕成社/1976年



 小さいころ木の上にのぼったことを思い出しました。

 都会ではせまい土地に家が密集していて、個人では木をうえることなど思いもよりません。

 この時期、落葉樹では落ち葉の掃除がかかせませんが、以前は、燃やすことができた落葉も、ゴミとしてださなければなりません。

 1976年と40年以上も前に出版されていますが、地味ながら木のよさを改めて思い出させてくれる絵本です。
 縦長で、カラーと白黒のページが交互に繰り返します。

 木があって、ブランコができたら最高の遊び。
 実がなって木だと最高のおやつ。
 夏は木の木陰で涼み、お昼寝も。
 嵐がきても、直接の被害を防止してくれます。

 木とのつきあいは、長い年月が必要です。

 子どもの頃、植えても、恵みを受けるのは何十年後。
 長い年月を必要とする木ですから、温暖化を防ぐためにも大事にしたいものです。

 引っ越しをきに、梅、柿、リンゴ、ビワ、無花果、桃、みかんなど植えましたが、いずれも10年未満で大きさはいまいち。


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