ぼくのぱん わたしのぱん/神沢 利子・ぶん 林 明子・え/福音館書店/1981年
お姉ちゃんと二人の弟が、パン屋さんのパンを見て、ぼくたちも作ろうと、小麦、塩、砂糖、水、ミルク、タマゴ、バター、さらにパン作りにかかせないイーストも用意して。
パン作りの工程が丁寧に描かれていて、ページの左上の小さな時計が、さりげなく必要な時間をしめしています。
とりかかりは10時頃。できあがったパンを食べるところは3時ですから、おやつの時間かな。
いろんな形にできあがるパン。この絵本を見たら、きっと自分もやってみようという気持ちになりそうです。
シンプルな絵本ですが1978年に「かがくのとも」として発行され、1981年かがくのとも傑作集、2015年にかがくのとも絵本として発行され、第33刷発行とあります。
最初の発行から40年近く、こどもに受け入れられる絵本はどんなものか考えさせられます。
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