どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ぼくのぱん わたしのぱん

2017年11月22日 | 絵本(日本)


    ぼくのぱん わたしのぱん/神沢 利子・ぶん 林 明子・え/福音館書店/1981年


 お姉ちゃんと二人の弟が、パン屋さんのパンを見て、ぼくたちも作ろうと、小麦、塩、砂糖、水、ミルク、タマゴ、バター、さらにパン作りにかかせないイーストも用意して。

 パン作りの工程が丁寧に描かれていて、ページの左上の小さな時計が、さりげなく必要な時間をしめしています。
 とりかかりは10時頃。できあがったパンを食べるところは3時ですから、おやつの時間かな。

 いろんな形にできあがるパン。この絵本を見たら、きっと自分もやってみようという気持ちになりそうです。

 シンプルな絵本ですが1978年に「かがくのとも」として発行され、1981年かがくのとも傑作集、2015年にかがくのとも絵本として発行され、第33刷発行とあります。

 最初の発行から40年近く、こどもに受け入れられる絵本はどんなものか考えさせられます。


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