どんぴんからりん

昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・。それにしてもまるで森に迷い込んだ感じです。(2012.9から)

こまったときのねこおどり

2018年02月12日 | 絵本(日本)

               こまったときのねこおどり/作:いとう ひろし/ポプラ社/2013年


 絵が優しくて、幼児が一人で読んでも楽しそうです。

 ねことねずみが主人公ですが、これがなんとも可愛らしいのです。

 あれも やっても、これをやっても しっぱいばかりのねこ。

 とうとう しごとも いえもなくしてしまい こっそり もりに にげていきます。

 けれど、もりのなかでも だめなものはだめ。
 ことりいっぴき つかまえられず、おなかを すかせていました。

 ところが、まるまるふとったねずみが おひるねの まっさいちゅう。
 これは、らくらくいただきと とびあがってよろこびます。

 ねずみをステーキにしていただこうとすると、ねずみは、ちかくにあったキャンデイーのあきかんに はいって、ぴにょによーおんと とびだして うたって おどって わらわせたあと
 「どうです ねこさん わたしを みせものに すれば まいにち どっさりもうかって たっぷり ごはんが たべられますよ」と、ねこを誘惑。

 話にのったとばかり、みんなをよんで ねずみのうたとおどりを みせようとすると キャンデイの はこには、ねずみはいません。

 ああ、やっぱりだめかとおもっていると・・・。 

 窮地に陥るとすばらしい考えがうかんできます。失敗ばかりしていても、あるきっかけで、幸運がまいこんでくることもあります。

 七転び八起き、一発逆転、失敗ばかりの人生にも、この先悪くならないと前向きに考えることでしょうか。

ねずみは、ねこを丸め込んだと思ったのでしょうが、ねこも したたかです。


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