どんぴんからりん

昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・。それにしてもまるで森に迷い込んだ感じです。(2012.9から)

黄金のライオン・・・シチリア島

2017年07月29日 | 昔話(外国)
                    新装世界の民話11 地中海/小澤俊夫・編/ぎょうせい/1999年新装版

 昔話によくあるタイプ。

 金持ちの商人の長男が、船でついた町。おふれがあって、宮殿にいる王女を一週間以内に見つけた者には妻とするというので、長男が挑戦するが失敗して打ち首に。

 次男も同じような運命をたどります。

 末息子もどうように、王女探しに挑戦しますが、その前にであったのが、ひとりのおばあさん。お金の入った財布ごとおばあさんにあげると、おばあさんがうまい方法を教えてくれます。
 黄金のライオンを金細工師につくってもらいなさいといいます。ライオンの体の中はくりぬいて、水晶の目をつけてもらい、きれいな音楽を演奏するライオンです。

 おばあさんが、末息子をライオンの中に入れ、王さまの前に運ぶと、音楽が気にいった王さまは、それを買い取ろうとしますが、おばあさんはうんといいません。しかし、一日だけなら城におくことを承知します。

 王さまは、床を召使に開けさせ秘密の階段からライオンをおろします。七つのドアを通ってたどり着いたのは大きな広間。そこには王女が11人の遊び仲間と同じ着物をきていました。

 ライオンのなかから一部始終をながめていた末息子ですが、どれが王女かわかりません。しかし・・・・。

 このタイプでよくあるのが、末息子が旅の途中で動物を助け、その動物にたすけられるというもの。

 ギリシア神話に登場するトロイアの木馬を思わせる展開ですが、この神話の影響がありそうです。

 シチリアはイスラム教徒による支配の時期もあったという。、




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