どんぴんからりん

昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・。それにしてもまるで森に迷い込んだ感じです。(2012.9から)

昔のくらしと昔話

2016年12月31日 | 昔話あれこれ
 昔話を聞いたり読んでいるとき、今の暮らしと差があるのをどう受け止めたらいいのかということ。

 おばあさんが、川に洗たくにいくと桃がながれてくるのは「桃太郎」のでだし。
 川で洗濯するというのが当たり前の生活と洗濯機に入れると自動的に洗たくしてくれる今の生活。

 「牛方とやまんば」では、囲炉裏がでてきますが、今では囲炉裏がある家はどのくらいでしょうか。

 牛や馬が貴重な流通手段とされていた昔。

 それに井戸。井戸に映った影がでてくる昔話も多いのですが、今の子に、その光景がイメージできるでしょうか。

 職業もさまがわり。昔話に出てくる猟師。今、猟師で暮らしている人はいないのでは。

 この間、ケニアでかまどが活躍している絵本がありましたが、かまどをみることもほとんどありません。
 かまどにかけた鍋のなかに、魔物や鬼を閉じ込めてしまう話は、ガス台ではうまくいくあらわしにくいのでは。

 「三枚のお札」のかわや。
 便所が屋外にあったというのも、今の子には理解できないかもしれません。

 夜は真っ黒といいますが、昔の夜は闇夜。それこそ何もみえない世界。月あかりだけというのを理解するのもむずかしそうです。

 「古屋のもり」は、雨漏りが一番怖いと勘違いします。この話を聞いたとき、大分前のことになりますが、わが家では、洗面器やバケツで雨水をうけていたのを思い出しますが、雨漏りも今ではみられないかもしれません。

 ただ一方では、世界には電気も水もないところで生活しているおおぜいの人々もいることにも思いを寄せる必要もあります。

 さいわいなことに、保育園などで、絵本や紙芝居にふれる機会もおおいようですから、それほど心配する必要もないかもしれませんが、こんな暮らしもあったのを忘れないようにしたいものです。




ジャンル:
文化
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ヒギンスさんと とけい | トップ | 粉屋とその隣人・・フランス »
最近の画像もっと見る

あわせて読む