どんぴんからりん

昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・。それにしてもまるで森に迷い込んだ感じです。(2012.9から)

瘤二つ

2017年05月02日 | 昔話(日本)
                    日本の昔話/柳田国男/新潮文庫/1983年


 今から900年前の宇治拾遺物語にある「こぶとりじいさん」。

 「瘤二つ」とありますが、こぶとりじいさんの話です。
 ただし、瘤は頬ではなく目の上にある瘤。瘤があるのはお坊さん。

 天狗の酒盛りに、踊った坊さん、面白いからと瘤を質にとった天狗。

 この話を聞いたもう一人の瘤のある坊さん、天狗のところにでかけると、よく約束を間違えずに、又きてくれたなと瘤をつけられてしまいます。

 あとからでかけた坊さんの踊りがひどくて、瘤をつけられるのが普通ですが、約束をまもったので返すというのがほかの話とことなります。

 文庫におさめられた昔話で、余分なものがなく、昔話の原型を知ることができそうです。



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文化
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