どんぴんからりん

昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・。それにしてもまるで森に迷い込んだ感じです。(2012.9から)

月見草の花嫁・・佐賀

2017年07月15日 | 絵本(昔話・日本)

                    月見草の花嫁/飯野 和好・絵と文/BL出版/2014年

 たまたま山形版の「月見草」を聞く機会がありました。これとは趣がことなりますが、なんだかワクワクするタイトル。

 誰も見ていない夜にさくという月見草。

 ある夏の夜、ひっそりと淡く咲いた白い花。

 峠の方からきこえてきた馬子唄に魅かれた白い花は、たった一人で暮らす馬子の清吉のところに月夜(さよ)となのって一夜の宿をこいます。
 そのまま清吉のところで暮らし始めた月夜。二人はやがて夫婦になって幸せな生活をはじめます。
 
 清吉は毎夜、馬の世話をしながら馬子歌を歌います。

 ところが一年が過ぎたある日、はげしい雷雨におそわれた清吉は小屋に逃げ込み、雷雨がやむとうまそうな草葉をみつけます。
 清吉は、そこにひっそりと咲く一本の月見草を見つけ、月夜が喜ぶと思って、鎌をあてます・・・。
 (おもわずダメダメと叫びたくなるところです)

 真黒な闇に浮かぶ月にずっといられるように願いをかけていた月夜でしたが・・・。

 悲恋ですが、月見草のイメージと重なって、おもわずグッときます。

 馬子唄がうしろにのっているのですが、この唄を聞いた月夜の心情が理解できるようでした。

  ホーイホイ だれが待つやら 宵の月 ホーイホイ
  きみが待ってる もどり道 ホイホイ 
  咲いた想いは 花になる ホーイホイ
  月といっしょに いつまでもホーイホイ
  抱いて想いは花になる! ホーイホイ







ジャンル:
文化
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 猫檀家 | トップ | かわいい めんどり・・・イギ... »
最近の画像もっと見る

絵本(昔話・日本)」カテゴリの最新記事