どんぴんからりん

昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・。それにしてもまるで森に迷い込んだ感じです。(2012.9から)

まめたろう・・イラン

2016年12月07日 | 昔話(外国)
「マメ子と魔物」は、豆のように小さい女の子が、人食いの魔物をやりこめてしまうイランの話ですが、おなじイランの「まめたろう」も、子どもがいなかったくつ屋に、豆から飛び出した男の子です。

 マメ子が女の子むけなら、まめたろうは男の子むけでしょうか。対になるお話です。

 まめたろうは、おじいさんが昔、王さまのお姫様の靴をつくった代金をもらっていなかったため、この代金を取り立てるべく都に出かけます。

 途中、パン焼きがまの火を心臓!に入れ、小川もキツネも心臓の中にいれて、王さまのところへ。

 王さまは家来に、まめたろうを鳥小屋に放り込んでしまえといいつけます。

 ニワトリがまめたろうにおそいかかろうとすると、キツネが追い払います。

 王さまが、まめたろうを火の中にほうりこむように命じますが、こんどは小川があっというまに火をけしてしまいます。
 こごえ死をするように、つめたい穴の中に閉じ込められたまめたろうは、今度も火でからだをあたためてもらい元気になります。

 王さまはどうしてもまめたろうをやっつけることができないとわかると、金をやって都から追い払うように命じます。

 誰も死ぬことのない話で、安心できます。

 「マメ子と魔物」もそうですが、火や小川が小さい小さい豆太郎の心臓にはいってしまうあたりは、いかにも昔話です。
 話を覚えるとき内容をイメージするというのがありますが、どうにもイメージがしにくい話です。


       まめたろう/愛蔵版おはなしのろうそく10/東京子ども図書館編/東京子ども図書館/2010年初版

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文化
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