どんぴんからりん

昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・。それにしてもまるで森に迷い込んだ感じです。(2012.9から)

火をぬすむ犬・・韓国

2017年06月19日 | 絵本(昔話・外国)

                    火をぬすむ犬/松谷 みよ子・文 司 修・絵/太平出版社/2000年

 壮大な話です。

 宇宙に浮かぶ暗闇の国カマクナラ。

 王さまはあたたかなひかりを放つ太陽がうらやましくてたまりません。

 そこで火のかたまりをくわえる犬に太陽をとってくるように命じます。

 いちばん大きく力も強い犬が宇宙の暗闇のなかへ飛び出し、太陽を盗もうとしますが、とても熱くてくわえて帰れません。

 太陽がダメなら月があると火の犬が月をくわえようとしますが、今度はやけどをするぐらい冷たくてどうしてももちかえれません。

 それでもあきらめなれない王さまが、火の犬に、ときどき太陽と月をぬすみにいくように命じます。

 日蝕と月蝕は、火の犬が太陽や月を口にくわえるときにおこるといいます。

 昔話に宇宙がでてくるのは、松谷さんの再話だからでしょうか。

 絵の手法も独特で、王さま、犬の描き方も、この話に合っているようです。





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