どんぴんからりん

昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・。それにしてもまるで森に迷い込んだ感じです。(2012.9から)

どろんこハリー

2017年04月21日 | 絵本(外国)

          どろんこハリー/ジーン・ジオン・文 マーガレット・ブロイ・グレアム・絵 わたなべしげお・訳/福音館書店/1964年

 絵本といえば忘れられない一冊。わが家に残っている数少ない一冊です。

 お話も色もいたってシンプンなのですが、世代をこえて読み継がれてきた一冊です。

 ハリーは黒いぶちのある白い犬ですが、ハリーはおふろが大嫌い。ある日、お風呂にお湯を入れる音が聞こえてくると、ブラシをくわえて、にげだします。

 道路工事をしているところで遊んで、どろだらけ。鉄道線路の上で、蒸気機関車の煙ですすだらけ。
 公園でほかの犬と鬼ごっこをして、もっとよごれて。

 うちに帰っても、誰もハリーときがついてくれません。ちゅうがえりや芸当をして、ハリーとわかってもらおうとしますが、それでも誰にもわかってもらえません。

 はっときがついて、うえたブラシをくわえて、うちにかけこみます。


 お風呂が嫌いだったハリーが、自分とわかってもらうため、すすんで体をあらってもらい、じぶんのうちって、ほっとするのですが、こちらまでほっとします。

 どろまみれのハリーが、自分とわかってもらうための努力がいじらしく、とぼとぼ歩くハリーの表情もなんともいえません。

 蒸気機関車や石炭トラックがでてきて、少し前の時代を彷彿とさせます。
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