小川原湖自然楽校だより

~親子自然体験、環境教育、森のようちえん、防災教育~

自然楽校 『小川原湖水草観察会』

2016-08-29 | 自然楽校
8月21日、自然楽校事業『第4回小川原湖水草観察会』を行ないました。
台風の影響で小雨が降り、みなさんキャンセルになるかなー?と思いましたが、2組の親子が参加してくださいました。
さすが自然楽校2年目と3年目のご家族。この程度の天気には動じません
ばっちり水着で集合し、小川原湖にレッツゴー

 

水かさが増していて、いつも採取するところよりもかなり手前までしか行けませんでしたが、
立ったまま手を伸ばすだけでも沢山の水草が採れました!

 
 

今回は、小川原湖で確認されている水草の約3分の1にあたる、10種類の水草が採れました。
中には絶滅危惧種もあり、子どもたちは興味津々。

 
  
浮葉植物のアサザ(絶滅危惧種)は、水面に浮いているように見えます。裏返してみると小さな気泡があるんですよ。

着替えた後、採取した水草をじっくり観察しながら、気に入った水草をスケッチしました
それぞれ、水草の特徴をしっかり捉えた、素晴らしいスケッチを描いていました。

 
  

自分が選んだ水草の名前と、選んだ理由を発表してもらうと、『シュッとしているところが良いから。』
『形がおもしろいから。』『絶滅危惧種だから。』『アサザだけが浮葉植物だから。』など、それぞれの
視点や考え、豊かな感性が見られました。



さらに、Sくんが、短い藻を丸めてお手製の“マリモ”を作っちゃいました。ブラボー
それを見た隊長が、『他の水草を丸めてごらん。』と言い、やってみると・・・
あれ?丸まらない??
丸めてもパッと元に戻ってしまいます。『なんで、マリモは丸くなって、他の水草は丸くならないんだろう?』
と、疑問が生まれ、水草の性質について興味を持ったようです。

体験の中で見つける小さな発見が、なんでだろう?という疑問を生み、新たな発見や創造につながっていきます。
子どもの創造力を育む体験が、自然体験活動には詰まっています



たくさん水草が採れてよかったね
雨の中ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました


来月の自然楽校は、『小田内沼浮島探検』です。

※自然楽校の入校は、随時受付けています。詳細はHP、またはこちら→『2016年度小川原湖自然楽校 入校のご案内』




まりも



小川原湖自然楽校
  Tel:0176-50-8611 Fax:0176-50-8612 メール:s-canoe@viola.ocn.ne.jp 
 HP → http://ogawarako.yu-yake.com/
 Face book → https://www.facebook.com/Ogawarako.Nature.School/#

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