あけぼの

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怪しげな会社から我々の旅について放送オファーあり…

2018-03-27 16:46:36 | 講演・アート・音楽・スピーチ

短波放送会社、FM東京と名乗る人から我々夫婦の旅行志向について番組出演オッファーが来た。突然の電話で「2日後にInterviewよろしく!」と言う。我々の最近の出版、「地球千鳥足」が面白かったと事前に出版社幻冬舎に問い合わせ、幻冬舎は我々の電話番号を知らせて良いか、と問うてきて、「FM東京(ラジオ)の「ホンダスマイルミッション」という番組の方から『地球千鳥足』を読んで、番組にご出演いただけないかというオファーがきました。取材を受けるかどうかはOさんの自由ですが幻冬舎はその取材に関わりません!」と言う。我々は迷った末了承した。迷ったわけは、スポンサー社が、FM東京か東京FMか明確ではなく、自宅に招じ入れたら「ズドン!」もありうるのでは?と。そこで、自宅ではなく外でお会いすることにし、桜花満開の公園での取材を提案、了承して頂いた。来訪メンバーは番組ディレクター、旅行プロでアナウンサーのルーシーさんとカメラマンの3人。いずれも若者で感じは好かった。

 公園の一角に椅子を準備した。FM東京の放送とバックパッカーの旅の経験談との関連が私にはよく理解できなかったが、「旅のノウハウをお聞きして若い世代に知らせたい」、と言われ納得。写真は色々な角度から沢山撮られた。ルーシーさんは『地球千鳥足』の内容をよく理解されており、旅についての質問もポイントを得ており、インタビューになんとか答えた。「変化こそ人生、体験こそ財産なり」の合言葉で旅をするが、「旅の妙味は出会いを楽しむこと。旅で相手に仲間意識を引き出すには相手の懐に飛び込んでいくことです。国情や文化、民族、宗教などが違っても人間の心は1つです。“出会いは宝石です!”」というようなことを夫婦交互に話した。「公開は東京FM放送、期日は4月3日、時間帯は8:10-8:17am、追って録画テープCDを送付します」と言われやっと安心した。「この時間のあといつでもインターネット、ホンダスマイルミッションのサイトで写真が見られます」とも。3人は関心のある話題を番組製作し、「分」単位でホンダスマイルミッションに提供する仕事をしているのだろう。もしそうなら今回の事件は若い起業家に手を差し伸べた、ということになるだろう。そうだといいネ。(自悠人)

interview風景を彩の渦輪が撮影


CincinnatiのDowntown やOhio川のWaterfrontをぶらぶら歩き

2018-03-26 11:59:33 | 講演・アート・音楽・スピーチ

  アメリカ“帰郷”直後にいつも先ず訪問するのは元のお隣さん、Paulだ。20年間お隣さん同士で親戚以上の付き合いだった。Susan 亡き今はPaulだけ、仲良し夫婦だったので残されたPaulが1人で生きられるかと心配していたが、大変有意義な仕事に精を出すことにより元気を取り戻していったようだ。障碍者施設に寄付をするための家具を製作しているのだ。大きな製作室があり、白色に近く大変滑らかな美しいテーブルや椅子を作っている。Cincinnati訪問初日、いつものごとくCincinnati Spring Glove にあるSusanのお墓参りをし、三角の石になったSusanに薔薇を供えハグをした。その後Paulが何度も製作品の寄付をした施設を訪問し、彼の作品が利用されている部屋も見て、CincinnatiのDowntown やオハイオ川のWaterfrontもぶらつき、人気のビアホールMoerleinで食事をした。Paulはハンバーガーとビールが好き、自悠人も似たようなサンドイッチを注文、筆者はSusanを偲んでSusanがここでよく食べたという料理を注文した。が、高いばかりで美味しくなく、「しまった!」と2人のハンバーガーを羨ましげに見つめつつ、自分も美味しいふりをしてWaterfrontのランチタイムを楽しんだ。(彩の渦輪)

  写真1.Susanのお墓 2.Cinciinati Redsの球場(3の遠方も球場) 3.4.5.MoerleinでPaulや自悠人と食事

6.Paul の製作品がある施設


日本の高齢者運転認知機能検査とアメリカの自動車免許証更新

2018-03-21 14:46:02 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 臨認とかいう高齢者認知機能検査の通知が公安委員会からやって来た。何故来たのか判らないが来年は免許の更新に当たる年齢、87歳だ。本年はアメリカでも自動車免許更新の齢で、足の腓骨骨折治療中途ながら松葉杖(空港内は車椅子を利用)で渡米してきたばかり。レンタカーで無事免許証を取得してきた。アメリカは年齢ひとからげに規制はしない。むしろ「年齢や病気を超越して運転しなさいよ!」と奨励する。個人の意思を尊重するからだ。日本では普通なら免許証を返却する年齢だろが、でも十羽一からげはよくないと思う。ところで認知機能検査だが、試験官は加齢者への配慮があるのか疑わしい態度だった。最初からボケ老人扱い、幼稚園児に対するごとく項目ごと答案の書き方を説明したが半分馬鹿にしたような言葉使いで、「聞こえますか?」「後で聞こえなかったと言わないで!」等々。試験料650円を払って屈辱感を味わわせていただきに行った感じだった。2度と受けたくない試験だ。筆者の試験結果は86点で、記憶力、判断力とも心配なし。なお、76点以上が合格。3段階評価で 

76点以上:合格。「記憶力・判断力に心配ありません。」とある。

49点~76点未満:再試験可能。「記憶力・判断力が少し低くなっています。」とある。

49点未満:高齢者講習を受講。医者の診断必要。「記憶力・判断力が低くなっています」とある。

 思うに日本は「高齢者は運転を控えて欲しい」というシステムだ。道路は狭く、人も自転車も一緒の交通事情ゆえボケ検査は仕方のないことかもしれない。(自悠人)

 写真1.アメリカの高速を雪の朝レンタカーで空港へ 2.アメリカの運転免許証更新オフィス (Your are never too old or too ill for・・・とある)

日本の高齢者免許証更新会場の写真が無くてご免!




“綺麗好きの人”が“汚な好きの人”と共生できる?

2018-03-19 14:55:36 | 講演・アート・音楽・スピーチ

  年2回、Cincinnatiに戻る。今回もつも泊めてもらうイーナの家へ。イーナとは30年以上のつきあいで、彼女の家は我々が20年住んだ旧住所からほど近く、家を売って帰国したとき私物を少し置かせてもらった仲だ。彼女は、以前は日本人学生を格安で下宿させていたが、最近はモーリタニア等の留学生や難民に無料で部屋を貸す神様のような人になっている。我々も過去8年間、年2回はシンシナティに“帰郷”し、寝泊りに使わせてもらっていた部屋が今回グァテマラからの難民母子3人に占領されていた。イーナはこの母子に無料で2階を使わせているという。長年の友人である我々夫婦にも1部屋を借してくれたが、今回われわれの布団一式や重要書類箱が無くなっていた。8年間無事だった私財だったが。この母は片づけの出来ない人、二階2部屋の床や浴槽にゴミがごろごろ転がっていて気持ち悪い。床中にゴミを捨てる女性なのだ。スペイン語圏やスペイン語が大好きな筆者、もちろんグァテマラは訪問済みで、イーナの家に着くまでは彼女とスペイン語でグァテマラの話をするのを楽しみにしていた。だが、部屋の出入りの度にいやでも眼前に汚い部屋が見えるのは気持ち良くない。“きれいなQueen’s English”を話すイーナは勿論“きれい好き”だが、“汚な好き”の女性の部屋を気にしていないようなので、“きれい好き”の筆者が去るのがよいだろう、と、Cincinnati最後の数日はホテルへ移動した。イーナとのおしゃべり時間が減るのはとても残念だったけれど。 (彩の渦輪)

   写真1.イーナ 2.この女性とモーリタニアからの客 3.4.メキシカン料理屋さんで


シンシナティで若い友人や在住日本人シニア会と交流

2018-03-17 08:49:08 | 講演・アート・音楽・スピーチ

  Cincinnati では毎日旧交を温めた。シンシナティ・ケンタッキーでは名のあるViolinistのTom Consoloと新婚の夫人Lauraや大学院時代からの古い友人、Joanne Centaを、メキシカン料理が好きだというJoanneに合わせてDon Pabroへ招きおしゃべりを楽しんだ。シンシナティに住んでいた時、家でよくMulticultural Music, Art, and LuncheionというParty をやったが、Tomは我が家のPartyでViolinを何度か弾いてくれたので、当時の話題や、皆さんの新しい職場の話題で盛り上がった。シンシナティ市周辺に居住する日本人のシニア会があると聞き、最後の夕べに馳せ参じた。以下は今回の幹事役、足達氏の文章だ。「昨晩は以前シンシナティに在住されていたOご夫妻を囲んで、お話を伺いながら愉快なひと時を過ごしました。現在は東京にお住まいですが、年に2回は当地に”帰郷”されているそうで、今回は免許証更新のための訪問とのこと。お二人は長い間(20-23年)当地に居住されていたので、出席メンバーの大半とお知り合いのようでしたが、特に佐藤Betsyさんは、彩子さんがシンシナチ大学で博士号を取得された時(20年前)のAdvisorで、久しぶりの再会のようでした。なお、O夫妻はこれまで世界各国(111か国!)を旅されており、その”シニア夫婦世界珍道中”を綴った本(”地球千鳥足”)をいずれシニア会ライブラリーで貸出しする予定です。(足達氏からシニア会メンバーへのお知らせ文)より。(彩の渦輪)

    写真1.Tom, Laura, Joanneと。2.3.4シニア会にて。