IE Business School留学記(Class of 2017)

スペインのマドリッドにあるIE Business Schoolでの留学記です。受験時から生活のことまで書き綴ります。

Term2総括①

2017-06-25 11:48:10 | MBA授業
Term1が終わった後、殆ど休みらしい休みもなくTerm2に突入。
1年制の辛いところで、9月始まりの学校だとあまり休みらしい休みは無い。


一応IE Business Schoolの9月入学の場合の主な休みは2016年の時点では下記の通り。


Term1終了後の金曜(これで土日を含めて3連休になる)
クリスマス休暇(2016年は12月22日から1月8日まで休み)
Term2終了後の1週間(2月下旬から3月上旬の辺り)
Lab Period終了後の1週間(4月中旬の辺り)
7月のFinal Case終了後、卒業式までの約10日間(他の卒業方式を選ぶとより長くなる可能性もあり)


エレクティブ期間になると自分で授業構成を組み立てられるので、
人によっては上手く月曜、金曜になるべく授業が入らないようにし、
勝手に3連休を作ったり、そもそもエレクティブ期間になると皆のやる気も結構落ちているので、
そもそも授業があっても勝手に休んで旅行に行ったりしている人も多い。
まぁそれぞれの時間の使い方なので、グループワークに参加しないだとか、
そういった事をしない限りは、皆大人なのでもう誰もそれを批判したりはしない。


話をTerm2のことに戻すと、Term2の授業構成は下記の通り。


BEHAVIORAL FITNESS 2      12Sessions(相変わらず適当なタイトルが思いつかない・・・)
BUSINESS, GOVERNMENT & SOCIETY 10Sessions(企業と政治、社会との関係?)
CORPORATE FINANCE        30Sessions(財務論)
CRITICAL MANAGEMENT THINKING  10Sessions(批判的思考法?)
ENTREPRENEURIAL VENTURING    15Sessions(アントレ中級)
MANAGERIAL ACCOUNTING      15Sessions(管理会計)
OPERATIONS MANAGEMENT      20Sessions(オペレーション)
STRATEGY 20Sessions(戦略論)

計132セッションなのでTerm1と授業数はほぼ同等。
これを12月の上旬から2月の下旬にかけて学ぶ。


Term2になると新たなグループの割り当てがあり、
今回の構成は下記の通りだった。
日本人(男)
ブラジル人(GE出身・男)
ペルー人(GE出身・男・何故か地域と職歴が似たメンバーが同じグループに2人いる。非常に珍しい。)
インド人(IT系出身・男・まだ非常に若い)
アメリカ人(ボーイング出身・男)
スペイン人(薬剤師・女)
オーストラリア人(コンサル出身・弁護士・女)
今回はインド人とも一緒になることになった。
そして全員で7人。基本は6人構成なのだが、クラス全体の人数次第で1つか2つはこういった7人構成のグループが出来る。
6人と7人ではあまり変わらないように思われるが、実際には1人多いだけ分担は楽になる。
ただ皆で何かを決めようとすると1人多いだけ面倒にはなる。
若干のトレードオフではあるが、個人的には楽になったイメージのほうが大きい。
Term1の授業やイベント等を通して何となくメンバーがどんな人なのかというのは分かってはいるのだが、
実際に一緒になってみないと本当の意味ではどういうキャラクターなのかといったところは分からない。
ただある程度前評判だとかはあるので、
特に他のメンバーの悪評も聞いていなかったので組んだ時点では特に問題は感じず。
(周りが自分のことをどう思っていたかは謎だが・・・)


Term2になるとTerm1でのグループ運営の反省を活かし、大体のグループは効率的に物事を進めるようになる。
今回も最初の時点で基本的には土日はグループワークはやらないということを確認し、
後はグループプレゼンやレポートがある科目についてそれぞれ2人毎の責任者を決定。
グループワークがない日は特に皆集まらず、さっさと解散と、
かなりドライな感じでグループ運営が行われることになった。
(個人的にはこれくらいあっさりしている方が楽ではあったが・・・)
とはいえこの傾向もどのグループでもそうだというわけではなく、
他の日本人がいたグループではTerm2のほうが大変だったという感想を言っている人もいて、
結局はそのグループ毎のメンバー構成に拠るところが大きいのかもしれない。


Term1,2を通して個人的にはブラジル人と一緒に仕事をすることが多かったのだが、
一緒に組んだ2人はとても真面目で、優秀な人たちだった。
IEに来る前のブラジル人のイメージといえば、酒飲んで陽気な奴等と、
かなり優秀というイメージからはかけ離れていたわけだが、
実際ここにきているブラジル人の多くはしっかりして、責任感もある人が多かった。
(ただいわゆるブラジリアンな奴もいることにはいる・・・)
国籍に関する先入観は、MBAという場においては一旦忘れても問題ないのかもしれない。



左からインド、筆者、オーストラリア、ブラジル、アメリカ、スペイン、ペルーという構成


Term1終了後のクラスメイトの家におけるBBQパーティー
11月末なので既にマドリードはかなり寒かった・・・


Term1のときと同じく、授業の詳細についてはまた次回



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