たけちゃんのきまぐれ事務局日誌

2005年春から2013年末までの9年間の日誌です

ご挨拶

2014年01月09日 01時40分46秒 | おやこ劇場 たけのつぶやき

何から書こうかな。

私が事務局に入って間もなくして、このブログを開設してもらいました。

日々の事務局での出来事や、私自身のことを掲載して、

会員さんたちとの接点にしたいなと思ったことと

一般の方が、劇場のことを親近感もってくれたら嬉しいなと思ったことがきっかけでした。

 

 

劇場に入会する半年ほど前

当時、2才と6才の娘達と、夫とともに奈良県から引っ越してきた時

知り合いが1人もいない状況でした。

今でも覚えているのは、長女の幼稚園のお迎えのために

教室前で列になっているお母さんと一緒に並んでいると

私の前に並んでいる人たちは喋っていて

私の後ろに並んでいる人たちも喋っていて

私だけがちょうど真ん中でポツンと、2才の次女の手をひいて佇んでいました。

誰も知り合いがいないというのは

とても孤独なんですね。

もちろん、みんな私に意地悪しているわけでも何でもなく、

越してきてすぐの話で

だんだん知り合いも増えていくのですが

この当時のことを、私は今でも忘れることがありません。

 

人は誰でもそんな気持ちになることがあると思うのです。

寂しいとか。孤独って、とても寒いんですよね。

心地よいひとりならいいのだけど、居心地の悪いひとりはつらいこともあります。

だから、もしどこかでそんな想いを抱えているお母さんがいたら

なんだか、そわそわして話しかけずにはいられない衝動になります。

こっちにおいでよって。

子どももそうです。

1人ぽつんとしている子がとても気になります。

娘がそんなタイプだということもあるのかもしれません。

幼いときからマイペ-ス。人に合わせることが苦手。

自分から友達を作ることがなかなか出来ない。

女の子特有のグル-プ同士のごちゃごちゃに巻き込まれたときは決定的で

だったらひとりで本を読んでいる方がいいから1人でいると

教室で1人で過ごすと

平気な顔して言われてオロオロしていた私です。

もうひとりの娘は真逆で、誰ともでも仲良くなって友達も多いけれど

言葉足らずで誤解も多かったり・・・

 

今なら、一人ひとりの個性と受け止めることが出来るのですが

当時の私は、みんなと同じでいてほしいと願っていました。

なんでもいいから、みんなと同じようにしてくれていればいい。

・・・同じとか、普通とか

そんなことが大人になって何になるのかと今は思います。

感謝する気持ちや、敬う気持ち、人として大事にしてほしいことは

当たり前にも持っていてほしいし

協調性は大事だけれど、

無理やり自分を偽って

合わない誰かと一緒にいなくてもいいと思うし

思ってもいないことを口にする必要はないと

そんな言葉が当時はなかなか出てこなかったのです。

 

実際に、わが子だけでなく

笑顔の裏での冷めた考えなどを多くの子ども達が持っていることや

声に出来ていない心の奥の本当の声があること

大人が見ている子ども達の世界は

切り取ったほんの一部分での表面でしか見えていないんだなと。

彼らはもっと複雑で、もっと繊細なんだということが

劇場の中で大勢の人々と関わっていく中で、

少しずつわかっていき

親として、大人として、人として、私も成長していくことができました。 

実際に娘は、小中高時代とはうって変わって

個性的な友人達が集う美容学校で

今とてものびのびと楽しく人生を送っています。

 

そんな日常と合間って

親だから小さなことも悩むし、大人だから世間体も考えるけど

本当に大切なことを見過ごさなければ

子どもも大人も

だいじょうぶだよ。だいじょうぶだよって

劇場で一緒に育ちあっていけたらいいなと

事務局のドアが開くたびに

電話がなるたびに

そんな思いであの席にいました。

 

 

事務局に入る前

縁あって劇場の会員になって

楽しいだけで過ごしてきて

出来る範囲でよいからと、あっという間にブロック委員になり、

ブロック長になり、様々な実行委員を引き受け、そして理事になり・・・

会員数が激減している劇場での打開策を話し合ううちに

当時の理事長から、劇場がなくなってもいいの?という言葉と共に

尊敬する2人の事務局のKさん。Sさんと入れ替わることになりました。

 

会員さんたちからの人望厚い2人と入れ替わることの不安もさることながら

何が自分に出来るのかが、全くわからず戸惑う毎日。

まずとにかく当時の会員さん約500人を覚えることから始めましたが

顔がわからない会員さんへの連絡

今では、ほとんどの方とメ-ルでやりとりができますが

当時はまだまだ、℡とファックスでのやりとり。

電話をかける時間も人によって変えなければいけないことで

日中、相手にとって失礼な時間にかけてしまい怒られたこともあります。

相手とのつながりがないと、言葉ひとつに何時間も悩むこともざらで

事務局時間内でやるべき仕事が終ることはなく、

ほぼ毎日 重い書類を抱えて自宅で宿題をするのが常でした。

相手とのつながりが出来て、関係性ができると

この仕事はどんどん楽しくなっていきます。

逆を言えば、それがないと事務手続きだけになってしまうのです。

どうしたら関係が生まれるのか、毎日それだけを考え

1枚、1枚の手書きの手紙やFAXを書くこと

ひとつひとつのブロック会、時にはサ-クル会にも

顔を出させてもらって

休みも返上して、ひたすら機会を探っていくことの繰り返しでした。

 

人との関係性の中で、ぶつかり合うこともたくさんありました。

夢中で過ごしていく中で

決して器用ではない私は

自分が楽しい。わが子が楽しいがまず1番の基本で笑っていたのが

ある日、笑えなくなっている自分に気がついて愕然としたこともありました。

仕事としていなかったいち会員だった自分は純粋に劇場が楽しくて

でも仕事としている今の自分は何をやりたかったんだろうと

もう無理かもしれないと、足元が見えなくってわからなくなったとき

そんな自分をおし留めてくれたのは

大垣に越してきて感じたあの孤独感を消してくれた

劇場での仲間とのふれあいや

娘たちのことも含め

育ちあう大切さを教えてくれた時間でした。

 

 昔の自分がかいた記事を読み返すと

バカなことやってるな~とか

何やってんだよ~とか思いますが

とっても楽しそうです。

 

事務局として何も出来ませんでしたが

私はとっても幸せでした。

 

長々とした文章で申し訳ないです。

ご報告です。

2013年の年末をもって事務局を退職しました。

9年前の自分と重なりますが

これからは、私のかわりに私よりも若く

私よりもかわいい(?)しょうちゃんをよろしくお願いします(笑)

青年の域の彼女にとったら、社会人としても、人との付き合いを学ぶことも

全てが一からです。

劇場で仕事をしたいと言ってくれた彼女の気持ちと存在を

みんなで大切にしていこうと1年前から動いてきました。

ゆっくりゆっくり長い目でお願いします。

 

そして、この人が変わらずどんと構えてくれているから大垣おやこ劇場が

存在し続けているといっても過言ではない。局長のことも、よろしくお願いします。

弱音をはけない人だけど、本当はたくさん背負ってしまうので、みんな本当によろしくね。

 

今の劇場を作ってくれた人たち

つながりを持ってくれている人たち

たくさんの人に感謝です。

本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

 

新しくかわっていく事務局のことを

これからもよろしくお願いいたします。

私も理事として大好きな劇場を見守っていきます。

 

このブログは歴史が掲載されているので残しておいてもらいます。

今後は新しい気まぐれ日誌をごらんください。 

 

 

平成26年1月9日   美人事務局員だった たけちゃんより(美人は継続中)

 

 


おやこ市 子ども実行委員2013 打ち上げ

2014年01月08日 22時33分56秒 | おやこ劇場 おやこ市

12月27日(金)

毎年恒例となった、子ども実行委員の打ち上げです。

年の瀬のめっちゃ忙しい時期ですが

子ども達は意外と時間が空いている子が多いので

比較的集まりやすいんです。

 

で、反省会ではお泊まり会の話も出たり

ディズニ-ランドやら、USJやら行きたいとか言ってましたが

今回もまた、近くのボ-リング場とカラオケとなりました。

 

 

ボ-リングが実は上手だった6年生のSくん。

普段は大人し目の彼が、ボ-リングでは実力発揮

格好いい!!

 

カラオケル-ム 女の子側。

毎年、小学生にとってカラオケは楽しいのか?と

ちょっと不安に思いながら開催していますが

今年は、ま~そんな不安は不要でした。

最初だけ「たけちゃん歌って!」と言われて

よっしゃ!と私は一発目はSMAPの夜空ノムコウと決めているので

気分よく歌ってあげたのですが

次々に入れて、みんな歌いまくってました。

男の子達は、カラオケが始めての子ばかりで

最初は女の子達のパワ-に押されていましたが

青年のAちゃんや、スタッフのIさんが相談にのってあげて(笑)

やっと1曲目が決まり。

しかも、合唱などによくある「翼をください」シブイ!

で、1曲歌ったらふっきれたのか、恥ずかしがっていたのに

曲がなかなか決まらないのが難点ですが

1人1曲ずつ歌って終わりました。

時間が短すぎると文句言われましたが(笑)

楽しかったのなら良かった良かった。

子ども達と一緒によい思い出が出来ました。

 

 

 

 


低学年例会「ハリネズミと雪の花」

2014年01月08日 22時10分34秒 | おやこ劇場 例会

12月21日(土)開演18時30分 大垣市北地区センタ-

低学年例会「ハリネズミと雪の花」 

 

 

みんなが、待ちに待っていた作品とやっと出会うことが出来ました。

何度も候補作品に選ばれながら、なかなか候補になることが

なかった作品です。

 

子ども達だけでなく、この日は大きく成長した子どもを持つ大人たちも

観に来ていました。

まるで子どもみたいに上気した顔して。

 

事務局長が、上演後に子ども達からアンケ-トかきたいから

もっとアンケ-ト早く出してと急かされたと言っていました。

 

プロの人形劇としてのひぽぽたむの確かな技術と、

むつみさんの、伝えたいという想いが

優しい時間となって

子どもたちにも、大人たちにも確実に伝わってきました。

 

これぞ、ほんものの生の舞台。

生きる。

そんな人形劇でした。

 

 

 

 


「ハリネズミと雪の花」例会事前企画 大人の絵本講座

2014年01月08日 22時02分37秒 | おやこ劇場 例会

12月20日(金)18時30分~20時30分

「大人の絵本講座」

講師 人形劇団ひぽぽたあむ 永野むつみさん  

 

  

例会の前日に、先月の続きの大人の絵本講座2回目を

むつみさんにしてもらいました。

 

最初は、参加者のみんなが持ってきた自分のお気に入りの絵本を

それぞれが紹介してくれました。

知っている絵本もあれば、初めて聞く絵本もあって

それもとても興味深かったです。

昔、むつみさんの絵本講座を聞いて

自分たちでもやりたいと思ったことがありました。

あの時は、ブロックでやることが多くて、なかなか実践できなかったなア

 

むつみさんの言葉はとても深くて

参加者のみんなも、紹介してもらう絵本について

様々なことを想いめぐらせます。

 

絵本は、時として育児書よりもいろいろなことを私達に教えてくれるのよと。

そう言っていたむすみさんの言葉が、とても深く優しく胸に広がりました。

素敵な夜


ちびキッズ クリスマス会

2014年01月08日 21時56分59秒 | おやこ劇場 幼児部

12月18日(水)スイトピアセンタ-

毎年恒例 ちびキッズのクリスマス会が今年も開催されましたよ。

かわいいちびっこたちとママたちが

クリスマスのプレ-トを作って工作していたら・・・

 

 

 

わ~い。わ~い。と楽しんでいたら・・・

音楽とともに、サンタクロ-スがやってきました。

袋の中から、子ども達1人1人にプレゼントを渡してくれましたよ。

 

 

 

 

 


中高青部主催 更年期について

2014年01月08日 21時47分43秒 | おやこ劇場 中高生部

12月15日(日)18時30分~21時

中高青部主催 更年期についての座談会を行いました。

よい写真がなくて。

寒い夜に、子どもたちが大きくなったママたちが集まって

更年期について、お話をしてもらいました。

会員のGさんが先生です。

女性は子育てにおわれていて、

自分達の身体って、なかなかメンテナンスすることがないのが現状ではないでしょうか。

必死になって動いてきて、

少し子育てから解放されてきたら

なんとなく自分の身体が疲れているという不安。

精神的、身体的の両方からのお話をしてもらいました。

参加者は、ただ話を聞くだけでなく

隣の人の手をとってもいい香りのするクリ-ムでマッサ-ジしてあげながら

日ごろの不安とか、ちょっとした悩みをお隣に話すということを

みんなでやってみました。

これが、なかなか楽しかったです。

リラックスタイム。

教室中にいい香りが漂って、なんだかみんないい顔に。

先生からは、アドバイスだけでなく、嫌なことはノ-トに。

そして、マッサ-ジも続けてねとお土産までいただいちゃいました。

楽しかった~~♪

 

 


忍者いろいろ

2014年01月08日 21時30分53秒 | おやこ劇場 忍者関係

12月14日(土)まちづくりセンタ-

この日は、忍者デ-でした。

アフタフ・バ-バンからしみちゃんに来てもらって

と~~~~~~~っても楽しい時間を過ごしました。

①9時30分~11時 子どもと大人のワ-クショップ

②その後、大人の作戦会議

③14時~17時 迷路の壁画描き

 

 

①のワ-クショップでは、事務局3人も一緒になって楽しみました。

すっごい楽しかったね~。

楽しくて楽しくて、写真撮るのを忘れていたわたし。

詳細は機関誌をごらんになってくださいね。

ここでも写真が間に合わずにごめんなさい。

 

③の迷路描きは、どっしりと居たので写真あります(笑)

講師 しょうちゃん

幼児~中学生、大人までが忍者壁画を作ってくれました。

ご堪能くださいませ。

 

 

少しずつ。少しずつ。色がついていきます。ママ達も真剣。

 

 

色を作ってくれて指導してくれているのは、しょうちゃんです。

 

  

高学年の子は、さすがに上手。こんなに小さな子も筆を使って描いてくれてます。

 

  

おおッ!だんだん出来てきたよ。

 

 

 

出来た~ッ! みんなで1枚ずつ見て回ります。

描いてくれた子に発表してもらいました。

 

 

 

みんなありがとう~!!

 


高学年例会 「ダイアル・ア・ゴ-スト」

2014年01月08日 19時22分53秒 | おやこ劇場 例会

12月8日(日)18時開演  大垣市スイトピアセンタ- 文化ホ-ル

劇団うりんこ 

 

  

 

劇団うりんこさんの作品は

大垣おやこ劇場でも何度もとっています。

毎回、楽しく新しい作品を私達に届けてくれていますが

この作品は大型作品として特別に選んだ作品です。

 

劇団員の数も、普段うりんこさんに来てもらう人数より多くて

しかも、出演者が10人が30役ほどをこなし

セットも面白い仕掛けとなっていました。

 

第二次世界大戦で命を落として幽霊になってしまった一家と

一人ぼっちで命を狙われてしまう少年とが出会い

生きること、死ぬこと、家族とは、孤独とは・・・

そんなことを考えさせてくれる作品です。

 

事前で、みんながゴ-ストになりきって写真を撮ったものを

ホ-ル入り口に飾っていました。

写真担当のしい姉さんと、事務局のしょうこちゃんが頑張ってくれて

大好評でした。

 

例会当番だった大垣おやこ劇場の無限大のみんなと、不破子ども劇場のみんな。

とってもいい笑顔です。

楽しかったね。

 

 


わんぱく少年団 & 食育

2014年01月08日 12時21分18秒 | おやこ劇場 自主活動

12月1日(日)9時半~ 焼き芋

お天気よくてよかった。よかった。

毎年恒例の焼き芋大会

枯れ葉と、マッチと、今では貴重な体験ができる企画です。

今年は、食育事業も一緒にさせてもらいました。

畑で育てたさつま芋もおいしく焼けていましたよ。

食育では、ピ-ナツバタ-も作りました。

 

写真がないのが残念すぎますが・・

しい姉さんが撮影してくれているのですが

とっても画素数の高いいい写真なので

資料作成には大助かりなのですが

ここに掲載しようとすると大きすぎて受け付けないとなってしまいます。

残念です。

 

この日、実は私は体調がむちゃくちゃ悪くて

危ないのだけど、車の運転もよく出来たなというくらい。

枯れ葉も集めてゴミ袋2つも用意して

夏からの食育事業の最後の体験だったので

今までの写真を掲載した資料も作ったのに

自分自身が何も出来ずに

これは本当に残念でした。

でも、スタッフのみんなが頼りがいがあって

みんな手際よく進めてくれました。

本当にありがとうございました。

 

↑ これはお味噌です

去年の食育「大豆を育てる」で作ったお味噌

この12月に出来上がり、去年の参加者へ渡しました。

少しずつですが、お味はどうだったかな。

 

 

 

 


坂内村大根ひき2013秋

2013年12月30日 19時46分21秒 | おやこ劇場 自主活動

11月23日(祝)快晴!

 

夏に蒔いた大根の種が、こんなに立派な実になりました。

毎年、毎年、坂内の大根は

なぜ、こんなにも美味しいんだろうと不思議なくらい

その魅力に取りつかれている人は大勢います。

土や水や光が、本来の姿をしているせいなのかな。

育ててくださる人が、きっといい人だからなんだろうな。

なんてことを思ったりします。

 

 

自然豊かな諸家の里で

のんびりと、楽しく過ごした秋の日でした。