大賀みきお 政治活動ブログ

政治についてのブログです。
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公職選挙法と、既得権益の壁

2011年01月25日 14時59分14秒 | その他
大賀みきおの後援会ホームページや、こちらのブログをお読みいただいた方から、
「何をするのかが書いて無いけど、要するに何をするの?選挙に出るの??」
という質問を受けることがあります。

また、
「大賀さんのポスターは街中に全然貼ってないね。
 他の政治家のポスターはたくさん貼ってあるのに。やる気無いの?お金が無いの??」
ということも言われますし、そう思われる方も多いと思います。

それについて、説明します。


1)公職選挙法
公職選挙法とは、選挙活動と政治活動を区別して、
選挙活動に制限を加えているものです。

東京都選挙管理委員会 http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/qa/qa03.html によると、
===引用ここから
選挙運動と政治活動の違いは?

政治上の目的をもって行われるいっさいの活動が政治活動と言われています。
ですから、広い意味では選挙運動も政治活動の一部なのですが、
公職選挙法では選挙運動と政治活動を理論的に明確に区別しており、
それらを定義付けすると次のように解釈できます。

【選挙運動】
 特定の選挙に、特定の候補者の当選をはかること又は当選させないことを目的に投票行為を勧めること。

【政治活動】
 政治上の目的をもって行われるいっさいの活動から、選挙運動にわたる行為を除いたもの。
===引用ここまで
と書いてあります。


分かりやすく書くと、
誰でも、政治に関する活動をすることはできます。それは政治活動と呼ばれます。
(ちなみに、政治活動をすれば、誰でも政治家です。
 議員でなければ政治家ではない、ということはないのです。)

また、選挙に関する活動は、選挙活動と呼ばれます。
選挙は政治の一部分ですから、選挙活動は、政治活動の一分野になります。

一般に思い浮かべる選挙活動とは、
駅前で演説したり、看板を積んだ車で名前を絶叫したり、ポスターを貼ったり、握手して回ったり・・・
というものだと思います。

しかし、それを一年中されたら、皆さんの迷惑になりますし、候補者の体力もお金も大変です。

ですから、選挙運動は、ある一定期間だけやっていいよ、と許可されています。
その期間とは、
一番長いのが、参議院議員選挙で、投票前の17日間。
市議会議員は、投票前の7日間と決まっています。

選挙運動を始めてよい日を告示日と言います。
その日に、選挙ポスターが街中に張り出されます。
「この人が、この選挙に立候補しました」と公表されるのです。
その日以降、やっと、
「私は、**選挙に出ます。清き一票を是非お願いします」と言うことが許されるのです。


ここまで説明すると、
「あれ?そんなこと一年中やってるじゃん」
と思われる方もいると思います。

しかし、それは選挙活動でなく、政治活動(のはず)です。

駅前で演説している人は、決して「この選挙に出るので票を入れてください」とは
言っていないはずです。
「**です。おはようございます。こんな政治活動をしています」と言っているはずです。

街を走っている車も「〇〇党です。**さんをよろしくです。皆さんのために頑張ります」
ということを言っているだけのはずです。

ポスターも同じことです。
良く見ると、端っこのほうに、小さく、「平成23年5月*日に講演会やります」と
書いてあるはずです。
名前と顔だけ載せてると、選挙活動になるので、
講演会のお知らせです、ということにして、政治活動のポスターの扱いにしているのです。

チラシもそうです。
時々ポスティングされているチラシも、
「こんな活動をしています」というだけのもののはずです。


政治家は色んな手を使って、政治活動の範疇で、知名度を増やそうとしているのです。

選挙活動が許されていない時期に選挙活動をすると、公職選挙法違反で捕まってしまいます。


繰り返しになりますが、現在(2011/1)どこの政治家のHPやチラシを見ても、
「**の選挙に立候補します!」とは書いていないはずです。書いてはいけないからです。
そういう理由で、
##を変えていきます、とか、##に新風を、などのあいまいな表現になるのです。



2)
次に、政党所属の政治家、現職議員の政治家、無所属新人の政治家の違いについてです。

政党とは、例えば国会議員が5名以上所属している政治団体のことです。

現職議員とは、字の通り、現在議員の職についている人のことです。

無所属とは、政党に属していないということ。
新人とは、新しく政治活動を始めた・・・、つまり、現在は議員でないということです。


実は、上に書いてある、政治活動期間中にポスターを貼ることは、
政党に所属している人にしか認められません。

チラシをポスティングすることも、基本的に、現職議員にしか認められていません。


無所属で新人の人間ができる政治活動とは、
・政治団体の登録をした事務所や連絡所に、看板やポスターを合計3枚出せる。
・駅などで、演説をする。
・駅などでチラシを配布して、希望者にだけ渡すことができる。
・ホームページやブログやツイッターなどで情報を発信できる。
・人を集めて、話を聞いてもらう(ミニ集会と呼ばれます)
・紹介があれば、人を訪問して、挨拶をする(無差別に住宅を訪問することは禁止)

このくらいのものです。

もちろん、これらは、政党所属の政治家や、現職議員の政治家もできることです。
ですから、無所属新人の人間は、政治活動をするには一番不利だと言えます。

混乱や、過度の競争を防ぐために、ある程度の規制は必要かもしれませんが、
やや既得権益の保護のにおいを感じます。


まあ、今すぐそれを変えるというのは無理です。
考えてもしょうがないことは、考えないほうが良いです。
現状でできる範囲で頑張っていきます。



参考まで
公職選挙法@ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E8%81%B7%E9%81%B8%E6%8C%99%E6%B3%95

選挙運動@ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%B8%E6%8C%99%E9%81%8B%E5%8B%95

選挙運動@ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%B8%E6%8C%99%E9%81%8B%E5%8B%95
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4 コメント

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補足 (大賀幹夫)
2011-01-31 12:51:44
>誰でも、政治に関する活動をすることはできます。それは政治活動と呼ばれます。

と書きましたが、補足です。

純粋な政治運動(駅前に駐輪場を、などの署名運動)は誰でもできます。

ただ、チラシやポスターに名前や写真を入れるためには、
政治団体を作って活動しなければいけません。
政治団体は手続きをすれば、誰でも作れます。

本文にあるとおり、政治団体に国会議員が5人以上いたら、政党と呼ばれます。

参考:
”20代コネなし”が市議会議員になる方法
佐藤大吾著 ダイヤモンド社
補足2 (大賀幹夫)
2011-01-31 15:14:09
アメリカの下院議員は90%以上が世襲議員だそうです。
(世襲:分かりやすく言えば、親の仕事を受け継ぐこと)

理由のひとつは、現職下院議員は、議会からのダイレクトメールの切手代を、
公費負担(税金で出してもらうこと。自分はお金を出さない)ですませれるからだそうです。
これも強力な既得権益ですね。

参考:
選挙立候補マニュアル
三浦博史著 ビジネス社
補足3 (大賀幹夫)
2011-02-02 14:59:52
ポスターには4種類あります

1)本番ポスター
選挙運動期間中に、公営掲示板に貼るもの

2)
事前ポスター
告示前6ヶ月まで貼れるもの。
これは誰でも、顔写真と名前の入った講演会などの告知ポスターを貼れます。
告示前6ヶ月になったら剥がさないといけないので、
選挙に向けて名前を覚えてもらう、という
ことには使いづらいです。

3)政党ポスター
本文に書いてある、政党だけが貼れるポスターです。
政党主催の講演会告知ポスターは、
告示前まで貼る事ができるとされています。
一応、人を2人以上並べて、一人だけを目立たせることはできない、という規制はあります。

4)室内用ポスター
室内には、ポスターは自由に貼れます。
室内用ポスターは公職選挙法で規定されていないので、内容も自由です。


参考:
選挙立候補マニュアル
三浦博史著 ビジネス社

4)
補足4 (大賀幹夫)
2011-03-11 09:55:53
ほぼ読書日記 ~読み、書き、考える~
政治活動(後援会活動)と選挙運動
http://d.hatena.ne.jp/aoki0104/20100204/1265278620

こちらにも書かれていますね。
>笑い話のようですが、自分が選挙に出ようと思っていることをどの程度人に伝えるのが許されるのか悩みながら話さないといけない。

ホントにそうなんですよ。僕も悩みました。
無駄ですよね。

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