浅野雅之の「いつまでかけるか5」

京都府の真ん中(?)の京丹波町で小説やイラスト、マンガなど日々の雑記をかいていこうかなあ・・・。

「裏のおね~さん」その2

2016-11-20 14:34:36 | 小説
まず、あれはおれが4、5才の頃だったか。

そのおね~さんは、その時でも既に年季の入った

ママチャリで近所の町内を駆け巡っていた。

おれは、その頃はあんまり口数の多い方ではなかったので

その様子を見ていただけだったが、やんちゃな幼馴染なんかは

よくからかい半分で

「なぁ!おね~さん!どこまで行くん?そんな自転車で、どこまで行くんや?」

などと言うと、おね~さんは一瞬チャリを止めたかと思うと

急にスピードを上げて、おれたちを追いかけまわしてきた。

その時おね~さんは無言だったが危うくおれらに当たりそうになる直前で

急停止して、何かボソボソっと聞き取れないような声の小ささでつぶやくと

またチャリをこいでどこかへと去る、というのが、その頃の

パターンであった。

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