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C政府系金融機関の担当者の言葉に、社長は大喜び!

2016年12月24日 | ビジネス

昨日の、「A銀行の40年間の取引に対する姿勢に、社長はガックリ!」の続編。

 今回の計画書等を提出しての融資の見直し依頼は、毎月の借入金返済が返済キャッシュフローの倍以上で、返済のための借入状況であった為、これを改善するため。

 A銀行は、不動産担保をとって保証協会へ担保流用して5~7年間の月賦返済融資と、預金担保での融資。

 赤字の債務超過ならいざ知らず、黒字で繰越損失もなく自己査定では正常先と判定される先。

 そもそもの原因は、賃貸物件建設の事業資金が10年返済で融資され、返済能力以上の返済となっていたことによる。

 A銀行としては、不動産担保と預金担保及び保証協会付融資だから、金融仲介機能のベンチマークで最も忌避されている担保と保証(保証協会)に偏重した融資による丸保全で、事業性評価は全くしていない。

 それで、借入金利も高くて保証料も取るのだから、A銀行としては殿様商売だ。

B信用金庫の融資提案で毎月の返済額が約1/2になるので、資金繰りは非常に円滑になり、賃貸物件建設資金は家賃で返済でき、事業資金を資金繰りに合わせて短期の借入をすればよくなった。

 その借換の関係から、C政府系金融機関からの借入を、一括返済することとなった。

 事前に連絡すべく金曜日に出掛けて、今回の一括返済の理由を資料を添えて説明すると共に、半期及び決算期には事業報告書を提出致しますので、今後共ご支援の程宜しくお願いします、とお願いをした。

 担当者からは、今回の一括返済のご主旨はよく理解できましたが、長期間借入が途切れますと新規扱いになりますので、出来ましたら少額でも結構ですから、資金繰りに影響がない範囲内で、年度末までに融資のお話を戴けたらと思います、といわれた。

 確かに、機会ある毎に資料を提出しても、既融資先と融資が途切れた新規融資先では、審査対応が異なることは理解できる。

 社長もこの言葉に大喜びで、是非お願い致します、と笑顔でお礼を述べた。

 なんと、C政府系金融機関のA銀行との違いだろうか!

私も金融機関勤務時代は、政府系金融機関の融資商品充実等は民業圧迫と感じていたが、借入をする立場から考えると政府系金融機関のこの担当者の融資姿勢は有り難い。

 政府系金融機関は事業者等へ訪問して融資推進することは、あるにはあるが少ない。

 政府系金融機関の担当者が、積極的に渉外訪問を始めたら、とても地域金融機関は敵わないだろう。

 地方銀行や信用金庫が預金取引等を通じて事業者と木目細かい融資相談が出来てこそ、地域金融機関の地域金融機関たる価値を現出できる筈。

 ところが事業者を訪問もせず、訪問をしても単なる預金活動だけで、それでは政府系金融機関に、この対応をみても負けてしまう。

 C政府系金融機関の担当者の言葉と姿勢に接して、そんな危惧がなされてかなわない。

 私の勤めていいた金融機関の渉外担当者にも、是非次の点を認識して貰いたい。

 地域金融機関が地域金融機関であり得るためには!

 ①知識の修得と情報の収集

 ②訪問軒数の増加と親身な木目細かい接遇

 ③経験の積み重ね

 この3つを実践して欲しい!

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