ウーヴル絵本研究会〜Voyage〜

心に効く楽しい絵本を沢山の人達に伝えたい!そんな気持ちが溢れる絵本のソムリエ達のblogです。

ねこのパンヤ  byライゼ

2010-08-30 12:10:50 | Weblog
夏休みの宿題「読書感想文」は、親子ともに悩みの種のようで、
代行執筆を請け負うライターまでいるとか…
ライターのイメージも悪くなるし、そんな商売はやめてくれー!
と訴えたいところです。

私は小さいころから読書が大好きだったし、感想文で悩んだ記憶はありません。
うまく書こうなんて考えず、感想なんだから自由に書けばいいじゃん
と思っていました。

子ども達の読書感想文は、私にとって夏休みの楽しみの一つです。
何をどう感じるのか見るのがおもしろくって
去年は、アッコの「マッチうりの少女」に感動させてもらいました。
http://blog.goo.ne.jp/oeuvre-voyage/e/a28e61d9c39270153e94d19203113a4a

さすがに2年生になると少し欲が出るようで、今年は本が決まらず迷っていました。
夫が「オズの魔法使い」を買ってくれたのですが、どうも気に入らない様子。
一緒に図書館で本を選定することになりました。

元来心配症なので、「何の本がいいかな」と何度もうるさいくらい聞いてきます。
「アッコの好きな本が一番だよ」
「どれが好きかなんて、読んでもいないのにわからない」
「じゃあ、おもしろそうな本を見つけよう」
と本探しをしていたら、図書館のお姉さんが課題図書を教えてくれました。
しかし、やっぱり気に入らない様子のアッコ。

すると、突然
「ママ、あの子が読んでいる本がいい
 アッコちゃんの好きなキャラなんよ
と自分と同じくらいの女の子が読んでいた絵本に目をつけました。
本棚に返したところを、すかさずゲット。
「ねこのパンヤ」という、とってもかわいい絵本でした。
…やっぱり、食べ物系かぁ〜と納得。
「かわいい」と「おいしい」は、アッコの超こだわりアイテムです

パン屋さんをしているねこのお話で、美味しそうなパンがたくさん出てきます。
最後に森の仲間たちとみんなでお茶会をする場面は、すごく楽しそう!
すっかり気に入って、何度も読んでいました。

読書感想文は絵本じゃないほうがいいのでは…と思いましたが、
「ママ、好きな本がいいって言ったやん!」
と主張するので、あっさりOKしました。

「好き」という感性を育むことって、すごく大切なことだと思うのです。
好きなことがわからず、自分らしい人生を選択できない大人が多い現実…。
これは日本人特有の悲劇じゃないかと思います。
他人の評価や世間体を基準にするよりも、自分が好きなことがわかって、それを素直に表現できる人になってほしい。
「好き」を見つけて言葉にする体験は、課題図書の感想文を書くよりも優先順位が高いと判断しました。

「どう書いたらいい〜?」と相談されたので、まずメモを書くように言いました。

1.なぜこの本を選んだの?
2.どこが一番おもしろかった?それはどうして?
3.感動した場面はどんなところ?それはどうして?
4.自分と同じだと思ったところ、違うと思ったところは?
5.読んでみて、自分で何かやりたくなったことがある?

さすがお気に入りだけあって、スラスラ感想が出てきました。
そのメモを元に、文章を下書き。
意味がわからないところを質問して、自分で修正したものを清書してできあがり!

アッコらしいワクワク感いっぱいの感想文になりました
「森のお茶会」、もう少し涼しくなったら子ども達としてみたいです
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わすれられないおくりもの  byライゼ

2010-08-10 20:53:11 | Weblog
8月8日から、実家の盛岡に帰省しています。
2年半ぶりに夫も一緒に来ました。
祖母の墓参りをするために…。

やさしくてかわいくて、大好きだったおばあちゃん。
先月、98歳で天国に旅立ちました

わが家は母方の祖父母と同居していて、仕事で忙しい両親よりも
祖父母に毎日世話をしてもらい、育てられたようなものです。

自分が母親になってみて、初めて知った育児と家事の大変さ。
「おばぁちゃんは、6人も育ててすごいよねー」
「なんも。なんも。役目だと思って何も考えずにやってきただけだよ」

気負いなく答える祖母を、心底尊敬したものです。
認知症になってからも、赤ちゃんの抱き方はしっかりしていました。
体得したことは忘れないんだなぁと感心しました。

ご飯を作ったり、雑巾がけをしたり、縫いものをしたり。
いつも手を動かしていた祖母。
でもちっとも忙しそうな感じはなくて、自然体で穏やかでした。

女学生のころはバスケットボールの選手だったそうで、
私が中学のときはパス練習に付き合ってくれました。
私の球技好きは、祖母譲りなのかなと思いました

時計の見かたや字を教えてくれたこと、
お料理を教えてくれたこと、
編み物を教えてくれたこと、
一緒にお習字をしたこと、
東京の親戚の家に連れて行ってくれたこと、
祖母の想い出は、幼いころのワクワク感を呼び覚ましてくれます

人を安心させる空気を持っていて、元祖なごみ系キャラでした。
いじわるばあさんには、程遠い人物でした。

最期は仏さまのような穏やかな表情で永眠したそうです。
死にざまは、本当に生きざまを表すのですね。

私はおばあちゃんの孫で、幸せでした。
たくさんの素敵な想い出を、ありがとう

教えてもらったことは、娘たち、将来出会う孫たちにも伝えていきます。



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バーバパパのなつやすみ  byライゼ

2010-07-26 05:50:18 | Weblog
ついに夏休みに突入しました〜
子どもが家にいる約40日間を、どう過ごすか?
これは大きな楽しみであると同時に…悩ましい問題でもあります

仕事の時間をどう確保するか、取材に出るときに子ども達をどうするか?
夫のスケジュールを抑えたり、祖父母宅にお願いしたり、託児施設を使ったり、短い時間であればお留守番もあり。
原稿書きは早朝みんなが寝ているときが勝負で、あまり集中力を要しない作業は子どもがいるときに済ませます。
いろんな手を総動員しているところです。

夏休みはいつもペースダウンするのですが、以前から依頼されていた仕事があり、今年の夏は結構走り回っています。
8月は実家に帰ってしっかり休むので、7月はがんばりまーす

楽しくて充実した夏休みを過ごすために、それぞれが「夏休みのめあて」を決めました。

アッコは「友だちといっぱいあそんで、さいこうの夏休みにする」
ナツコは「クロールの息つぎができるようになる」
私は「盛岡で思いっきりリフレッシュする」「子ども達のめあてをサポートする」

アッコは先週、幼稚園のときの親友と久しぶりに再会して、思いっきり遊びました。
大阪に転勤した子が遊びに来てくれたんです。
幸先のよいスタートを切って、本人は大満足

ナツコは夫にプールに連れて行ってもらい、息つぎの練習をしました。
進歩があったようで、喜んでいました
盛岡の実家では、近くに室内プールがあるので、私が水泳に付き合うことになっています。

「めあて」を書くと、家族の協力も得られるし、効果大です。
「楽しい夏休みのための話し合い」と称して、夏休み中はいつもよりもたくさんお手伝いするようお願い(命令?)もしました。

夏休みに入るころ、「バーバパパのなつやすみ」を読みました。
バーバパパシリーズの中でも、お気に入りの一冊です。
南の島に家族旅行をしたバーバーファミリー。
ところが、ささいなことから兄弟ゲンカが勃発し、ヒートアップして…。
最後は仲直りするハッピーエンド

一緒に居る時間が増えると、ケンカも多発します。
これは親としては頭の痛いところ。
ただでさえ家事が増えるのに、ギャーギャーケンカされるとキレそうになります。

バーバパパを読んだ感想は
「やっぱりケンカはよくないね」
おー、狙い通りツボにハマってくれたか〜と、にんまりしましたが、
やっぱり毎日の小競り合いは尽きません

最近のナツコの決まり文句
「仲がいいほどケンカするっていうしねっ」

まぁ、ケンカしてもいいんですけど。
ちゃんと仲直りしてくれればね。

「絵本」を使って夏休み気分を盛り上げ(戒めも含む)、「めあて」と「話し合い」で楽しく過ごすために手を打ったライゼ。
今のところいい感じで夏休みのスタートを切っていますが、あと1カ月以上の期間、どうなることやら。
ワクワクドキドキです
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おおきくなるっていうことは  byライゼ

2010-07-04 09:47:17 | Weblog
先週の日曜日、地域の子ども会対抗ドッチボール大会がありました
ドッチボール大会は、毎年一番力を入れている子ども会行事です。
この大会に向けて、1年生から6年生のメンバーみんなが集まり、
約1カ月間練習をします。

練習は、当然大人も手伝うことになります。
小さな子どもの見守り、練習試合の審判、練習後のアイス配りなど、
役員のお母さんを中心にサポートしています。
梅雨入り前の暑〜いとき、週3回のハードワーク。
仕事で忙しいことを皆さんご存知…という状況に甘えて、
私はちょこっとしかお手伝いしていません
が、ドッチボール大会の当日は、さすがに朝から最後まで付き合います。

今年はずっとチームを引っ張ってきたお兄ちゃん達が6年生になり、
最強のAチームを筆頭に、3チームを結成して試合に臨みました。

ドッチボール観戦って、実はすごくおもしろいんですよ。
試合展開がスピーディーで、いろんなドラマがある。
元来球技好きの血が騒ぎ、試合を見ているとドキドキワクワク。
応援に来ていたお父さん、お母さんも、みんなエキサイトしていました

Aチームは惜しくも決勝で敗れ、準優勝。
小学生最後の夏、お兄ちゃん達のパワーあふれる熱戦は見ごたえがありました。
一番大きな男の子が、試合直後に泣いていた姿に、みんながホロリ

4年生と2年生の娘たちも、自分達にできることを精一杯がんばっていました。
アッコはひたすら逃げ回り、ナツコは自分にボールが来ると上手な子にしっかりパス。
途中で頭にボールが当たって泣いたけど、次のセットには涙を拭きながらコートに入り、
ひたむきにプレイしていました。
僅差で敗れて、大泣きしたナツコ
実は、とっても負けず嫌いなのです。

一番上手な女の子、ナナちゃんから
「ナッちゃん、くやしくないよ。
 ナッちゃんのパスはとっても上手だったよ。
 だから、くやしくなんかないよ」
と励まされ、また泣きそうになるのを一生懸命こらえていました。

そんな姿に感動し、つい子ども達に言ってしまったのです。

「来年は、おばちゃんが練習にもっと付き合うよ。
 おばちゃん、ドッチボール得意なんだ。
 みんなもっと上手くなれるから、がんばろう!」
と…。

一昨年、去年の大会では、これほどまでの感動はありませんでした。
みんな成長している。
体も技も心も。
そのエネルギーに、地域活動には腰の重い私が動かされました。
そして、もっともっとその成長に深く付き合いたくなりました

来年の6月は、ドッチボールのスケジュールを確保しなければっ。
おばちゃん、約束は守りますよ

大好きな絵本「おおきくなるっていうことは」から、お気に入りの言葉を

おおきくなるっていうことは、

 自分より小さな人が 大きくなるってこと
 おもしろいことが どんどん 見つけられるってこと
 小さな人に やさしくなれるってこと

練習が始まるころは、面倒くさがって行きたがらない子ども達。
でも、毎回どんどんおもしろくなって、なかなか帰ってこなくなる。
大きな子は小さな子を守り、チームワークを築いていました。

「おおきくなるっていうこと」を、みんなが体験した子ども会行事でした。
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ちいさなくも  byライゼ

2010-06-28 14:27:11 | Weblog
梅雨らしいお天気が続いていますね

雨が続くと、青い空が見たくなります。
とってもきれいな空色に魅かれて、手に取った「ちいさなくも」。
「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールの絵本です。

空に浮かんだ雲が、いろんな形に姿を変えるシンプルなお話。
7歳のアッコには、簡単すぎてつまらなかったようです。
9歳のナツコは、童心に帰って(?)楽しんで読んでいました。

9歳の危機…というのは、だいぶ前から知っていましたが、
まさに今、ナツコがその真っ只中です。

無性にイライラして自分でもどうしてよいかわからないときがあったり、
前はしなかったような反抗的な態度をとったり、
その反応に、こちらがびっくりしてしまいます。
基本的には素直なよい子なので、そのギャップが激しい

シュタイナー教育では
「9歳前後は、背中に感じていた母親を、隣に感じるようになる時期」
と言われています。
自分と周囲との関係性が大きく変化するんですね。
反抗したりイライラしたりするのは、根本に不安や孤独があるから。
この時期は、子どもの友達になるような接し方をすればよいそうです。

「9歳の危機っていうのがあるんだよ」
と話したら、ナツコはやけに納得していました。
自分でも今までとは何かが違う…と感じているのです。

「今日は機嫌がいいねー。昨日とは全然違うよ
「そういう年頃なのよ

年頃ということで、腑に落ちたようです。

「アッコはさぁ、この絵本おもしろくないって言ったけど、
 ママはこの色が好きで借りたんよ」
「うちも好き。空の色がきれいだよね
「ナッちゃんは、この絵本どうだった?」
「雲がいろんなふうに変わるところが、おもしろかったよ」

ナツコとは、「読んであげる」というスタンスではなく、
「共感」というキーワードで、絵本を一緒に楽しんでいこうと思いました。
絵本もうまく使って、9歳の危機を乗り越えようっと

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ふしぎなおきゃく  byライゼ

2010-06-09 06:38:33 | Weblog
最初に、お知らせがあります。

voyageだより夏号ができました
現在、配布中です。
ウーヴル天神教室に行けば、もらえます。

ご覧になりたい方には郵送致しますので、【voyageだより送付希望】と明記し、
事務局へメールでお知らせください。
info@oeuvre.jp
・住所
・お名前
・部数

先週は取材と執筆が相次ぎ、多忙な一週間でした。
ほーっとしていたところ、長女ナツコに見覚えのある発疹がポツポツ…。
半月前に水疱瘡になった次女アッコから、しっかりもらっていました!
ちょうど2週間の潜伏期間を経て、発病

二人とも先週日曜の運動会には出られたし、私の仕事もひと段落したし、
また今週末からはキャンセルできない仕事が入っているし。
絶妙なタイミングでかかってくれたなぁ〜と思いました。
私も神様から休暇をいただいたような気分です

子どもが病気のとき、私は迷わず家庭を優先するようにしています。
どうしても今やらなければいけないこと以外は、仕事先に連絡をして
キャンセル・変更させてもらいます。
自分の中で大切にしている優先順位を守りたいし、人として当たり前の選択
だと思うから。

収入が減るのは自分の問題だからいいとしても、子どもの病気で仕事を断ると
信頼を失うのでは…と、数年前はちょっと不安でした。

「これだから、子持ち主婦は…」と思われるとすれば、
普段そんな程度の価値しか提供できていないということ。
いざというときに休んでも「また依頼したい」と思われる仕事をすること、
動けないときではなく、動けるときの仕事の仕方が大事なんだ、
と開き直ってからラクになりました。

一週間学校を休むナツコのために、図書館でたくさん絵本を借りてきました。
何にしようかな〜と迷ったとき、今号のvoyageだよりでメンバーのari*さんが
おすすめしてくれた「ふしぎなおきゃく」を思い出しました。
図書館にありました

ラーメン屋さんに毎日来ては、一口、二口だけラーメンを食べて、
さっと帰ってしまうお客。
ほのぼのしたタッチの絵と、ちょっとミステリアスなストーリー。
どうしてなんだろう…!?と興味が惹かれます。

ari*さんの言うとおり、この本を読んだ娘たちは
「ラーメンが食べた―い!」
と叫びました。

水疱瘡が治ったら、ラーメン屋さんに行こうかなぁ。
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からすのパンやさん  byライゼ

2010-05-24 08:56:09 | Weblog
現在、絵本研究会通信voyageだよりの夏号を制作しています。

小さな小さな冊子を作り始めて、3年目になりました。
巻頭インタビュー「わたしと絵本と人生と」では、毎回いろんな方に
ご登場いただいています

今回のゲストは、北九州市環境ミュージアム館長の諸藤見代子さん。
「アヴァンティ北九州6月号」に載っているので、ぜひご覧ください。

ライターとして取材させていただいたとき、なんとなくピン!と来たんです。
取材を終えた後、「絵本はお好きですか?」と図々しく聞いてみたら、予感的中
「大好きですよ!」と絵本通信の取材をご快諾いただき、会員のちひろさんと
一緒に伺いました。

諸藤さんは、二人の娘さんが小さいとき、毎日絵本を読んでいたそうです。
インタビューの中に登場した絵本名だけでも、ざっと20冊くらい。
日々の暮らしに彩りを添え、心豊かにしてくた絵本体験をたくさんお持ちでした。

「からすのパンやさん」の真似をして、娘さんたちとパンを作ったことが楽しかった。
今も大切な思い出になっているというお話を聞いて、久しぶりに読んでみたくなり、
本屋さんで見つけて買ってきました。

1973年が初版で、2009年367刷。
まさにロングセラーの絵本です。
からすのパンやさんが作るパンがとっても美味しそうで、
子どもが喜びそうなユーモアたっぷりの一冊。

絵本を読んだ後、パン…ではなく、すぐにできるカップケーキを作りました。
次はパンを作ろうね〜と言いながら。

ぐりとぐら、しろくまちゃんのホットケーキ、14ひきのねずみシリーズなどなど、
食べ物が出てくる絵本を読むと、いつもより数倍「楽しく作って、美味しく食べる」
ことができます

「絵本は心の栄養」と話してくださった諸藤さん。
イキイキと楽しそうに絵本を語る姿に引き込まれ、もっと、もっと絵本を読もう
と思いました。

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ちいさなあなたへ  byライゼ

2010-05-13 06:26:27 | Weblog
先週の日曜、夕方近く、外に遊びに行った娘たち。
なかなか帰ってこなくて、そろそろ迎えに行こうか…と思っていたら、
先に次女のアッコが帰ってきました。

「お姉ちゃんは、もう少し遊ぶって。すぐ帰ってくるから心配ないよ」
しばらく経って、ナツコがシロツメクサの大きな首飾りを持って帰ってきました

「これを作っていて遅くなったのね」と思いながら、夕食の支度を続けました
家族そろって食事をした後、娘たちから母の日特別企画の「お笑いコント」があり、
その後「世界一のママへ」と書いた箱を渡されました

中からでてきたのは、シロツメクサの首飾りと、アイロンビーズで作ったモチーフ。
首飾りをかけてもらい、「ママ、大好き!いつまでも一緒にいようね」と言われました。

娘たちの想いがうれしくて、うれしくて。
世界の「界」が間違っているところが、またかわいくて。
「ありがとう。ママもなっちゃん、アッコちゃんが大好き!」と言いながら、
涙がこぼれました

最近の長女は、私の顔のシワを指摘したり、注意すると巧みに言い訳をしたり、
鋭い質問をしてきたり、生意気になってきたなぁ〜と思います。
それでも、次女がいないときには甘えてくるし、まだまだ子ども

夜寝る前に、久しぶりに「ちいさなあなたへ」が読みたくなりました。
娘たちが生まれたとき、私も指を一本一本数えたことを思い出しました。

成長したな〜と思うけれど、まだまだこれからの人生は長い。
きっといろんなことがあるだろう。
楽しいことも辛いこともあるだろう。

将来の夢を思い描くことが好きで、いずれは東京や海外に行きたいというナツコ。
未知の世界はコワいけど、お姉ちゃんの近くにいたいと思っているアッコ。

私がそうしたように、きっと娘たちはどんどん遠くへ行ってしまうでしょう。
いつも私の意思を尊重し、やりたいことをサポートしてくれた両親。
あたり前に感じていたけれど、世間では決してあたり前のことじゃなかった。

自由に育ててもらったことに、心から感謝しています。
私も母のように、どんなときも娘たちをあたたかく見守っていきたいと思いました
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続・ワンガリの平和の木  byライゼ

2010-04-24 06:59:42 | Weblog
まったく、子どもって、どうしてあんなにケンカをするのでしょう
兄弟ケンカは、できるだけ幸せなのかもしれませんが、
ほぼ日課のように毎日、一日に5回以上することもあります

すぐに終わればいいけれど、20分、30分と延々言いあいをしていることもあります。
放っておくと、いつの間にか仲直りをすることもあるので、あまり介入しないようにしているのですが…。

3日ほど前、あまりにも長引くこぜりあいに耐えきれず、久々に激怒しました。

「いいかげんに、しなさぁーい
 そんなにケンカがしたいんかっ

「……(ママが本気で怒った。涙目)」

「あんたたち、お父さんとお母さんが毎日ケンカしたら、どう思う

「い、いやだ」

「ママだって、イヤよ。毎日のようにケンカを聞かされて。
 仲良くできないのかっ

大人と子どものケンカを、同じレベルで語るのは筋違いなんですが、
もう自分を抑えられません。

「だいたいねぇ、世界平和とか、みんなが幸せになってほしいとか言ってるけど、
 幸せの源は、家庭なんよ
 親子や兄弟や夫婦が仲良くできなかったら、世の中、平和になんかならなーい
 幸せを創り出すのは、家庭から。
 わかったぁー

「う、うん」

なんでこんな怒り方をしたのかは、「ワンガリの平和の木」が大きく影響しています。
考える間もなく、「世界平和」という言葉が出てきました。

「はい、幸せを創り出すのは?」

「家庭から」

「よしっ」

それ以来、ちょっと口げんかになりそうになると

「幸せを創り出すのは?」

「家庭から」(ニヤッとして言う)

と我が家の標語のようになっています。
これは、まさに「ワンガリの平和の木」がもたらした成果(?)

こうやって落ち着いてブログを書いてみると、
あのときあんなに娘たちがケンカをやめなかったのは、
実は私にかまってほしかったからなのかな、と思いました。

うん、きっと、そうだぁ

仕事がすごーく忙して、隙あらばパソコンに向かっていました。

でも、あの時怒って、すごくスッキリしたんですよね。
私も、子どもたちも。

中途半端に怒ると、かえって逆ギレされたりしますが、
そういえば、本気で怒った後は、娘たちはとっても素直になります。

しばらくの間は、家庭内平和が保たれそうです
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ワンガリの平和の木  byライゼ

2010-04-15 18:12:39 | Weblog
黒人の女性が木を植えている表紙の絵と、「アフリカでほんとうにあったおはなし」
というサブタイトルに惹かれて手に取りました。
環境活動、自然保護、発展途上国、アフリカ…、この手の話は大好きです

今年の2月に発刊された新しい絵本かぁ〜、と思いながら読み始め、
おー!これは、あの「MOTTAINAI」で有名な、ノーベル平和賞を受賞した
環境活動家のワンガリ・マータイさんの実話絵本だ
ということに気づきました。

ノーベル平和賞のきっかけとなったケニアのグリーンベルト運動は、
ワンガリさんが自分の家の裏に9本の苗木を植えたことから始まりました。
故郷の木が切り倒され、緑が失われていくのを見かねて立ち上がったのです。

弾圧されても決してあきらめず、たくさんの女性たちと一緒に木を植え続け、
木が一本もなかったケニアの土地に、3000万本もの木が育ちました

絵本の「あとがき」には、ワンガリさんの経歴が載っています。
ケニアの小さな村に生まれ、勉強がよくできたワンガリさんは、
奨学金をもらってアメリカの大学に留学します。
その後ケニアに戻り、ナイロビ大学で博士号を取得。
東アフリカの女性では始めてのことでした。
ナイロビ大学の教授を務めけた後、ケニアの国会議員にもなりました。

ナツコは、この絵本にすっかり魅了されていました
やっぱりこんな話が好きなんだなぁと思っていたら、
読み終えたとき、憧れに満ちた声でつぶやきました。

「ウチもこんなでかいことやってみたいなぁ。
 そしたら、みんな幸せになるのに

ナツコには、いつもびっくりさせられます
自分の内側から、自然にそういう感情が湧きあがってくる子なのです。

そして二日後、友達と公園に遊びに行って帰ってきたとき、
「ワンガリさんみたいに、木を植えてきたよ!」
と、ニコニコしながら言いました。

落ちていた木の枝を土に植え、水をあげてきたそうです

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