ウーヴル絵本研究会〜Voyage〜

心に効く楽しい絵本を沢山の人達に伝えたい!そんな気持ちが溢れる絵本のソムリエ達のblogです。

スウェーデンのおばあちゃんのこと

2011-03-31 21:25:14 | Weblog
こんばんは。

トゥルートゥリーです。

今日はスウェーデン人の娘のおばあちゃんのことを書きます。

おばあちゃんは40年前にストックホルムに旅行に来ていたおじいちゃんと出会い、
恋をして日本へやってきました。

スウェーデンというと皆様はどんなイメージをお持ちですか?

ストックホルムの親戚に会いに、スウェーデンを訪ねると、
実は日本人とスウェーデン人というのは素朴で暖かいところが
似ているように思います。

日本家屋と、スウェーデンの家具や雑貨も実はとっても相性が良いようにも
思います。

この青い目のおばあちゃんの子育ての考え方は、
「子どもは社会の借り物。いつか社会に返さなくてはね」
というものです。

子どもは親が育てますが、それと同時に社会が子どもを育て、
いつか社会に役に立つ人にならなければならないという考え方です。

う〜ん、かなり深い。

子どもを親の所有物にしてはならない。
いつか社会に貢献する人物になるよう、
自立した大人に育てなくてはならないということでしょうか。

よし、ママがんばる!

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「象のエルマー」byデビット・マッキー

2011-02-22 22:11:27 | Weblog
こんばんは。
トゥルートゥリーです。

私の娘はスウェーデンの血が混じったクオーターです。
見た目ではハーフ?と聞かれることが多いのでどちらかというとわたしよりも夫に似ています。

いまでは島国日本も海外の方たくさんいらっしゃり、
外国人は珍しくなくなりましたが、
夫が小さい頃は自分の目立ってしまう容姿に苦しんだそうです。

(今ではその個性を楽しんでいて、英語で話しかけられると、
わざと片言の日本語で返したりしておもしろがっています)

さて、今日は「象のエルマー」byデビット・マッキーを紹介します。

象の群れの中で一頭だけカラフルに生まれついたエルマーは
とても明るい性格で人気者。
でも自分だけみんなと違って目立ってしまっていやになっちゃいます。
そして自分の容姿を隠すために木の実を身体に塗って象色になります。
そのエルマーの姿を見て仲間の象たちは・・・

そんな物語です。

みんなと違って当たり前。
みんな違ってみんないい。

こんな事がなかなか受け入れられない世の中。

生まれつき、髪の色や目の色が違う我が子にこのエルマーの生き方に何かを感じてほしいと、
毎日読み聞かせをしています。

また同時に仲間の象たちの様子を私たち大人は学ばなければいけないと感じます。

良かったら皆さんも読んでみて下さい。


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ごあいさつ  byライゼ

2011-02-18 17:38:11 | Weblog
こんにちは。ライゼです。

絵本研究会は個性豊かなメンバーが増え、ますます素敵なコミュニティーに育ってきています。
いろいろな人が参加して、絵本というアイテムを活用し、
日々の暮らしを、人生を楽しんでくれたらうれしいな、と思います。

絵本ブログのメイン担当を、このたびトゥルートゥリーさんにバトンタッチすることになりました。
今までご愛読いただいたみなさま、本当にありがとうございました

たまには、こちらにもおじゃますると思いますが、
今後はライターとして書いている個人ブログに、もう少し力を入れていくつもりです。

これからも、ウーヴル絵本研究会voyageを、どうぞよろしくお願いします
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はじめまして

2011-02-17 21:54:36 | Weblog
はじめまして。

絵本研究会メンバーのトゥルートゥリーと申します。

私は昨年9月に女児を出産し、
現在5ヶ月の赤ちゃんを育てている真っ最中です。
うちの子は、しっかり抱き癖が付き、なかなか手強い赤ちゃんでございます。

そんな毎日のなか、娘が寝た後のこの時間はささやかな至福の時間でもあります。
このブログを書くことにより、ひとりの大人の自分の時間を思い出させてくれそうです。

さて、この絵本研究会、一言で言うと、
「おとなのための絵本研究会」なのです!

私も初めての子育ての中で子どもに絵本の読みかけせをしつつも、
自分自身が自己を見つめ直し、絵本の魅力に引き込まれていくのだろうなあと
期待にワクワクしているところです。

このブログの中で、絵本研究会でのこぼれ話、
娘と一緒に読んだ絵本のこと、
一人の女性として、大人として感じた、日々のことなどを書かせて頂きたいと
思います。

どうぞよろしくお願い致します。

トゥルートゥリー

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14ひきのさむいふゆ  byライゼ

2011-01-05 13:50:24 | Weblog
明けましておめでとうございます。
絵本ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今年も幸多き一年でありますように

ライゼと娘達は今、盛岡の実家に里帰りしています。
夏休みと冬休みには、だいたい毎回帰省しているのですが、
今年の冬は、いまだかつてないくらいの大雪です。

大晦日は吹雪で、配達の仕事をしている弟は大変でした。
車両トラブルがあって、弟に必要なものを届けに行ったのですが、
膝まである雪をこいで進むような状態で…
徒歩10分の住宅街は、まるで雪山でした

娘達は、大雪に大喜び
雪かき、かまくら作り、雪だるま、そり遊び。
家の周りだけで十分楽しめました

そして、生まれて初めてのチャレンジ
スキーをしたのです。

長女のナツコはワクワク、次女のアッコはドキドキ。
スキースクールに入って、一からスキーを体験しました。

思うように止まれなくて転んで泣いたりしたけれど、
終わるころには

「楽しかった。もっとやりた〜い」

とご機嫌でした

私自身は、幼稚園のころからスキーに親しんできました。
スキーは大自然の中で楽しむスポーツ。
(スキー場という作られた場ではありますが…)

寒くて過酷なときもあるけれど、
雪山を滑る爽快感、白銀の世界に溶け込む一体感、
ワクワクドキドキの冒険気分を味わえるスキーは、
いつか体験させたいなぁと思っていました。

今回、チャレンジできてよかったです

「14ひきのさむいふゆ」は、冬になると読みたくなる絵本。
冬だからこそ楽しめる暮らしや、
雪遊びがイキイキと描かれています。

冬は寒い、雪が降って大変…と思ってもしょうがない。
冬の楽しさってこんなにあるよ!と、楽しみ方を見せてくれるようで、
お気に入りの一冊です。



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賢者のおくりもの  byライゼ

2010-12-11 17:10:52 | Weblog
もうすぐクリスマス
この時期になると、いつもドイツの暮らしを思い出します。
3年間、心豊かな冬を過ごしました。

イエスキリストの誕生を祝うクリスマスが、一年の終わりにあるのは必然なのでは…?
今年もいろんなことがあったけど、ご縁のあった人たちに感謝し、新しい気持ちで来る年を迎えよう。
そんな気持ちにさせてくれます。

寒くて暗いドイツの冬は、クリスマスがあるから乗り越えられるようなもの。
街にはクリスマス市が立ち、あたたかい灯りで周囲を照らします。
プレゼントを買う人で商店街もにぎわい、住宅地の窓は美しく装飾されます

フランクフルトの市街地に出るたびに、グリューワインを一杯ひっかけて温まりました
クリスマス市の情景を思い浮かべると、自然に頬がゆるみます。
赤ちゃんだったナツコをベビーカーに乗せ、分厚い毛布をかぶせてクリスマス市を楽しみました。
ゆったりと時間が流れる感覚が蘇ってきます

娘たちへのクリスマスプレゼントをどうしようかなぁ…と考えていたときに、
ふと思い出したのが「賢者のおくりもの」という絵本。
愛する人のために、大切にしていたものを手放した夫婦の物語です。
でも、二人はもっと豊かなものを手に入れたのです。

大切なものかぁ〜と思って選んだのが、かわいい妖精のスケジュール帳。
素敵なイラストと毎日を楽しむヒントが書かれているものです。
心豊かな時間を過ごしてほしい、と願いを込めてそれに決めました。

家族と共に過ごせる幸せに感謝しながら、一年を締めくくりたいと思います。

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そらの木  byライゼ

2010-11-07 16:49:37 | Weblog
長女のナツコ(9歳)が、学校の図書館から「そらの木」という絵本を借りてきました。
彫刻刀を使う版画の授業が始まり、「木」を彫ろうとして借りてみたそうです。

「やっぱり絵本の木よりも写真のほうがよかった。
でもママが『絵本ブログ最近書いていないなぁ。新しい絵本を探そう』って言ってたから借りてきたんよ」

私は木が大好きなので、とってもうれしかったです。
好きなイラストやモチーフって、だいたい木か星なんですよね。
花より木、月より星になぜか惹かれます。

「そらの木」は、少女と木の友情が季節感と共に表現されたメルヘンチックな絵本。
最後はちょっとせつないのですが、淋しさよりも温かい余韻が残ります。

いいなぁ、私もこんな木の友だちがほしいなぁと思ったときに、
思い出しました
私にも一緒に遊んだ木があったことを。

幼少の頃住んでいた家の庭には、大きな桜の木がありました
春になると枝いっぱいに花を咲かせ、5月には瑞々しい新緑に様変わりします。
キャンディキャンディに影響されて、毎日のように木のぼりをしていました。
わざわざ木の上でおにぎりを食べたこともあったなぁ。

大学生の頃、盛岡の街の風景を描いた絵ハガキに、我が家の桜の木が入っていることを母が教えてくれました。
中津川に向かって大らかに枝を伸ばし、川景色にやさしい彩りを添える桜を見て、とても誇らしく思いました。
「うちの桜の木!やっぱり盛岡の春を象徴する風景だよね〜」
この景色を選んでくれた画家の方に感謝
東京で生活していた頃、そのハガキをお守りのように部屋に飾っていました。

そっか〜、私にも友だちの木があった、あった
今度盛岡に帰ったら、久しぶりに会いに行こうと思います。

木とどんな話ができるか楽しみです
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ともだち  byライゼ

2010-10-18 16:23:48 | Weblog
大学時代のゼミの同窓会があり、土日で東京に行ってきました。
子どもたちは祖父母宅に預けて、同級生の夫と一緒に。
子どもと離れて泊まるなんて、初めてのことです。
久しぶりの東京にワクワク

実家の盛岡に帰るとき東京には行くのですが、
いつも通過するだけ
建物やお店がずいぶん新しくなっていて、歳月を感じつつ
キョロキョロしながら街を歩きました。
それにしても、東京の人の多さはすごいですね〜

久しぶりに会った同級生と一つ上の先輩たち。
卒業以来の人もたくさんいて、名前すら忘れていたけれど、
会った瞬間に思い出しました
いろんな記憶が芋づる式に蘇ってきて、いっぺんに時が縮まった
気がしました。

北は秋田、南は福岡(私たち!)から集まり、参加できなかった
仲間たちにも電話をして、全国各地と繋がりました
2年前まで北九州支店にいたという先輩がいて、聞いてびっくり!
お互い北九州にいることを知りませんでした〜。
なんと、私の実家・盛岡に転勤している人もいました。

男も女も関係なく言いたいことを言って、元気を補充し合って、
悩みもぶっちゃけ打ち明けて…。
本当にありがたい仲間たちです。

学生時代は、同じ歳の友だちがいるのが当たり前だと
思っていました。
でも、40歳を過ぎて、いろんなことを経験して、
くつろいで語りあえる友だちのありがたさをしみじ〜み
感じました

経営管理のゼミなので、半数くらいは経営者でした。
経営者には経営者の、会社員には会社員の大変さがあります。
夫婦や子どもとの関係に悩んでいる人もいました。
すごく楽しかったけれど、人生それぞれ、紆余曲折、
みんないろいろあるんだなぁと思いました。

帰宅すると、子どもたちがプレゼントをくれました。
貝殻で作ったメッセージアート?



「離れていても心はみんな繋がっている」
ということを表現したそうです。
よく見ると、青い目の外国人もいます


久しぶりに「ともだち」の絵本を開きました。
今回は、この言葉が響きました。

 どこか遠くにいるときも
 困難にいどむときも
 あなたのことを思ってくれる
 そんな ともだち

次に会うときはもっとたくさんの笑顔が溢れるよう、
いつも仲間たちの幸せと成功を祈っていたいと思います。
この貝殻の笑顔のように、みんな繋がっていることを
イメージしながら
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っぽい  byライゼ

2010-10-03 14:02:47 | Weblog
「てん」の続編かな?と思って手に取った「っぽい」。
作者は同じピーター・レイノルズの絵本です。
「っぽい」の原題は「ish」。
「〜のような」「〜らしい」という意味です。

「『っぽい』って、なんかポイッて投げるお話かと思ったんよ〜。全然違っとったぁ」
と、アッコ。
なるほど、そう思うか〜

「っぽい」の主人公は、お絵描きが大好な少年・ラモン。
ある日、兄から「なんだこりゃ!?ぜんぜん にてないじゃん!」と描いた絵を大笑いされました。
大好きなことを否定されるというのは、本人にとっては自分の存在そのものを否定されるくらいの大ショック
それ以来、ラモンは絵を描けなくなってしまいます

でも、妹はラモンの絵が大好きでした。
自分の部屋にラモンの絵をたくさん飾っていました。

「ちゃんと かびんっぽい えだよ。
かびんの きもちが するもん」

ラモンの絵は、「たしかに なにかが つたわってくる」絵だったのです。

正しく上手な絵を描くよりも、「楽しむ」「味わう」ことの大切さに気づき、ラモンは自由に絵を描けるようになります。

そして、毎日の暮らしを、人生そのものを、自分らしく楽しめるようになっていきました。
めでたし、めでたし

「そうそう、そうなんだよねー!」
と何度もうなづきながら読みました。

否定する人がいたとしても、ちゃんと認めてくれる人がいる。
一番大切なことは、自分が自分を認めること。
上手さを認めるのではなくて、好きだという正直な気持ちをそのまま認めることだと思います。

9月は最高レベルの忙しさで、毎日締め切り状態が続きました
睡眠不足のときはきつかったけれど、仕事そのものはとても楽しかったです。
ライターは大好きな要素で満たされた仕事ですから

そして仕事が一段落して、美味しいご飯を作るための食材をゆっくりと買いそろえ、リビングに飾る小さな花束を買って帰った日は、すごく幸せな気分でした

私にとっては、どちらも自分らしさ全開の極上時間です。
これからも素直に心の声に耳を傾け、自分らしく楽しむこと、味わうことを大切にしていきたいと思います
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どんぐりと山ねこ  byライゼ

2010-09-21 14:29:01 | Weblog
秋を感じる絵本が読みたくなって、「どんぐりと山ねこ」を図書館で借りてきました。
大好きな宮沢賢治の絵本です

賢治は故郷・岩手の偉人であり、高校の大先輩にもあたる人物。
小学校4年生の頃、伝記を読んで人となりに惹かれ、かなりのめりこみました。
私にとっては遠い親戚のお兄さんのような存在です。
・・・と勝手に思っています

夏休みの自由研究に宮沢賢治を選び、賢治が育った花巻を訪ねて記念館を見学したり、本を徹底的に読みつくしました。
研究結果を模造紙にまとめて発表をしたことを、懐かしく思い出します

人物を研究する…って、今思えばすごい発想。
確か、他の人は理科系の研究発表ばかりだったような…。

自分から母にお願いして、盛岡から電車で1時間ほど離れた花巻まで連れて行ってもらいました。
どうしても、賢治のルーツに近づきたかったし、イギリス海岸にも実際に立ってみたかった。

結局、私は小学生の頃からちっとも変っていないんだな
とブログを書きながら大発見です

回想が膨らんでしまいましたが、話をもとに戻します!
「どんぐりと山ねこ」を何十年かぶりに読んで、小学校の頃とは全然違う印象を持ちました。
昔は不思議なお話だと思っていましたが、これは少年の成長と人間の賢さ、愚かしさを描いた見事な風刺作品だったんだぁ〜と。

だれが一番偉いか何日間も言い争いを続けるどんぐり、体裁ばかり気にする権力志向の山ねこ、それにこびへつらう馬車別当。
一郎少年は、これらすべてと賢くあたたかく関わっていきます。
バカにすることなく、権力に迎合もせず、自然の声に耳を傾け、自分をしっかり持った素直さで。

娘たちも初めて読んだ「どんぐりと山ねこ」に興味津々でした。
独特な言葉の言い回しとリズム、不思議でユーモラスなキャラクターに惹きつけられたようです。

9月になってからずーっと忙しい毎日を送っていたのですが、ホッと絵本で一息つけた休日でした
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