<おでいげ>においでおいで

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闇の深さが歓喜の深さであった

2017年06月17日 02時49分21秒 | Weblog

椀に盛っていただきまする 明暗の明たらしむる暗のこころを   薬王華蔵

闇が深いほどそこに差し込む一条の光の明るさが輝きを増して来る。闇を見た者でなければ光を仰げないのだ。とすれば? わたしに光を見せるための闇であったということになるのではないか。光を仰ぐということは、闇を仰ぐということになるのではないか。この世には明と暗がある゜対極としてあるように見えるけれども、それぞれが相手を守り立てているのである。二者は一者だったのではないか。片方だけでは存立ができない、そういう関係性を持つ。とすれば? わたしを暗に閉じ込めたもののこころは、その背後にある意思は、わたしの苦悩の深さと同じくらいに、温かい慈愛の眼差しだったのではないか。光に会えたときには、それがそのまま嬉しさになる。涙になる。開眼になる。法悦になる。それを思って涙して、嗚咽して、今夜は暗のこころを椀に盛る。押し頂いて咀嚼する。闇を深くしたのは、光の輝きを深くするためであった。歓喜と法悦をわたしに深く受信させるためであった。闇の深さが歓喜の深さであった。

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