<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

宇宙所有がだんぜん安楽

2016年10月15日 10時15分32秒 | Weblog

「ある」と「所有する」とは一致していない。「ある」ものでも自己所有できないものもある。自己所有できるものが、むしろ、わずかである。このわずかがわずかでいいのは、ちゃんとした理由がある。無駄だからである。自己所有してもなんにもならないからである。それで所有したという気持ちにはなるのだが、それを行使することが出来ない。だから宝の持ち腐れである。腐ってしまうものは自己管理しなくてもいいのである。自然に任せておいた方がいいのである。そっとしておくに限るのである。億万の富もこの種類である。たいがいは腐ってしまう。あるいは害を為してしまうことだってある。益に出来る人は相当に人格者でなければならない。自己所有をしないと所有欲が満たされないのでついついそうする欲望が高まるが、徒労である。宇宙所有が安楽である。空気だって風だって光だって水だって宇宙所有である、だから。空だって海だって星だって宇宙所有である、だから。この宇宙に「ある」ものは無限数である。無限大である。わたしにそれが見えていないだけであるが、「ある」ものはあるのである。それを思うと嬉しくって嬉しくってわたしは飛び跳ねたくなる。この世には「わたしが所有できるもの」しかないとすれば、それは限定された僅かなものだったはずである。わたしの自己所有を離れたところに無限数・無限大がある、それをひそかに想い見て嬉しさに辿り着くのである。そういえばこの自己放下、所有の放擲は、釈尊の悟りの内容だった。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 空に光の芸術作品 | トップ | 自己所有と宇宙所有を天秤に... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL