<おでいげ>においでおいで

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オニユリは鬼百合と書く どうしてなのかなあ

2017年07月16日 04時06分46秒 | Weblog

七月も中半まで来た。行くところ行くところにオニユリが咲き出した。橙色の花瓣がくるりと巻いて雄蕊雌蘂を突き出している。花粉に触れると色がなかなか落ちない。「わたしをあなたの行くところまで連れて行ってほしい」とねだる、甘い声で。なかなか情がある。

オニユリは鬼百合と書くのだけれど、どうしてなのかなあ。鬼でも好きになるからかなあ。

それとも鬼の国という国があって、そこから輸入して来たものなのかなあ。それともそれを手折ると鬼にさせられてしまうのだろうか。あまりに美しいからついつい手折りたくなる、それは分かる。でもそうすると途絶えてしまう、そうならないようにというので、恐い鬼の名を冠しておいたのかなあ。

いやいや、ほんとうは鬼は鬼百合みたいに情け深いのだよと教えているのかもしれない。鬼百合は黒揚羽蝶に雄蕊雌蘂の栄養ドリンクを朝ごとに恵んであげている優しい心の持ち主。鬼たちもそういう慈悲心の持ち主に違いない。で、二人は月夜の晩や星の夜に野原でこっそり会っているに違いない。お祭り騒ぎをして、笛太鼓を鳴らして鬼たちが周りを囲んで踊るとオニユリたちがククククククと笑い出すのだ。

そういえばたしかにそんな表情をしているように見えてくる。笑いを押し殺したような。

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