<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

雑事を切り捨てて切り捨てる

2017年07月08日 04時54分29秒 | Weblog

夜もすがらホトトギスが鳴いていた。ただひたすらに、「恋しい恋しい」と思いをぶつけ恋しい相手を呼び続けていた。寝も遣らずに。そんなにも恋しい相手がいたのだろうか。もう障子戸の向こうはうっすらと明るい。もしかしたら、一生をこれに費やしているのかもしれない。そうだとしても、それでいいのかもしれない。人間はそうすることを、本能のままに生きることを寧ろ蔑むかもしれないが、それを貫くことは純粋なことかもしれない。ひたすらに思いを募らせていく。雑事を切り捨てて切り捨てる。それを貫徹することで、次第次第に己の感性が磨かれていくのかもしれない。信仰に近くなるのかもしれない。ホトトギスは渡り鳥。夏の間日本で暮らしている。こちらでは祇園山の山裾の森を住み家としている。

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