従是西方過十万億土 有世界 名曰極楽 其土有仏 号阿弥陀 今現在説法
「仏説阿弥陀経」より
これより十万億の土〈くに〉を過ぎて、世界あり。名づけて極楽という。その土に仏有り。阿弥陀と号す。いま現にましまして説法したまへり。
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サーリプフッタをはじめとする多くのお弟子衆などに向かってお釈迦さまが阿弥陀経を説いておられます。
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ここから西の方角に行くとそこには十万億もの仏の国々が続いています。そのどの国にも仏さまや菩薩さまや、仏を慕って集まって来られた人々がいます。その人々に向かって仏様がこの大宇宙の真理を説いておられます。そこを見ながら過ぎて行きますとそこに新しく建設された仏の世界が有ります。みなさんはここに迎え入れられます。極楽という名の国です。この国には阿弥陀という名の仏がおられ、今まさしくこの大宇宙の真理を説いて聞かせておられます。
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わたしたちは死後ここへ来ます。ここへ迎え入れられます。もう安心です。お釈迦さまはそれまで住んでいた娑婆の概念とその通用語を駆使して懇切に解りやすく具体的にお話しになられました。いきなり仏の国の概念とその国の仏の言葉ではみんなちんぷんかんぷんになるばかりだったからです。