緑とともに・・・・

小田原市久野にある有限会社小田原植木のBlogです

海外のGardenBonsaiヴーム

2009年08月20日 | 商品紹介
植木の話がマスコミのニュースになることは珍しいです。今までも、○○市の銘木が落雷で折れた、とか、江戸時代からある××市の松並木が松くい虫の被害にあっている、などのニュースばかりでしたが、本日インターネットのJ−CASTニュースは、『日本の「マキ」中国が「買い占め」 なんと1本1000万円も出現』 と題し以下のようなニュースを伝えています。

中国ではここ数年、マイホームブームと相まって庭木の「マキ」がもてはやされている。そのせいで、日本産の良質なマキは大小問わず、香港・中国のバイヤーにごっそりと買いつけられている。中には1本1000万円の値がついたものもあり、降ってわいたようなブームに千葉や静岡の産地は困惑している。

1バイヤーだけで7000万〜1億円ほど購入
「マキ」とはマキ科マキ属の樹木。「イヌマキ」のことを指す場合が多い。比較的温暖な地域に分布しており、庭木や防風林として植えられる。日本ではゴルフ場で見かけることも多い。とりわけマキの植栽が有名なのは、千葉県匝瑳(そうさ)市。匝瑳市には植木業者約300〜400社が集中している。造形が美しい優れたイヌマキを育てていることで、知られている。

匝瑳市には3年ほど前から、香港人・中国人バイヤーが頻繁にマキを買い付けにきている。匝瑳市の八日市場植木組合・佐藤悟組長によると、現在20人近くのバイヤーがきている。「マキの価格は、胴回りの太さと造形の美しさによって決まる」そうで、その価格はまちまち。主流は100万円〜200万円前後のものだが、最も高かったものは樹齢300年の大木で、1000万円の値がついた。ひとつの畑のうちの約7割がごっそりと買われてしまったケースもあったそうだ。

「マキはこれまで、1年間に10本売れればいいというものでした。ところが、ここ2,3年は、1バイヤーで、年間50〜80本を買いつけています。価格にして7000万〜1億円になる計算でしょう」
これほどまでに「マキ」がもてはやされているのは、中国のマイホームブームと関係している。マキは中国名を「羅漢松」と呼び、中国では幸せを呼ぶ木、縁起物として重宝されている。手入れの行き届いたマキの枝ぶりは、「龍」のように見える。この木があれば、一生貧乏になる心配はないともいわれている。

「近い将来、品薄になるかもしれません」
花きの輸出に詳しいフラワーオークションジャパン(FAJ)の上西博之さんによると、香港人・中国人によるマキの買いつけは千葉県匝瑳市に限らず、静岡県浜松市浜北区などでも行われている。買いつけたマキはコンテナ輸送するため、大小さまざまなものが詰め込まれ、輸送される。その後、中国・広州を経由して、中国国内で出回るようだ。

もっとも、マキは通常、おじいさんの世代で植えたものを孫が売るというように、育てるには長い年月がかかる。商品になるのは高さにして3メートル以上、木の胴回りは80センチ〜1メートル級のもので、ここまで育てるには約80〜100年かかる。そのため、上西さんは「頃合いの良い商品は、枯渇の方向に向かっている」と指摘する。

「しかも、最近では造形を加えていない原木までもが買われているようです。中国にいる日本人技術者の手入れの方法を、見よう見まねで習得しているようです。もちろん、日本のような高いレベルの手入れとまではいきませんが、素人目には十分なクオリティを保てるというわけです。将来的な投機として、原木を確保しているのでしょう」
前出の八日市場植木組合・佐藤さんも、「マキがすべて刈り取られることはないでしょう。手入れをしていないマキはまだたくさんあるからです。ですが、手入れの行き届いた商品となるマキは近い将来、品薄になるかもしれません」と話している。
[ 2009年8月19日19時5分 ]


日本の樹芸文化が日本では評価されなくなりつつある中で、中国でもてはやされています。
ニュースにはなっていませんが、ヨーロッパ各国においてはもう十数年も前から、日本の仕立物の木がもてはやされて、『Bonsai』とか『GardenBonsai』と呼ばれています。
将来、日本庭園にあるような仕立物の木々は海外に行かないと見られない、なんてことが起きるかもしれませんね。
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ヨーロッパ 1000万
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