小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



老朽化により2016年から運転を休止していた小田原城址公園こども遊園地のメリーカップ。昨年の市議会で廃止が決定され2月19日から撤去されることになった。小田原城址公園にこども遊園地が整備されたのは昭和25年。市政10周年記念として小田原こども文化博覧会が開催された際に豆汽車と飛行塔とメリーゴーランドが設置されてこども遊園地が始まった。昭和45年に開設当初からあったメリーゴーランドを取り壊して、新たにメリーカップが導入され2016年まで多くの小田原市民に親しまれてきた。メリーカップは直径8.4mの円盤上に9基のカップが取り付けられている。運転休止後はカバーが掛けられてなんとも物哀しい姿。メリーカップに関する資料を色々と探してみたが情報が少なくて機械や製造元の情報は不明だったが、広報おだわらの昭和46年2月にメリーカップについての記載があった。広報おだわらによるとメリーカップのお目見えは昭和46年の新春。お正月の10日間で1万3000人を乗せたと書かれている。私が初めてこども遊園地のメリーカップに乗ったのは今から40年以上前だが、子供の頃から乗ると気持ち悪くなるので好きではなかった。個人的には苦手な遊具だったが、長年見慣れたメリーカップが姿を消すのはやはり寂しい。

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コメント
 
 
 
残念ですね (KUNO)
2018-02-21 00:02:12
40年前の小田原城址公園は観覧車、コーヒーカップ、子供電車やゴーカード楽しかったですよね。
そして天守閣の周りはライオン、象、カバもいたような、、、懐かしい時代ですね。
 
 
 
>KUNOさん (端々)
2018-02-28 00:37:58
年々、城址公園は整備が進んでいますが家族連れで楽しめる場所から観光客誘致への場所へと変わりつつあって面白みがなくなっていっているように感じます。見慣れた大木も次々と伐採されて残念でなりません。
 
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