小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



1950年から小田原城址公園で60年近く飼育されたアジアゾウのウメ子が亡くなったのが2009年秋。その後、入生田にある生命の星・地球博物館で標本作りが行われていたが、12月15日からの企画展で骨格標本が公開されることになった。その企画展に先駆けて、プレ企画として、企画展準備中の展示室が12月9日まで公開されている。ここ数日はウメ子の組み立て作業が行われていると知人から連絡をもらったので様子を見に立ち寄った。ウメ子の骨格標本の組み立て作業を見るため入生田の生命の星・地球博物館へ立ち寄った。知人からの連絡では今日のお昼前後に作業がいろいろ行われていて見に来るには良い時間だと教えてもらったが、所用が重なってしまい閉館直前の午後4時ちょっと前になんとか到着。ウメ子の骨格標本の組み立て作業が行われているのは、エントランスを入ってすぐ左手の特別展示室。入場料を払わなくても見れる場所だったのでちょっと得した気分。 12月9日まで企画展のプレ企画として展示づくりの現場を公開している。残念ながら展示室の中には入れず入口からの見学のみ。入口のフェンス部分には、今日の作業内容としてアジアゾウの骨格設置と記載されていた。入り口から展示室の中を覗く。大きな木製の展示台になにか大型の動物の骨格が取り付けられていた。展示室内には誰もおらず作業も行われていない。何枚か写真を撮っていたら後ろから知人に声を掛けられた。もう本日の組み立て作業は終了してしまい、標本もほぼ完成したので後は微調整のみとのこと。今回の骨格標本の展示は左側部分のみなので、右側のパーツはコンテナに入れられていた。ウメ子の組み立ては昨日の午前中から始まったとのこと。骨格標本といえば上の写真のようなものを思い浮かべるので、今回の木の台に固定しての展示は少し以外だった。知人にその旨を質問すると、博物館で目にする立体の骨格標本は軽い樹脂製のレプリカがほとんどで、本物の化石や骨だと重いのでそのような展示は行えないとのこと。なので、ゾウのような大型動物の本物の骨格標本の展示は今回のような半身だけの展示になってしまうようだ。展示室の入口からは顔の部分が良く見えなかったので、12月15日からの企画展に出かけてゆっくりと見てみたいと思う。そのほかに、今年の正月に小八幡海岸に漂着したザトウクジラの骨格標本も展示されるとのことなので、そちらの展示も楽しみだ。

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コメント
 
 
 
さすがの取材力!骨格標本 (TOKO)
2012-11-29 08:48:19
今朝の新聞の写真で斜めの板に、梅子の骨をのせてるのはなぜかと思っていました。謎が解けました。流石!
 
 
 
>TOKOさん (端々)
2012-12-02 22:26:16
ウメ子の展示用の台は特注でかなりお金がかかったそうです。でも半身だけだとやっぱり少し違和感がありました。
 
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