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小田原の端々



昭和時代に建設された建物が老朽化のため取り壊されるのを目にすることがここ数年増えてきた。小田原市久野にある公共施設もその役目を終えて今年度中に解体されることになった。小田原市久野にある勤労者会館は昭和52年の開館から地域勤労者の福利厚生活動の場と使用されてきたが、老朽化や他の公共施設の整備状況などの事情により3月31日をもって廃止された。約40年前の建築物だけあって経年を感じさせる外観。勤労者会館は昭和52年の4月7日にオープン。地域勤労者の厚生活動と研修の場として整備されたもので、開館当時は事務室のほか30名収容の会議室が二部屋が供用された。入口のガラスから会館内を覗くとまだ備品関係は残っていて、内装もやはり昭和の雰囲気を感じるつくり。庇の出っ張りが印象的な勤労者会館だが、平成29年度の小田原市の工事発注に解体工事として記載されているので、今年度中には解体される予定。第二四半期に入札が行われ、工期は半年なので来年の春には更地になっていることだろう。

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