多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

心と体の連携

2018-01-14 17:21:41 | コンディショニング
よく「カッとなって やってしまった」という言葉を聞く。


人間なら 誰しも感情があり、怒りを感じる事もあるのが当然だと思う。


他の 感情にしても同じだと思うけれど、


「こう感じたので それをそのまま 相手にぶつけました」が


許される場面は 多くはない。


年齢が小さいから 家族だから 友人だから


OOだから 何何だから・・・


どういう場面では 自分の感情を表してもいいのか、


どの程度 行動を伴ってもいいのか。



私自身も そういう判断ができず、人と関わりが持てなかった。


人と 会話ができるようになっても、適切な会話や


適切な 対応ができなかった。


それは 私が 持っている「発達凸凹」や「愛着障害」が


もたらした部分も あったけれど、


「心と体の連携」が できていなかったというのも


大きな要因ではなかったか、と 今思う。


自分が思考して 動くべき部分では ちゃんと動ける体、


体を動かしたい衝動に駆られても、それが 不適切な場面では


自制できる心があれば、能力が凸凹で 人と同じようにできない部分があっても、


それを 十二分に補える、と思うようになった。


ただ言いなりになるのとも違うし、自分を押し殺すのとも違う。


うまく表現ができないが、人間としての基礎が 


ある程度 できあがっていれば、他の部分を補う力や


知識や経験がない場面で 対処しなければならなくなっても、


自力で適切な判断や 行動ができるのではないかと 思う。


そこで 失敗しても、それを糧にして、次の段階に進めるのではないかと


思う。自分自身や、家族の今までを 振り返ってみて、


そんな事を感じた。







人間脳の根っこを育てる 進化の過程をたどる発達の近道
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