時間

過ぎ去っていく時間には、今ここを通り過ぎたという証を刻みつけていきたい。
無為にすごせば、跡形もなく消え去ってしまう。

いや
跡形もなく消えていくのは時間の本質であるかもしれないから、それは仕方がない。

でも、ささやかな証でいい。特別なものでなくてもいい。自分がいた場所に小さな花でも咲いてくれれば幸せだ。