The Game is Afoot

SHERLOCK & Benedict、その他 ドラマ、映画、書籍等々思いつくまま書いています。

SHERLOCK S4E2 ”The Lying Detective” : ネタバレ感想と検証 (6)

2017-05-17 11:36:16 | Sherlock S4E2 : The Lying Detective
『シャーロック』シーズン4:「臥せる探偵」

以下ネタバレになりますのでご注意下さい。
あれこれ内容に触れながら 正典との繋がり、感想を書いていきたいと思います。


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・・・・・・続きです


ジョンが221Bに着くとマイクロフトが秘密諜報員”Spooks”を引き連れて部屋の中を捜索しています。
「自分の弟が心配で秘密諜報員を使っているのか」と詰問するジョンに、「シャーロックは機密情
報に属するもので兄弟である事には関係ない」と言い切ります。
「何故シャーロックがスミスに固執するのか。 あの執着は父が扮したサンタを罠に掛けた時より
もっと重症だ」と言うマイクロフトに、メアリの幻が「ちゃんと聞きただして」とせっつきます。
「居もしない女性と話しながら一晩中過ごしたり…」と言うマイクロフトに、「あの時電話で 兄弟だ
からといって特別扱いはしない。(慌てて言い繕うマイクロフトに) 貴方は”It didn't the last time,
and it wouldn't with Sherlock”(例の言葉をしっかり覚えていたジョン)、そして”So, who was it
the last time?” 「貴方は誰の事を言っていたんですか?」と問いただします。
メアリーの幻が笑いながら ”Atta boy”(上出来!みたいな感じ? っていう事はジョンが自画自
賛って事で)。
ジョンは執拗にマイクロフトを詰問しています。 「貴方は嘘をついている。シャーロックがただ1人の
弟ではない。もう1人居るんでしょ?」(メアリーの幻に煽り立てられながらマイクロフトを追及するジョン
ですが、つまりジョン自身がここははっきりさせようと頑張ってるって事)
マイクロフトは夢中で否定しますが、「秘密の兄弟。 秘密の塔の中にでも監禁しているんじゃないん
ですか?」と詰め寄るジョン。(さり気なく言ったジョンの言葉が鋭く核心をついているので マイクロ
フトはギョッとして苦虫を噛み潰した様な表情)。
そこへハドソンさんがやってきます。
弟が自暴自棄になっている理由を見つけようとしていることを知ったハドソンさんは大笑いして、ジョンの
事を引き合いに出しながら ジョンはバカだけどそれはそれで構わない。素敵なお医者様なんだからと言っ
ちゃいます。隣で聞いているジョンの微妙な顔(笑)

だけど、マイクロフトの事を愚か者だと言ってしまうハドソンさん。
誰よりも弟の思考プロセスを理解しているというマイクロフトにハドソンさんはシャーロックが感情
的な人間なのだと説明します。
シャーロックが事件を解明出来なかった時はどうしていた?とハドソンさんに聞かれたジョンは
「ナイフで刺していた」と。 そしてフト暖炉を見てナイフで刺された封筒を見つけます。 
封筒の中にはあのメアリーのビデオメッセージが入っているディスク(”MISS ME?”と書かれた)が
あり、そこに居る全員で見る事になります。




メッセージを見始めたジョンは衝撃を受け 悲痛な表情で「止めてくれ」と言うのを聞くと ハドソンさんは
「皆直ぐに出て行って。」と言って部屋から出る様に指示します。

後に残ったマイクロフトに対しても ”Get out of my house. You reptile”「私の家から出て行って。見下げ
はてた人ね」と追い出します(シャーロックの事を理解していないって事なのか、人間の機微を解さないって事
なのか? それに対して無言で渋々出ていくマイクロフト。 ここでもハドソンさん英国政府ものともせず指示
するツワモノ振りでを形無しのマイクロフトも逆らえない)


気遣うハドソンさんですが ジョンは初めてメアリーのメッセージを見始めます。

シャーロックに語り掛けるメアリーは、「ジョンを守って。貴方しかジョンを救えない」と。ただ、メアリーは 
ジョンが救いの手を拒絶するだろう事、シャーロックが人間を良く分かっていないから自分が少しだけ手を貸す。
私達2人ともが愛する人の為にやるべき事がある。 救いを受け入れないジョンを救うただ一つの方法は、つまり、
”ジョンにシャーロックを救わせる”という事。 そして あの ”Go to hell, Sherlock ”悪人に喧嘩を吹っ掛け
自らを死の淵 ”hell”に追い込み 貴方がジョンを必要としているのだと彼が感じたら 彼はそこに居るでしょう」
と(E1の最後で衝撃的だった”Go to hell”の意味がようやく分かりますが、しかしシャーロックにそこまでやらせ
るとは←鬼か!)
(※ 実際はメアリーのメッセージが飛び飛びに配置されているのですが、ここでは纏めて書いて置きます)


それを聞いて シャーロックが危険な状況に置かれている事に気付いたジョンは慌てて221Bから飛び出して行き
ますが、それを見たハドソンさんは愛車アストン・マーティンの鍵を貸します。 (あんなに貸し渋っていた
愛車を貸す程の緊急事態だと理解しているハドソンさん。)
スミスの病院に向かって車をぶっ飛ばしながらレストレードに電話をしてシャーロックが危険な状態だと伝える
ジョンに レストレードは警官を配置しているから心配ないと言いますが、何が起きているか分からないがメアリー
がメッセージを残したんだと伝えるジョン。
(運転しながら電話はダメじゃないですか?でも、緊急時だから・・・)


一方、ジョンが去った後の1人横たわるシャーロックの病室では、壁の隠し扉からカルバートン・・スミスが忍び
込んできます。 ラテックスの手術用手袋を付けています。
部屋の外には警官が居るのにどうやってこの部屋に入ったのか尋ねるシャーロックに 自分はH・H・ホームズが
殺人用の自分の城(ホテル)を作ったのと同じように自分専用に自由に出入り出来る特別室を作ったのだと言います。
(つまり殺人用の特別病棟)
スミスはそんな彼の居城に危険を承知で入り込んだ理由を尋ねます。
”I want you to kill me” 「僕は貴方に殺して欲しい」というシャーロックに点滴の投薬量を増やすスミスは、
「後で元に戻せば事故として処理される。君は今どう感じている?」と尋ねます。
「怖い。 死ぬのが怖い」と弱々しく言うシャーロックに、「自分で望んだ事だ」とスミス。
自分なりの理由があるのだと言うシャーロックに、本当は死にたくないのだろうと 何度も死ぬのが怖い。死にたく
ないと言わせるスミス。
(正典のホームズもうわ言を言ったり、やって来たスミスに弱々しく助けを乞う姿が辛いのですが、ここでも涙を浮
かべ弱々しく死にたくないと呟くシャーロックを見るのは胸が痛くなります。)


その間シャツの腕をまくり上げ点滴の数値を上げます。
殺されることが分かっているのに何故ここに来たのか尋ねるスミスに、「貴方の自白を聞く為だ。自分が正しかった
ことを知るためだ」というシャーロック。 何故人を殺すのだと問うシャーロックに 憎悪でも復讐でもなく 他人を
殺す事は信じられない様な幸せを感じさせてくれるからだと(クスクス笑いながら)死人は物だ。自分は人間を物に
変える事が好きなのであり、物であれば所有する事が出来るのだと言いながらスミスはシャーロックの鼻と口を塞ぎます。 
シャーロックに目をそらせない様に囁きながら息を止めようとするスミス。


丁度その時ジョンが病室に飛び込んできます(ドアが開かなくなっていた為 消火器で扉を壊して強行突入)
スミスを羽交い絞めにしながら「彼に何をしていたんだ?」と言うジョンに、苦しんでいたシャーロックを助けよう
としていたのだと言い訳するスミス。


大丈夫か? と心配するジョンに、シャーロックは スミスが薬の過剰摂取と窒息で殺そうとしていたのだが 
シャーロックの大ファンであった看護師により点滴が生理食塩水にすり替えられていたのだと説明します。
(しっかり事前にファンの協力を得ていたシャーロック。 「僕のブログのファンだ」と・・←ジョンのブログだけど)

シャーロックの容態を心配するジョンに、「勿論大丈夫じゃない。栄養失調、腎不全、それにヤク中だったんだ。どういう
主治医なんだ」と酷い言い方をするシャーロック。 しかし自白を取れたと言うシャーロックに、自白等していないと否定
するスミスは、シャーロックのコートから3つの録音用装置を見つけ回収してあるから証拠を残せる筈はない言い張ります。
シャーロックは、人は3番目の物を見ると何故か安心するんだ。 3番目の後は諦めるんだと言います(これがチョット良く
分からない。自分はその先を読んで 常に万全を期すんだって事を言いたいのかしら?) 何の事かと聞くジョンに 意味
ありげにニヤリと笑うシャーロックをみて、その意味に気付いたジョンは「この野郎!(みたいな感じ)」と言いながら傍
にある杖を取り上げ 持ち手の部分を捻ると中に盗聴器が仕掛けられています。(あのジョンが置いて行った杖です)
「2週間前に?」と聞くジョンに、「3週間前」とシャーロック。
(3週間前という事は、謎のフェイスがシャーロックを訪れ そのフェイスが持っていた杖を見て 同じ様に杖をついていた
ジョンを思い浮かべたシャーロックは、その直後にスミスの病室に入り込むことを計画した上、病室に入れば私物は確認、
没収されることを先読みし、病室にあっても不自然でない杖を持ち込む事迄考えて その杖に仕込みをしていたって事になり
ますね。 ただ、歩けない訳では無いシャーロックに杖を・・ってのは少々無理がある様にも思ったのですが・・・・兎に角
天才シャーロックは先の先まで読んで計画を立てていた言う事になるのでしょう。)。




スミスは警官に連行されました。






・・・・・to be continued です。




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4 コメント

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Unknown (篠田真由美)
2017-05-17 12:34:18
有り難うございます。いよいよE2もクライマックスですね。dicoさんのスクリプト訳と両方読ませていただいて、脳内であれこれ考えています。まとめはやはり放映を見てからですが、今回S3までを脳内リピートして思いついたことがあったので、ちょっと書き込ませてもらいます。

つまり、ジョンはS3E3の時点でもうメアリへの愛がかなり冷めていたんじゃないかってことです。だってS1E1でためらいなくシャーロックを助けるためにキャビーを射殺した彼が、マグヌッセンは撃とうともしなかったんですよ。本当に愛している人の敵なら、むしろこいつを殺すのは自分の権利だ、と彼なら思わないでしょうか。

結婚そうそうメアリの意外すぎる過去が明らかになり、彼女が親友を殺しかけたからといって、愛が冷めるというのは「ちょっとなあ」とは思います。そんな女なら最初から出すなといいたいです。
でもジョンは理性で考えて、メアリを赦した。プロポーズのときの情熱は戻らなくても、夫婦として子供に暖かい家庭を与え、生活を維持したいと考えた。むしろふたりの結婚をなにがなんでも守ろうとしたのはシャーロックで、そのために自分の手を汚した。ジョンは「ええっ?」と少し引いた。そのすれ違いを考えると、悲しい気持ちがしちゃいますが、S4の展開とも合う気がしましたので。
たびたび失礼をば。
ジョンの気持ちは・・・ (Yam Yam)
2017-05-17 19:10:27
先生早速有難うございます。
>HLVの時点でジョンのメアリに対する愛情が冷めていた。
そうなのかも知れませんね。 ただ、ジョンがメアリを愛したのは彼女の中に自分と同じ物を感じ
た(とシャーロックもメアリも指摘していた様に)からで、思ってもいなかった様な過去が分かった
時点でも、そしてシャーロックを殺しかけた事を知った後もそれらを許したという点から考えると 
そんなメアリを守りたい一心であったと思います。まして子供も出来るという事で兎に角家族を守
りたい事だけに目が向き シャーロックの事はおざなりにしてしまっていた。自分を犠牲にしてま
で犯したシャーロックのマグヌッセン殺害も まるで他人事の様に考えている様な言動のジョンは
むしろ自分達家族の事しか考えていない様に思えてたのですが、嘘で固めたメアリの過去に対
する蟠り、不信感は心の奥底に残っている上に、子育ての疲れなどから現実逃避の気持ちも少
しあり、そんな心の隙を見透かし利用しようとした”E”さんからの誘惑に引っ掛かりかけた訳で 
その後ろめたさと告白できないままメアリに死なれてしまい やり場のない怒りを筋違いのシャー
ロックにぶつけた。 と自分でもどうして良いのか分からない状態になっている様に感じます。
ただ、そんな頑ななジョンもメアリの幻の口をかりて本心が垣間見えるのがチョット救いも感じま
すが。

シャーロックは2年間ジョンを騙して悲しませた償いの意味もあり、ジョンとメアリを守る事のみで
動しているので メアリに翻弄されている様な気もしました。

正典に基づけばジョンとメアリを結婚させざるを得なかったのは分かっているのですが、それもこ
れもメアリのキャラクターをプロの殺し屋などという設定にしたのがそもそもの間違いなので、今
更…なんですが(口がすっぱくなる程繰り返していた事ですが)。
シャーロックの自分を犠牲にした捨て身の献身をジョンがしっかり理解して元の二人の関係が戻
る事を祈るばかりです。 
メアリーの幻=ジョン (Misty)
2017-05-20 18:49:17
こんにちは。
私、自分で見てるときはメアリーの幻=ジョンの心の声というか結局自問自答だということをよく分かっていなかったのですが、それが分かってくると、ジョンって結構鋭いのかな…もうひとりの兄弟に気づいたり…と思ったりもしました。

そう思ってメアリーの幻の言動を考えると、表面上はシャーロックに筋違いな怒りをぶつけていても、本当は筋違いと分かっているとか、シャーロックと冒険することへの引力とかが垣間見える気はしますね。でも、映像や声としてはやっぱりメアリーという形を取っているので、つい何というか…もういいよ、いいかげん二人の直接のやり取りにしてよ…という気持ちになってしんまうんです(涙)

この辺のジョンの葛藤とかが、もうちょっと直接的に描かれてたら、S4ジョンにここまで不満を感じなかったかなぁ…と思うのですが。あからさまなのはスマートじゃないとしても、もうちょっとやりようがあったんじゃないかとか…ああ…また愚痴が(汗)
>メアリーの幻=ジョン (Yam Yam)
2017-05-20 21:50:44
Mistyさん、こんばんは♪
そうなんですよね~、メアリーの口を借りたジョン自身の考え(これはメアリーの幻自身も言ってい
ましたが)である 或はメアリーが居ればこんな時こう言うだろうと言うジョンの心の声が良く分か
るのですよね。 そうそう結構鋭い。でももう一人の兄弟に気付く過程はチョット無理があるんじゃ
ないかしらん・・・(又余計なツッコミ)。 
兎に角何時までもメアリーを出しているのがつい・・・ね。 ホント、もういいよ・・・ですよ。アッ又
言っちゃった(汗)
メアリーの幻がシャーロックに帽子をかぶらせたがるってのも、ジョン自身の冒険への渇望の現
れでしょ。 メアリーの幻が煽っているのはそういうジョンの本心の現れでしょうもんね。
それを素直に口に出せなかったのは自分自身に対する怒りみたいなのもあったせいなんじゃな
いかと(回りくどい)・・・それから、TSTでシャーロックがメアリーの方を頼りにしていた気配も感じ
て 嫉妬とまではいかなくても 何となく鬱積した気持ちもあったりで 猶更素直になれなかったの
ではないかと勘ぐっていますが、兎に角メアリーの幻の口を借りなくても もう少し素直に口に出
せなかったんだろうか? ジョンってそんな性格だったんだろうか? 少し良い過ぎかもしれない
けど もっとシンプルで分かりやすいな性格だったんじゃないかと思っていたんですけどね。 

何となくこれまでのシャーロックとジョンの立場が逆になっている様な感じもあり、だから 以前
Mistyさんとも話し合った様にジョンが成長していないと感じるんですよね。
兎に角自分本位に感じられる描き方でジョンに対する同情心が薄れてしまう様な気もします。

又言っちゃいますが、やはりメアリー中心の展開で死んだ後もシャーロックとジョンが翻弄されて
いる様で何とも後味の悪い状況は嫌ですね。
なんかシャーロック1人が重荷を背負っている様で(涙)←依怙贔屓?
あ~もう本当に相変わらず愚痴が出ちゃいますね。

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