田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

COP CAR コップ・カー(Cop Car)

2017年06月10日 14時28分22秒 | 日記

 ケビン・ベーコンが主演・製作総指揮を務め、イタズラで警察車両を盗んだ少年が、恐ろしい悪徳保安官から執拗な追撃を受ける様を描いた。家出中の少年2人が荒野で1台のパトカーを偶然見つける。ゲームで覚えた運転知識で本物のパトカーを無邪気に乗り回す2人だったが、そこへ車を盗まれたことに気付いた持ち主の保安官から無線が入る。やがて少年たちは、車のトランクにあってはならないものがあることを知る。監督は、イーライ・ロスに才能を見い出されてホラー映画「クラウン」で長編監督デビューし、続く本作がサンダンス映画祭で注目を浴びたことから、2017年製作の「スパイダーマン」監督に抜てきされたジョン・ワッツ。(映画.comより)

 

 

 公開規模から言って、多分B級映画の扱い。知ってる俳優さんはケビン・ベーコンだけだったし。でも、マジでおもしろかった。これは拾い物!録画しといてよかった~。

悪ガキそーな男の子二人が出てくるんですが、これが絶妙の演出で、うちにも9歳のアホガキがいるのですが、まさに「絶対にやる!」ということをやりまくるんです。男の子のアホさ加減が実にうまく描かれていて、共感しっぱなし(笑)。うますぎるよなぁ。

ちょっと気弱な感じの少年と、イキった感じの少年が二人。家出でもしたのでしょうか、ああだこうだ言いながら延々歩いています。すると!草むらの中にパトカーが止まっているではありませんか。最初は警戒していた二人も、誰もいないとわかると乗り込んでしまいます。ふいに鍵を見つけた二人、イキってるほうが「俺、車の運転できるんだ」などと、ゲームの知識しかないくせに知ったかぶり。なんだかんだ言っても、気弱な方も一緒に乗って出発。よほどの田舎道なのか、かなりの間、人に会うことなく乗り回します。だんだん調子に乗ってきた悪ガキどもは、スピード全開、サイレン鳴らしてはしゃぎまくります。たった一人、すれ違ったおばさんが不審に思い、後に警察官に伝えることになるのですが(適当にあしらわれてしまうけど。おばさんが軽んじられるのは、日本でもアメリカでも一緒なんですねぇ)。

場面は変わって、悪徳警官ケビン・ベーコンの登場です。彼はかなりの悪徳警官みたいで、今も人里離れた目立たない場所に車を止めて、一つの死体を埋めていたのでした。死体を埋めるって、かなりの重労働ですから、終わった後は一服。そして、車を止めた場所に帰ってくると、ない!止めたはずのパトカーがない!アセりまくるケビン。これは予想外。

仕方がない。走って移動するケビン。無線のついた車を見つけ、何食わぬ顔で警察無線に連絡し状況を探ります。なにしろ予想外だから、車を盗もうにも靴紐なんか使って必死の表情。そのうち、状況がわかってきます。子供に盗まれたことにイラつくケビンは、無線で「こら!ガキども!」と、自分の車の無線に向かって脅しの言葉を吐きますが、子供たちは運転に飽きて外で遊んでいて、聞いちゃいません。防弾チョッキを着て試しに撃とうとしたり(安全装置を知らなかったから未然に収まる)、やりたい放題。アホですね~。でもわかる~。

そのうち無線が鳴ってることと、トランクから物音が聞こえることに気づく二人。なんと、トランクには血まみれで縛られた男が入れられています。放って逃げようとするも、”いい人そう”な男に説得され、縄をほどいてやる二人。たちまち男に支配下に置かれてしまいます。予想しろよ、イキってる暇があれば、と見ている方は思いながらも心は納得してしまっています。いちいち「わかる」のです。この男も「悪徳警官め。弟を殺しやがって。復讐してやる」という魂胆がありますから、子供たちに無線であることないこと、言わせます。

子供たちに会うためやってくるケビン、待ち伏せる男。双方当然銃を持ってます。ところが、ここにさっきのおばさんがのこのこやってきます。こんなことに関わらなければいいのに、相手は子供だし、放っておけなかったのでしょうね。「あなたたち!私はこの辺の道は熟知しているのよ。逃げるのはやめて出てきなさい」ってな具合です。でも、警官がいるし、「え?」と思っているうちに、とばっちりを受けてかわいそうなことに。おばさんに罪はないのに。

どさくさに紛れて子供(イキってるほう)も傷を負います。大人も入り乱れますが、気弱だった男の子も友達を助けるため必死にパトカーを走らせることになります。なんとか人里まで・・・必死な子供の表情がまたいいのです。つい「大人はどうでもいいから、がんばれ」って、手に汗握って応援してしまいます。

しかし、小粒な作品でしたが、よくできてましたね。自分の罪を必死にカモフラージュしながら事態の収拾をはかるケビンといい、おばさんと言い、登場人物は少しなのに、本当におもしろかったです。なにより子供の描写のリアルさが絶妙でした。オススメです。

 

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